- 2011-3-5
- 受験を突破する生活習慣術, 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
3月に入ってから、少しずつですが冬が遠のいている感じがしますね。
まだ寒いのは寒いですが、
「もう冬ではないよね?」
って言えるところまで来たような。季節の変わり目ってところだと思います。
冬の寒い朝は大変起きづらかったわけで、その対策も何回か記事にしてきましたが、
春になったら春になったで、
春眠暁を覚えず(!)
なんていう、古来変わらぬ起きられない悩みがこの季節にも襲来するわけでして(笑)。ようは、常に年中朝は起きづらいってことな気もしますが・・・。
暁(あかつき)を覚えない春眠にそなえて、今回は朝がちょっと起きやすくなる方法を。
朝が辛い理由というのはいろいろとあるわけですが、その理由の1つに、
時間のない慌ただしい中で、バタバタと準備する
という、この精神的な「追われている感」というのが、非常に大きなストレスになっている部分があります。
やわらかくて気持ちのいい布団の中で、起きた後のバタバタ感を想像するだけで、起きるのが嫌になるものです。
しかし、そうであれば解決策はそれほど難しくありません。ようはバタバタしないようにすればいいわけです。
ベストは、「時間にゆとりを持って早く起きる」ということですが、それができないから苦労しているのはわかっております(笑)。
そうなると、あとはバタバタしない方法は1つ。
「バタバタ」を先にやっておけばいい
のです。
つまり、朝起きてからやっている作業を、可能なものはすべて、前日の夜のうちにやってしまうのです。
たとえば、私は学生時代に、朝起きてから家を出るまでに次のような作業をしていました。
▽顔を洗う
▽ヒゲを剃る
▽トイレに行く
▽朝食を食べる
▽髪のセットをする
▼タオルを探して用意する
▼靴下を探す
▼シャツを探す
▼教科書・ノートをカバンに入れる
▼ハンカチを探す
この中で、▽は朝にしかできないことですが、▼はよく考えると別に朝でなくてもできることでした。
そこで、朝に探していた靴下やタオルや下着、ハンカチなどは、
すべて前の夜寝る前に用意しておき、
枕元に置いておく
というようにしました。教科書やノートなども、朝になって用意するのではなく、前日の夜のうちに翌日の時間割をみて、寝る前に全部カバンに入れておく。
こうしてみたところ、別に何十分もの作業を減らしたわけでもないのですが、
いくつかの朝にやっていた作業を前夜に先にやっただけで、
朝がものすごく気持ち良く起きられるようになりました。
いかに慌ただしい朝のちょっとした作業が、精神的なストレスになっていたかということです。
簡単にできることですが、朝の起きづらさが30%くらいは減らせますので、
ぜひ一度、前日の夜のうちにやっておける作業がないか、チェックしてみてくださいね。