- 2013-5-24
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中), 効率的な時間管理術, 受験を突破する生活習慣術, 受験を突破する食事法
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ここしばらく「受験勉強の本質とは~」的なヘビーな話題がしばらくつづいておりましたので、今回はさらっと軽めのネタで。
お昼休みのランチといえば、多くの人にとって1日の楽しみの1つだと思いますが(中には「唯一の楽しみ」という人もいるかもしれませんけど。浪人時代の私(゚д゚;))、
このランチですが、なぜかみんな「ランチ=12時台」と思いこんでおります。
もうこれは小学校、中学校、高校と、物心がついたときにはお昼ごはんといえば必ず12時台と相場が決まっていて、
我々は体の芯までランチ=12時台と洗脳(?)されてしまっているわけですが、
別にそんな正式ルールはどこにもないわけです。法律を隅々まで全部読んでもそんなことは一言も書いておりません(たぶん)。
この「ランチ=12時台」という洗脳を解くと、実はいくつかの面白い珍現象が起こるのですが、
このブログは勉強の集中力アップブログですからその観点でいいますと、
たとえばランチタイムを少し我慢して、15時前後にお昼を食べるとどうなるか?
まず通常であれば、ランチ後の13~14時台に眠気が襲ってくることが多いですが、この眠気が激減します。
ランチ後の眠気というのは、勉強の生産性の観点からするとかなりやっかいでして、場合によってはその眠気が2時間前後続くことも珍しくないです。
短い1日の中の2時間ですからね。1日10時間勉強してる人でも、総勉強時間の5分の1が眠気との戦いになっているわけです。
ということは、もっと長い目でみれば、「受験生活の総勉強時間の5分の1が眠気との戦い」ということにもなるわけです。
受験生活が仮に10ヶ月だとしたら、2ヶ月もの間ずーっと白目を剥(む)いている計算になります(;`O´)
ランチ後の眠気というのは、積もり積もると恐ろしい総時間になるわけですが、ランチの時間帯をズラすだけで、この無駄な自分との戦いの時間が激減します。
15時前後にランチを食べますと、食べ終わって勉強を開始するころには、15時半~16時頃になるわけです。
もともとこの時間帯というのは午後の眠気が一段落する時間帯ですから、15時台のランチのあとに眠気と闘う時間というのは、12時台のランチ後とは比べものにならないくらい短くなります。
さらにもう1個オマケが付いてくるのですが、ランチをこの15時前後の時間帯に食べますと、ふだんの夕食の時間帯になっても、たいしてお腹が空かなくなります。
いつもより2~3時間もランチを遅く食べているわけですから当然ですね。
この当然の流れとして、夕食の量が少なくても問題なくなるのです。そんなにお腹が空いてないから。
すると、夕食の量が少なくてすむわけですから、夕食後にまた眠気と闘う(ノд-。)なんていう事態が避けられます。
さらに夕食が減ると、やせますヾ(´▽`)ノ
人間の体というのは、夜の時間に食べたものについては体と同化して脂肪となりやすい性質があるため、
夜の遅い時間帯になればなるほど、食べる量に比例して太りやすくなる傾向があるのです。嘘だと思う人は試してみてください(笑)
ただ、逆に言いますと、夜に食べる量を減らした場合は、体と同化する脂肪が少なくなるため痩せやすくなるわけです。
痩せるということは、見た目が良くなるのもそうですが、体調も良くなりますから、一日の勉強の生産性にも大きく関係してきます。
つまり、ここまでの話をまとめると、ランチを12時台から15時前後にズラしてとることで、
1、午後の眠気との戦いを最小限に抑えられる
2、お腹があまり空かないので、夕食の量を減らせる
(=夕食後の眠気が減る、痩せる、健康になる)
という複数のメリットがあり、勉強の生産性アップの観点からもかなりおススメできる方法だといえます。
ただ、1点問題があって、すでにお気づきの人も多いと思いますが「15時までランチを待てない・゚・(ノД`;)・゚・」という点。
人によってはこの2~3時間の遅れですら「オレに断食しろというのか!」くらいの勢いで怒られそうですが、この問題の打開策はありまして、
1、朝食を遅めにとる
2、15時までに軽く何かを食べる
この2つでかなり対応できます。環境的に1ができる状況の人は、なるべくそうしたほうがいいですし(あくまで今回の方法を試す場合には、ということですが)
「12時台になったらパブロフの犬なみによだれが出てしまうんです(;д;) 」という人は、軽く何か(例:カロリーメイト、栄養バー、おにぎり1個など)を食べて、15時までしのいでください。
長年の習慣で「お昼は12時!」と思いこんでいるから自動的にお腹が空く側面もありますので、
時間を気にしなければ、案外あっというまに15時頃になりますよ。
というわけで、「午後の時間を最大限有効に使いたい!」という受験生の人は、実験的にやってみる価値はあるかと思いますので、よかったら一度試してみてほしいと思います。