- 2024-2-10
- 勉強のストレス解消法, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術
【今日のFocus】
「浴槽の入浴の頻度が高いほど
幸福度が高まり、健康になりやすい」
【解説】
2024年2月1日にリリースされた東京都市大学人間科学部の研究グループと株式会社バスクリンの共同研究によると、
全国の20歳〜60歳の300人を対象に行った調査の結果、
浴槽の入浴頻度が高頻度(週4回以上)のグループは、低頻度(週3回以下)のグループよりも、
「幸福度、主観的健康感、睡眠の満足感」
が高い傾向にあり、特に幸福度は有意に高いことがわかりました。
さらに高頻度のグループでは、健康診断において指摘事項が無い人の割合も多い傾向があることがわかりました。
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<まつわる話(ゆるい雑談)>
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こんにちは、中西です。
私が運営するコーチングプログラムでは、少し前から、週間目標に加えて
「小さな初体験」
を何でもいいので、もう一つの目標として設定してもらう仕組みを導入しています。(目標設定は任意)
自分にとって「新しい試み」であれば何でもいいので、コンビニで食べたことがない食べ物を買ったり、
近所のまだ入ったことがないお店に入ったり、やったことがない運動をしたり、ちょっとしたイベントに参加したり、読んだことがないタイプの本を読んだりなど、
色々とその人なりにやりたい「ちょっとした初体験」「新しい試み」をやってもらってます。
その事例として数日前にこのメルマガで紹介したのは、
「スマホも何も持たないで、
手ぶらで散歩をする」
という試みをしたメンバーさんの話でした。
現代では多くの人が常にスマホを持ち歩いているので、「手ぶらで外を歩く」というだけで意外と非日常の体験になります。
それを試したら脳の疲労が回復してとても良かったので、習慣化していくことになった話でした。
スマホ依存になると「脳過労」になりやすいわけですが、それを改善するのがこうした
「日常の雑務から解放されるひととき」
ということですね。スマホを手放すと、最も手っ取り早くそんな時間を作ることができます。
実は、このメンバーさんがもう一つ興味深いことを試しておられました。それは
「闇風呂」
です。私も初めて聞いた言葉だったのですが、簡単に言うと
浴室の電気を消して入浴する
という入浴法です。
つまり浴室が真っ暗な状態で湯船に浸るわけですね。
なかなか変わった入浴法ですが、これがSNSでバズったか何かで、習慣的にやっている人も少なくないようです。
この闇風呂を最近そのメンバーさんも試してハマっているのですが、こちらもすごく良いそうです。
浴室が真っ暗になることで、視覚情報が遮断されるので、それだけでも非常に脳の疲れが取れるとのこと。
確かに、仮眠でも必ずしも寝る必要はなく、単に目をつぶっているだけでも効果があることがわかっています。
短時間でも目をつぶると、視覚からの情報が遮られるので脳の疲れが取れるわけですね。
それと、非常に近い効果を闇風呂で得られるということです。
ただ、暗い空間にいるだけなら、通常の部屋を真っ暗にすればいいだけですが、入浴して体の疲れを取りながらなので、一石二鳥となります。
しかもそんな経験をこれまで習慣的にしてきた人はほとんどいないと思うので、
非日常の体験ですから、ワクワクして新鮮な気持ちになれてメンタルにも良さそうです。
ググってみると、闇風呂の体験談がたくさん出てきましたが、
「アロマキャンドル」
を暗闇の浴室の中に入れて楽しんでいる人も多いです。
真っ暗な浴室の中でアロマキャンドルが光ると、幻想的な空間になり、
暗闇でお湯に浸りリラックスしながらその火を見つめることで、日常のことを忘れて、人生の大事なことなど「物思いにふける」ことができるようです。
それがとても楽しいひとときで、もうやめられないと言う報告も多数上がっていました。
確かに日常生活で部屋を真っ暗にした状態だと、もう睡眠をとるか、スマホを見る位しかないと思います。
暗闇の中で、目を覚ました状態でぼーっとすると言うのは、かなり貴重な体験です。(ましてアロマキャンドルの火を見つめるとなおさら)
しかも暗闇に加え、温かいお湯につかりながらリラックスして行うので、かなり特殊な体験と言えると思います。
就寝前とかもそうですが、目をつぶったり暗い中にいると、顕在意識が抑制されて、潜在意識が優位になりやすいので、アイディアも生まれやすくなります。
いずれにしろ、スマホ依存や日頃の疲れから来る「脳過労」は、闇風呂によってかなりその疲れが解消されると考えられます。
いつでも簡単にできる入浴法なので、興味のある人や脳の疲れ・ストレスを感じる人は、よかったら試してみてください。
【参照】浴槽入浴頻度が高いほど幸福度が高く、健康診断の指摘無しの割合が多い傾向 | 株式会社バスクリンのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000033185.html