- 2017-6-6
- おすすめ記事, 勉強の習慣化, 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 勉強の集中力をアップさせる考え方, 勉強を楽しむテクニック
こんにちは、中西です。
勉強というのは、
「長期的に継続していく」
ことで力がどんどん付いていきます。
学生が定期テストの前の晩だけ、がーっと
集中してテスト対策をするのも、
まあ勉強といえば勉強ですが、そういう勉
強のやり方が通用するのは、本当に学生時
代のテスト対策のときくらいだと思われます。
受験勉強もそうですし、受験が終わったあ
との勉強においてもそうですが、
結局は習慣として生活の中に組み込んで、
長期的に取り組んでいくのが一番実力が
付くのです。
こういう勉強の仕方をしている人が徐々に
本物のゆるぎない実力を付けていきます。
そしてそのタイプが、最終的には経済的に
も豊かになりやすく、幸せな社会人生活を
送れる“満足度の高い人生”になる可能性
が高まっていくわけです。
たしかに“勉強だけ”で豊かになれるほど
世の中簡単ではありませんが、
長期的に勉強しない人は、豊かになれる可
能性は劇的に低下するのもまた事実です。
ここまでは基本的なお話。
で、ここからが本題ですが、そうやって勉
強(受験勉強含む)を長期的に継続してい
くための、ちょっとしたコツがあります。
勉強をしていると、予定どおりにそのタス
ク(勉強)が終了したり、予定どおりに気
持ちよく1日が終わることも当然あるわけ
ですが、そのときに
「まだやれそう」「もっとやりたい」
と感じることが少なからずあると思います。
だって予定どおりに気持ちよく終わったわ
けですから、そのノリと余力で
「もうちょっとやるか!」
という気持ちになるのは、ある意味で自然ですから。
そこで「もうひとふんばり」して勉強を続
けるのも一つの手なのですが、まだ勉強が
完全に習慣化できていない段階(or習慣化
はできていて、長期的に確実に続けていき
たい場合)では、あまりそうやって
ギリギリいっぱいまで
頑張ってやらないほうがいい
と私は考えています。
なぜなら、「まだやれそう」「もっとやり
たい」という感情にまかせて、余力がある
からとギリギリいっぱいまでやっていると、
次回から同じタスクをこなすときに
“重いイメージ”
が出来上がっていき、手を付けるのが億劫
になるリスクがあるからです。
予定どおりに終わったとき、まだ余力があ
って、「まだやれそう」「もっとやりたい」
と感じたとしても、その思いを抱いたまま、
【 あえてそれ以上はやらずに
余力を残して終了する 】
ことが、長期的な継続の上で、とても重要
なコツになるのです。
別の言い方をすると、
「ちょっともの足りない」(´`)
という感覚が残っているくらいの方が、
長期的に勉強を継続していく上では、
重要なコツになるということ。
実はこのコツは勉強に限らず、あらゆる
物事の習慣化において重要なポイントだと
私は考えています。
このあたりのエネルギー配分がヘタな人は、
まだ習慣化もろくにできていない段階で、
「まだやれそう」「もっとやりたい」とい
う感情にまかせて、頑張って全力で1日、
2日、3日と続けてしまい、
あっというまに精神的に疲れて、飽きて、
挫折してしまうわけです。
私の知る限り、本当に継続力がある人は、
各タスクについてそこまで頑張っていない
事が多いです。
なんせそれは毎日欠かさずやることであり、
それを
「長期的に続けることが一番大事」
だと考えているので、挫折するリスクを避
けるには、余力を残すほうが続くからです。
私自身、「書くことが嫌いな人間」である
にも関わらず、メルマガを950日にわた
り1日も欠かさず続けられている理由の一つは、
1日の中で「頑張りすぎないライン」をキッ
チリ守って、余力をしっかり残した状態で、
毎回書き終わっているからです。
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逆説的ですが、
「全力を出し切らない」
ことが、
「圧倒的な継続力」
をキープする確率を高めてくれるのです。
またその前提で取り組むことで、
目の前のことに「集中」しやすくもなります。
「余力を残してスパッと終わる」
前提で取り組むわけですから
「思い切って集中しよう!」
という気持ちになりやすいわけですね。
この「ちょっともの足りない」と思いなが
ら、余力を残して毎回終わらせるのが、
勉強をはじめ、長期的に物事を続けるコツ
になりますので、
長期的に続けたい習慣がある人は
ぜひこの点を意識してやってみてください。
それではまた。