- 2016-8-30
- おすすめ記事, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
誰でも朝起きたときに、食欲があまり
無いときがあると思います。
原因はいろいろ考えられますが、
前日の夜を思い返してみて、寝る前に
何か食べた・飲んだとか、
夕食が遅かったとか、夕食の量が
多かったとか、間食が多めだったなど、
何らかの形で「前日夜の飲食」が原因
だと考えられる場合は、私は朝食は抜く
ことにしています。
胃の状態によって最低限の水分や軽く野菜
ジュースなどを飲む場合はありますが、
朝から食欲が無いのに「朝食はしっかり
食べなきゃ!」なんて考えて、無理矢理
食べることはありません。
理由は簡単で、“体が発信する信号”に
素直にしたがった方がいいからです。
この場合の信号とは、もちろん
「食欲がない」ということです。
この状態をごく表面的に解釈して
「食欲がない=体が悪い状態」と受け取り、
「それでも朝はしっかり食べた方がいい
んだよな。きついけどしっかり食べよう」
なんて考えないということです。
この場合は、「前日の夜の飲食」が
何かしら関係している可能性が高いわけで、
それは寝ている間に胃の消化活動が
低下しているため、朝になってもまだ
胃の中で食べ物が消化しきれず残っている
からだと考えられます。
結果、胃がもたれているような感覚も伴います。
それが原因で「食欲がない」という信号
を体が発しているわけで、つまりは
「胃を少し休ませたい」という信号だとも
言えるわけです。
なのに追い打ちをかけるように無理矢理食事
をしてしまったら、せっかく休みを取りたい
胃がますます働く必要が出てしまい、
余計に気持ち悪くなってしまう可能性が高い
のです。経験がある方も少なくないはず。
よって、朝から食欲が無いときは無理矢理
食べるよりも、その体の信号にしたがって、
しばらく何も食べないでやりすごす方が
早く調子が元に戻る可能性が高いです。
起きている間は胃の消化活動が活発化
しますので、数時間そのまま放置していれば、
だんだん胃の中にあった昨夜の食べ物の残り
カスも消えていきます。
結果、時間とともにどんどん胃の中が
きれいになって、そのうちお腹が空いてくる。
そうなってから食べればいいだけです。
その間、食べなかったからといって集中力
が落ちることもありませんので安心してください
(むしろその状態で食べるほうが集中力が
落ちる可能性が高いです)。
ちょっと前に別の記事で
「風邪を引いたときに食欲がないなら、
『しっかり栄養をとらなきゃ!』と無理するより、
その感覚に素直にしたがった方がいい」
という話をしましたが、その話と非常に似ています。
あれは免疫力が関係していましたが、
本質的にはあの話と同じなのです。
ようは“体が発する信号”には素直に
したがった方がいい場合が多いということ。
人間の体というのは非常に精巧に出来て
いますので、常に信号を発信して、
いろいろと私たちに「今どう対処した方が
いいのか」を教えてくれています。
ケースバイケースなのですべてにおいて
そうだとは言えませんが、今回の件に限らず、
基本的な方針として“体が発する信号”には
あまり反抗的にならない方が良いですね。
それではまた。