- 2018-5-29
- おすすめ記事, 志望校・進路の決め方
こんにちは、中西です。
週末から昨日にかけて2日間ほど募集していた大学受験の合格体験記ですが、思いのほかたくさんの方にご応募いただきました。
ご応募いただいた皆様ありがとうございます。
現在いただいた仮応募の内容をもとに審査中なのですが、執筆をお願いする方には私の方から一人一人個別にメールをする予定です。
通常は大体メールは一括配信になるのですが、今回個別に送る理由は、
「もうちょっとこの辺をこんな感じで書いてもらえませんか」とか
「その話は控えめで良いので、この経験の話を多めに書いてもらえませんか」
といった感じで、いただいたネタ・構成をもとに、私の方から多少の要望やアイデアを伝えたい人が割といるからです。
実は今回私がやってるこの作業って、「編集者」の仕事に限りなく近いんですよね。
本や雑誌の編集者さんは、ライターや著者からアイデア(企画)をもらって、それを採用した上で、
更によりよい作品になるように、構成を作り替えたりアイデアをさらに膨らませたりしながら、執筆する人と一緒にコンテンツを制作していくわけです。
黒子的な仕事と言えばそうなのですが、私のイメージでは黒子と言うより「黒幕」と言う感じです(- -)
編集者は、特定の分野の研究者とか専門家ではないわけですが、たくさんの専門家や先生たちと一緒に、
彼らの持っている良いコンテンツをうまく引き出しながら、世の中のためになるコンテンツ(本・雑誌・ネットの媒体など)を作っていく仕事です。
だからたくさんの専門家と一緒に仕事をしたい人や、
そういう人から良いコンテンツを引き出して一緒に世の中に役立つコンテンツや面白いものを作っていくのが好きな人、
本や雑誌が好きな人で、自分は何かの研究者にはならないけど、専門家のネタを元に、それをよりよくするアイディアや企画は出せる人、
自分が表舞台に立つより、誰かを世に出したりプロデュースするのが好きな人
・・・といったタイプの人は、編集者の仕事は性に合っていて面白いと思います。
ちなみに私自身は、1つの道を極める専門家とか著者側の人間に思われることがすごく多いのですが、自分の性格や経験上、またいくつかの診断の結果から、編集者的な仕事の方が性に合っているもよう。
なので、本質的に編集者の仕事に近い今回の「合格体験記のオンライン販売」の仕事は、自分でコンテンツを作るよりも、よーっぽど楽しいです。
自分のオリジナルコンテンツを作るのが好きな人には、この楽しい感覚は理解しづらいと思います。どっちがいいとかではなく。
これは見方を変えると、編集者的な仕事が性に合っている人が、仮に就職活動で出版社をいろいろ受けて全部不採用になったとしても、
「本質的に近い仕事」というのは他業界にもあったり、自分で作ったりもできるわけです。
そういう形で、「自分の好きの本質」を見極めながら、自分の強みを活かしていくキャリアの作り方もあることを、高校生や大学生は知っておくといいんじゃないかと。
こういった話は受験勉強とは直接的に関係ないのであまりこのブログではやりませんが、新サービスの募集が一段落した良い機会だったので、参考になる人もいるかと思いお話ししました。
これ系の話は「大学生活パーフェクト攻略法」の方でかなりガッツリ解説していますし、
今年はこの教材をリニューアルして、もっと突っ込んで今回のような話をガンガンしていこうと思っております。
そっち系の話に興味ある人はお楽しみに。
それではまた。