- 2024-2-22
- Todoリストで受験勉強するコツ
こんにちは、中西です。
勉強や仕事をする上でTodoリストを作る人は多いと思います。
多いというか、ほとんどの方がやっているでしょう。特にこのメルマガを読んでいるような方はほとんどそうだと思います。
タスクを進めるときに、Todoリストを上から順番にやっていくような処理の仕方をするかどうかは人によりますが(いろんなやり方があるので)、
いずれにしろ「やるべきことを洗い出す」と言うプロセスを踏む必要はあります。
そのプロセスで洗い出したものをTodoリストと言うわけです。
このリストがなければ、勉強にしろ仕事にしろ、感覚的にその場で直感的にやるべきことをやっているだけになります。
そうなると「やることの全体像」が把握しづらく、時間に流されてしまうリスクが一気に高まります。
だから、勉強や仕事でこのTodoリストを非常に多くの人が作っているわけです。
それをシンプルに紙や手帳に書いて上から順番にやっていく人もいれば、
スマホやパソコンで整理して、アプリなり様々なテクニックを駆使するなどして、自分に合った方法で、皆さんそれを実行していると。
ところが、なぜかプライベートになるとTodoリストを作っている人は減ってしまいます。
本業の学業や仕事ではTodoリストを作るけれども、プライベートでは全く作らない。予定をカレンダーに入れているだけ、みたいな。こういう人も割といます。
「プライベートまでTodoリストを作ったら、窮屈になるから作りたくない!」
と言う人もいるんですが、本当にそうでしょうかね。
プライベートとは言え、やるべき事はあるはずですから、Todoリストを一旦でも作らないと、やるべきことがやれているかわからなくなります。
プライベートでも、大事なタスクや事務的なこともありますから、抜け漏れが出てしまうと危ないわけです。
本当にプライベートでやるべきことが全部頭に入っているなら、あるいはリストを作らなくても全く困ったことがないと言う場合は、
わざわざリストとして洗い出す必要もないかもしれませんが、そんな人は私の知る限りかなり少数派のはずです。
プライベートとは言え、自分の大事な人生の一部なのですから、時間をうまく有効活用した方が良いのは言うまでもありません。
ただし、プライベートは休日・休憩・リラックスタイムを含むので、
その時間にプライベートのTodoリストをどこまで詰め込むかは、その人の考え方によると思います。
プライベートと休日は全てとにかくダラダラ・ゴロゴロとして、何も考えずに、直感的にやりたいことをやるだけ。
タスクなんか最小限しかなく、ほとんど家族に任せている。
これで成立している場合はそれで良いかもしれませんが、
自分で気づかないうちに時間に流されて、そのプライベートの過ごし方のせいで、だんだん本業の状態が悪くなっているのに、それに気づいていない。
そんな場合もあるわけですが、これはちょっと危険ですよね。
何の自分磨きもしていないので、市場における価値が年齢とともにどんどん下がっていき、気づいたときにはリストラされて路頭に迷う
・・・こんなオチになりやすいわけです。少なくとも何も自分磨き・自己投資をしていなければ、そのリスクは確実に上がっていきます。
こんなのは中高年の「あるある」ですので、そうなりたくない人は、プライベートの時間もある程度はゆっくり休むにしても、
自分の人生のプラスになる時間も一定の割合で確保する必要がありますね。
そうなると、やはり「プライベートにおいてもTodoリストを作る」のはほとんど必須と言えるのではないかと思います。
ちなみに、私が運営するコーチングプログラムでは、本業の勉強や仕事のTodoリストはもちろん、
プライベートのタスクをTodoリストにして、週間目標として設定し、私と共有している人も非常に多いです。
私と共有するだけで達成率が飛躍的に上がる人も多いのですが、もし共有しても実行できなかったり、達成率が悪い場合は、
個別のコーチング(オンライン通話)で状況や原因を突っ込んで聞いて、私があの手この手で解決策を提示しております。
昨年5月からスタートして、この10ヵ月で1000回位この個別の通話コーチングをしていますが、
さすがにこれだけこなすと、実行や習慣化における解決できない問題がほとんどなくなってきました。
話を戻すと、最近はフリーランスの方や組織勤めでもリモートワークになっている人も多いので、
仕事とプライベートのタスクがごっちゃになりやすい場合もあります。
両者のタスクが「渾然一体となっている」と言うと聞こえは良いですし、その状態に納得しているなら良いのですが、
単に在宅ワークだから、仕事もプライベートも勉強もごっちゃに混ざってしまっている場合は、注意が必要ですね。
私も以前は同じような悩みがありましたが、今は解決しています。
どうしたかと言うと、「仕事の時間」と「プライベートの時間」を明確に分けただけです。
特にフリーランス的な働き方の場合は、1日中いつでも、仕事もプライベートも、好きなタイミングで何でもできてしまうのですが、
これだとメリハリがつかずに、生産性的にもメンタル的にも、いまいちだと気づきました(私の場合)。
そこで、仕事とプライベートは明確に分けて、
「ここまでで仕事が終了、ここからはプライベートの時間」
というふうにしっかり切り分けるようにしたのです。
もちろん、仕事中に一部プライベートのタスクを処理したり、プライベート中に簡単な仕事の連絡などを処理することはあります。
ただ大枠では、「ここまでは仕事で、ここからがプライベート」と分けてるんですよね。
この方がメリハリがついて調子が良いのです。
話すと長いですが、様々な科学的な根拠を考えても、これの方がうまくいく可能性は高いです。
会社員の時は、フリーランス的にプライベートと仕事が混ざっていて、平日昼間のいつでも好きな時に映画館や本屋や人気ラーメン店など、好きな場所に行けたりする生活に憧れていましたが、
そんなのは散々やり尽くしまして、結局、1周回って会社員の時のような時間配分が気持ち良いことに気づきました笑
最近、リモートワークの時間の使い方で悩んでいたあるメンバーさんにこの話をしたら、「目から鱗です!」と何やらすごく喜んでいただけました。大したテクニックでもないのですが笑
というわけで、プライベートも本業と同じように、ある程度Todoリストを作っておいた方がいいと思いますね。
仕事のようにガンガンに詰め込んだらしんどいかもしれませんが、自分の許容できる範囲でプライベートでもTodoリストを作らないと、
人生の大事な時間が、なし崩し的に受け身的に流れていき、
気づいたら本業にまで支障が出てしまいかねませんので。
仕事もプライベートも、「自分の大事な人生」という点では同じだと言うことです。