- 2023-11-30
- 休憩テクニック
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【今日のFocus】
「どんな種類の休憩でも、休憩しないよりはマシ」
【解説】
オーストラリアのマッコーリー大学の研究で、被験者を2つのグループに分け、集中力が必要な作業を45分やってもらいました。
1つめのグループは、休憩は無し。
2つめのグループは、途中で5分間の休憩を取ってもらいました。ただし、休憩の内容は複数用意されており、その内容は、
「スマホでゲーム」「黙って座る」「音楽を聴く」「動画を見る」
といった異なるタイプの休憩方法でした。
その結果、どの休憩方法を取っても、休憩を取らなかったグループより生産性が高いことが判明。
基本的に画面に向かうタスクの休憩は、画面から離れた方がリフレッシュ度合いは高いですが、
「休憩をしない」くらいなら、ゲームや動画など「画面を見る形の休憩」でもいいので休憩を取る方が、その後の生産性が高まるようです。
【参照】
The Impact of Breaks on Sustained Attention in a Simulated, Semi-Automated Train Control Task
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<編集後記(雑談)>
実は、私も時々ですが気分転換がてらテニスのゲームをしています。
パソコンで仕事をして、その同じ画面でやります。
試合のセット数などを調整できるのですが、一番少ないセット数に設定すると、短くて3分~長くても10分以内で収まることが多いです。
エンドレスでやり続けられず、一定時間で必ず試合が終わってしまうので、ちょうど気分転換にはいい感じでした。
仕事と同じ画面を観ることに罪悪感が多少ありましたが、ベストな休憩方法ではないにせよ、「何も休憩しない」よりはマシだったようです。
これでまたゲームをやることを正当化する理由ができてしまった…(-_-;)