- 2011-7-28
- 夏休み・冬休み・春休みの勉強法, 未分類, 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ここしばらく、ずっと「夏休みのすごし方」の特集となっております(・∀・)
本日も続けます。
先日も書いたとおり、夏休みは時間の自由度が非常に高いために、
めっちゃ勉強することもできまずが、気をゆるめることも簡単で、
規則正しい生活を送らないと、どんどん乱れた生活になっていきます(;´Д`)
午前11時半くらいにノソノソ起き出して「おそよう!」なんて友達にメールして
笑っていいともでタモさんの顔を見ながら「朝食」を食べて、
ごきげんようを見ながらアイスを食べて
ようやく1日の勉強スタート!みたいな。まあこれは末期症状のレベルですけど(笑)
こうならないためにも、先日の記事で、規則正しい生活は、
「起床時間と就寝時間の固定化」
が鍵を握るという話をしました。
が、そうはいってもいろんな事情で夜寝るのが遅くなることも、時にはあると思います。
その場合、翌日のすごし方としては、3つのパターンしかありません。
1、無理やり起床時間を守って起き、眠気と戦いながら1日をすごす。゚(゚´Д`゚)゚。
2、無理やり起床時間を守って起き、1日のどっかで仮眠する(-_-)
3、起床時間を守らず、睡眠時間を確保するのを優先し、遅めに起きる。( ´∀`)
夏休みのような自由に時間を使える1日の場合、夜寝るのが遅くなったときは、
この3つのうち、どれかを選ぶ形になるはずです。さて、どれが正解なのでしょうか?
このブログの以前からの読者さんならわかるかと思いますが、まず1は消えますよね。
1時間くらいの勉強ならいざしらず、丸1日勉強するというときに、
眠気と戦いながら勉強やっても、ほとんど意味がないです。
睡魔と戦いながらの勉強は、脳の仕組み上、記憶効率が激減してしまうからです。
記憶効率の前に、そもそも集中もできませんからね(T-T)だから1はアウト。
では、2と3どっちが正解かというと、「どっちも正解」というのが私の回答です(笑)
受験勉強ばかりしてると、つい「1つの正解」を求める思考回路ができあがってしまうのですが、
受験以外の世界では、正解は何個も存在することがよくあります。
「2つとも正解」なんて言い方に違和感あるかもしれませんが、今回はその違和感に耐えてください(笑)
ようするに夜の睡眠時間が足りなかった場合、
がんばって朝いつも通り起きて、眠くなった段階で仮眠をとる「あとで仮眠型」
もOKだし、
足りない分だけ長く寝て、いつもより遅めに起きて勉強をスタートする「睡眠確保型」
というのもOKだということです。
起床時間を意地でも死守しておきたい人
は、「あとで仮眠型」になります。いったん無理矢理起きて、
あとで眠気が強くなったタイミングで仮眠する。
この場合、起床時間は守れますが、仮眠をとるまでの数時間の間も眠気があったりして、
集中力・記憶効率ともにいつもよりは落ちている可能性が高くなるので注意が必要です。
また、通常は仮眠・昼寝は30分以内が理想ですが(長時間仮眠は夜寝つけなくなる可能性もあるため)、
夜の睡眠が不足している場合は、1時間~1時間半くらい仮眠をとってもいいでしょう。
夜が本当に睡眠不足なら、30分程度の仮眠では足りないはずですから。足りない仮眠時間で、その後戦っても負けます(笑)
もう1つの、起床時間を遅らせる「睡眠確保型」のほうは、
先ほどの「あとで仮眠型」とちがって、いつもの起床時間は守れなくなりますが、その分しっかり睡眠を確保するので、
起きた直後から、クリアな頭で勉強を始められます。
集中力・記憶力がともに高いレベルで勉強を開始できる
のは、大きなメリットです。
「あとで仮眠型」のように、仮眠をとるまでの時間に集中力・記憶力が落ちるリスクもないですからね。
なので、どうしても起床時間を死守しておきたい人は、あとで仮眠を多めにとって調整する「あとで仮眠型」、
最初から確実に集中力・記憶力をキープしておき、クリアな頭で勉強をスタートさせたいなら
遅めに起きる「睡眠確保型」がいいでしょう。
どちらが正解ということではなく、どちらも正解だと思いますので、
寝る時間が遅くなって睡眠が足りないと思われる場合は、
自分にとって合うほうのパターンを選択するようにしてください。いずれにしろ、
「強い眠気と戦いながら、長時間勉強をする(/_;)」
という選択肢は、受験生には不要なのです。
よく寝て、よく学んでください(笑)