- 2013-4-28
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中), 勉強計画の立て方, 目標を設定する
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今年のGWは中盤からとってもいい天気が続くらしいですね。
私自身はあいかわらず(?)まったく外に出て遊ぶとか、リフレッシュ休暇のようなものとは無縁の生活を送っております。外で遊ぶことは大好きなんですが。
いろいろ理由はあるのですが、そもそもGWとかお盆とか正月といった、みんなが休んでるときに同じように休みをとるのが、もう生まれつき生理的にまったく受け付けない体質なんですよね。
そのかわり、世間がせっせと働いている時でも、信じられないような休みの取り方をいつでも簡単にできる体制を作り上げました。ただ単にヒネクレてるだけかもしれませんが。。
さて、現在2013年度版の新OCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)のテスト運営を行っているのですが、
先週の月曜日に、テストメンバーの一人であるAさんがこんな報告をしていました。
「月曜日からちゃんと100%で報告したいという気持ちが、
TODOをやりきるパワーになっているのがわかります。」
また、 同じ月曜日に別のところでも、
「やっぱり月曜は100%にしたいですよねっ♪
月曜日で気持ちのリセットができて、頑張れるのがOCP効果ですね(^_-)-☆」
という報告が上がっていました。
OCPはコーチや他のメンバーからの「見られている感」を徹底利用したシステムですが、それ以外にも、受験勉強の生産性をアップさせるために複数の機能を備えています。
その中の1つの仕組みとして、「1週間ごとにすべてがリセットされる」という仕様があります。
ようするに、月~土(or日)までの1週間の勉強記録は蓄積されて行って、それが各種データに反映されていくのですが、
週末で一度それがすべてリセットされてしまうようになっているんですね。
つまり、ある1週間の目標を立てて、その結果が良くても悪くても、
翌週の月曜日には、心機一転で新たな気持ちでもって1週間をスタートさせることができるようになっているのです。
(とくに2013年度版の新OCPでは、よりその傾向が強いシステムになりました)
もちろん、過去のデータを確認したければ簡単に照会することも可能ですが、
OCP全体の仕様として、1週間ごとに頭を切り替えることができるようになっているのです。
これは、「勉強計画の達成率」にあまり自信がないという人にとっては、とくにメリットが大きい仕組みだといえます。
そもそも、その達成率を極限まで上げていくシステムなのですが、これがもし1週間ではなく1ヶ月という単位で目標設定を行っていた場合、
計画が達成できていないことが月の途中で発覚したり、1ヶ月のあいだに新たな勉強予定が入ることも多く、
計画のリスケ(予定変更)がしょっちゅう起こるわけですね。そんなしょっちゅう予定の変更をしていたら、モチベーションもダダ下がりします。
なんでそうなるかといえば、1ヶ月後にどこまで進められるかを正確に予測するのは、難しいからです。
ざくっと「5月中にこのへんまで進める」という大まかな計画なら立てられますが、その1ヶ月間の勉強の進み具合を正確に予測するのは難しいので、
結局は、難しすぎる目標になったり、簡単すぎる目標になったりして、時間を最大限有効に使えるような目標になりにくいのです。
また、達成感も1ヶ月ごとにしか味わえないので、これもモチベーション的にはマイナスです。
たとえ達成感は小さくても、それを味わう頻度が多い方がやる気は継続することは、すでに行動科学でも証明されています。
そういったモロモロの事情を考慮すると、1ヶ月単位で目標を設定し、その達成を目指して日々勉強を頑張るスタイルよりも、
1週間単位で同じことをやったほうが、総合的に見て効率的なのです。少なくとも私は数多くの受験生の勉強報告を見てきて、それを確信しています。
1週間単位で目標を設定するということは、つまりは、
「毎週月曜日に、新たな気持ちで1週間をスタートさせられる」
ということです。
先週が仮にダメな結果に終わっていても、それはそれ。先週はもう終わったわけだから、それを引きずるのではなく、
月曜日になったら新たな気持ちで「今週の1週間をしっかりやりきるぞ!」と思えるかどうかが重要です。
新OCPはその仕組み上、物理的にそういう精神状態にならざるを得ない仕様になっています。(OCPの詳細はこちら )
あなたも受験勉強で計画を立てるなら、1週間ごとに新しい計画を立てるスタイルを試してみてください。
毎週末に過去を一度リセットして、月曜日になるたびに、「よし、今週も目標を達成するぞー!!」と、新たな気持ちで勉強に取り組む。
この気持ちのいい好循環を毎週繰り返しながら、確実な手応えとともにどんどん合格に近づいて行くのが、私は理想だと思いますね。