- 2023-12-15
- 休憩テクニック
【今日のFocus】
「昼休みに見るコンテンツが、
午後の集中力を低下させる説」
【解説】
学校や職場では休憩時間がありますが、一番時間が長いのは昼休みだと思います。
昼休みでは当然ランチを取りますが、その食事内容が午後の集中力に影響しやすいことは何度もお話してきました。
では昼休みに「食事以外のやること」によって、午後の集中力は変わるのでしょうか。
私は在宅で昼休みを取る場合、ニュースや学習系の動画を観ることも多いです。また最近は何十年ぶりかでアニメを観るようになったので、1話20分のアニメを観ることもありました。
ふと思ったのが、こうやって昼休みに「仕事以外のコンテンツ」を視聴することが、午後の集中力・生産性に影響を与えている可能性はないか?という仮説です。
というのは、昼休みのような長時間ではなく、通常の短めの休憩であれば、読書やSNSなどの「認知を使う休み方」をすると、その後の生産性が低下するという研究があるからです。
それでさっそく昼休みに、娯楽系・学習系に関わらず、動画などの「仕事以外のコンテンツ」に一切触れないようにしてみました。
つまり昼の長時間の休憩時も、頭では仕事のことばかり考えるようにしてみたのです。全然休んでいる感じがしませんが笑、実験の好奇心の方が勝ちました。
その結果、想像した以上に午後の仕事に集中できました。脳のエネルギー状態がかなり違うと感じたのです。
脳は切り替え時に認知リソースを使いやすいですが、昼の休憩時とはいえ「仕事以外のコンテンツ」に一度触れてしまうと、脳がそちらに切り替わります。結果、
【「元の仕事に戻る」ことに想像以上にエネルギーがかかっていた 】
のかもしれません。
まだ検証中なのですが、個人的に大きな気づきだったので検証中の話としてご紹介しました。
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<編集後記(雑談)>
私は家にテレビを置いていないので「朝の情報番組」などは観ませんが、観ている人は私の昼休みと同じように影響を受けているかもしれませんね。
まだ検証中なので確定的なことは言えませんが、起床してから1日の仕事が終了するまで、仕事以外の余計なコンテンツには
【休憩時間も含め】【一切触れない】
方がいい気がしております。
昼休みに動画を観たり、朝の情報番組などを観ている人は、一度全く観ないでその後の集中力が変わるか、よかったら試してみてください。