- 2010-12-2
- 目標を設定する
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
さて、昨日から12月に突入しておりますが、
今月の勉強目標
はもう立てましたか?
大ざっぱにでもいいので1ヶ月ごとに目標を立てておかないと、ただ時間に流されるまま目の前の勉強をこなしていくだけ、
ということになり、受験の本当の直前になって
「結局間に合わなかった・・・」
なんて事態にもなりかねません。
先日のこちらの記事
逆転合格したいなら、現実を直視しろ!
にも書きましたが、現状や課題、そして何より「やるべきこと」を紙に書き出して、現実を直視するのは重要、というよりもう必須です。
その「やるべきこと」は、月単位で区切って
「今月は○○を、75ページまでやる」
「今月は3日に1題は古文の長文に取り組む」
といった形で、今月やることの目標・ノルマをだいたいでもいいので決めておくわけですね。
そして、それにはやはり「各教科別」に、目標なりノルマを設定しておくのがもっともわかりやすいと思います。
繰り返しますが、これは必ず紙に書き出してくださいね。
そして、その紙を常に目に見えるところに貼っておく。あるいは手元に置いておきます。
そして、一日に何度もそれを眺めて、各教科を今月中にどこまでいくのか、どうやって勉強していくのかを何度もイメージして、頭に刷り込むのです。
そこまでして、ようやくその目標が現実に近づいて来ると思ってください。
さらに、1週間ごとに再度その目標・ノルマの設定を、短時間でもいいので振り返る時間を設けてください。そうすると、
「実際やってみたら、ちょっとキツすぎた」
「この教科は、まだそこまで急がなくてもよさそうだ」
などなど、最初に立てた目標・ノルマに無理があったり、状況が変わったりした場合、修正すべき点が見えてきます。
なので、「今月の目標」を立てたあとに、週ごとに振り返ることも、とても重要です(何曜日でもいいですが、週末の土日に振り返る時間を設定するのが一番やりやすいかと思います)。
どんなに遅くても月の折り返し地点(月半ば)には、再度内容をチェックしてください。
また、立てた目標の達成にはこだわってほしいと思いますが、実際のところ、
その月の終わりになってみたら、目標の7割くらいしか進めなかった
ということも少なからずあるはず。
でも、そうであっても、何もその月の目標を立てないで、日々なんとなく勉強を進めている人よりは、間違いなく合格に近づいています。
だから最悪、「とりあえず、今月の目標はこれくらい」という程度のアバウトな感じでもいいので、一応の目標を設定しておくだけでも全然違ってきます。
慣れてない人にはめんどくさい作業に思えるかもしれませんが、私自身はこの辺りのことをやれるかどうかが、合否を分けると思っています。
12月の勉強目標、まだ作っていない人は、ぜひ今から紙に書いて、壁に貼るか手元に置いておくかしてくださいね。