- 2024-2-21
- スマホの話
こんにちは、中西です。
前回のメルマガでは、
「30分の有酸素運動をすることで、
スマホへの渇望感を効率よく抑制できる」
という中国で行われた研究の話をしました。
現代人の多くの悩みとなっている
「スマホ中毒からどうやって脱却するか?」
という話でしたが、今回はその第2弾。
今回はかなり簡単な方法です。やったね!
私が運営するコーチングプログラムで、先日ある男性メンバーさんが
「新しい試み」(最近プログラム内で流行中)
の一つとして、こんな目標を設定していました。
「スマホの画面をグレースケール(白黒)にする」
・・・ということなのですが、どういうことかわからなかったので確認したところ、
要はスマホの設定で画面を白黒にしてしまうことで、どのサイトを開いても、どのアプリを開いても、
【 スマホの画面に表示される全てが白黒のみ 】
になるため、スマホを見る気がしなくなるのではないか?という仮説の試みです。
この「新しい試み」が週間目標の1つに入っていて、その男性メンバーさんが実行されたのですが、
結果として、スマホを見る時間が減ったとの事でした。
「画面が味気なくなるので、刺激も少なくなり、見たいと思う気持ちも薄れて、見ている時間が減りました」
とのこと。
iPhoneでも、アンドロイドでも簡単に設定できるので、私も早速試してみたのですが、
確かに画面が白黒になると、思いのほか、スマホ全体の魅力が激減しますね。
YouTubeなどの動画を観ても白黒テレビを見ているみたいです。
Yahoo!などのニュースサイトやSNSを見ても、画像やデザインが全て白黒なので、全然魅力がありません笑
かといって、必要な機能がなくなるわけではなく、単にサイトやアプリの魅力が減ると言うだけで、
白黒になっても必要なことができなくなるわけではありません。特にインプット系は白黒でも何の問題もありません。
つまり、必要な機能は残したまま、使えるものはほぼ全て使えて、魅力(≒誘惑)だけが激減するという感じです。
その結果、必要以上に余計な時間を使ってまで、スマホを使わなくなります。少なくとも私はそうなりました。
繰り返しますが、白黒だと見る気が一気に失せる感じですね。どの画面を開けても白黒と言うだけで、
「なんかもう、スマホなんてどうでもいいや〜」
みたいな気分になります笑 いやこれ凄い発見かも。
ショート動画なんかは全く観る気にならないですね。
なんでだろうと考えてみたら、ショート動画は特にビジュアルに訴える動画が多いからでしょう。
私の場合、YouTubeの普通の長さの動画は情報系のものが多いのですが、ショート動画はビジュアル的に刺激が多いなど「視覚に訴える要素」が高いので、
白黒になった途端に見る気が失せるのだと思います。
紙の質感に近いKindleリーダー(ペーパーホワイトはオアシスなど)で本を読むときとちょっと似てますね。
あるいは文章執筆の専用機器ポメラもオール白黒ですが、画面的にはそういう感じですね。
Kindleリーダーもポメラも、共通点は没頭しやすいということです。
まあこの2つは白黒の要素もありますが、物理的に脱線しにくいのです。没頭における白黒の影響が何割かは謎。
なお、iPhoneの場合、モノクロ(白黒)設定にするには
「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「画面表示とテキストサイズ」>「カラーフィルタ」
を選択します。アンドロイドの場合は機種ごとに異なりますが、やはりモノクロ設定があります。
スマホの画面を白黒にするのは、数秒で切り替えられるので簡単にできる割に、
今のところかなりの効果を感じますね。
興味のある人はよかったら試してみてください。
個人的にこのやり方は結構気に入ったので、パソコンの方でもできないか試してみようと思います。