- 2023-8-14
- 勉強の集中力をアップさせる考え方
こんにちは、中西です。
勉強にしろ在宅ワークにしろ、家で集中できる人とできない人に分かれます。
その違いがどこにあるかは、複数の観点があるので、一言で説明するのは難しいです。
ただ、家で集中できるかどうかは、
「集中するためのテクニック」
「集中するための考え方」
の両方を知っておく必要があります。
どちらか1つではダメなわけですね。
特に「テクニックさえ知ればうまくいく」と思っている人が多いのですが、全然そんな事はありません。
「考え方」
も非常に重要で、これは集中力に限らず、あらゆることに共通します。
そして、私の知る限り、「考え方」の部分で間違っているせいで、あるいは「考え方」を軽視しているせいで、
いつまでたってもその物事がうまくいかないという人は非常に多いです。
集中力も同じなのです。
今回は意外と見落とされがちな集中するための「考え方」の1つをご紹介しますと、それは、
【 集中できるかどうかは、「集中する前」に8割がた勝負がついている 】
ということです。
これは直接的に役に立つ「テクニック」ではありませんが、集中していく上で非常に重要なカギを握る「考え方」になります。
「集中する前」に8割がた勝負がついている
と言うのは、別の言い方をすると
「集中するための準備」
が、集中するためには最重要と言っても過言ではない、ということ。
まぁ、この「8割」はイメージの数値ですが、控えめに見ても「半分以上」は準備段階で勝負がついています。
当然それは「短時間きざみで集中する」場合も同じで、事前の準備が重要なポイントになります。
実際、完全マスタープログラムでも
「準備編」
だけで1つの章を構成しています。
集中するために必要な準備は、1つ2つではなく、複数のポイントがありますので、
そのそれぞれを把握して、事前にチェックしておく必要があります。
慣れれば、それが当たり前になるので、難しい話ではなくなるのですが、慣れるまでは
「集中するための事前のチェックポイント」
を意識して、準備を整えておく必要があるということです。
もちろん、今日やるタスクに取り組み始めてからも、集中するためのポイントを押さえながら進めていく必要があるわけですが、
「準備が事前にしっかりできていること」
の方が圧倒的に重要で、
準備さえベストな状態に整っているなら、その日1日を集中して取り組めることは、半分約束されたも同然になります。
2500年前の「孫子の兵法」という、スティーブ・ジョブズなどの経営者や日本の戦国武将や明治維新の立役者など、世の中の偉人・著名人らも多く読んできた戦略書にも、
「まず勝ちて、後に戦う」
という「考え方」が、勝負事において重要だと説かれています。
これは別の言い方をすれば
「戦う前の準備で勝負が決まる」
と解釈できますが、集中力における「自分との勝負」も、このポイントは同じだと私は考えています。
「集中する前」の準備にいかに力を入れるかで、家で集中できるかどうかも決まってくる
と考えて間違いありません。
というわけで、家で集中できずにお悩みの方は、
【 集中できるかどうかは、「集中する前」に8割がた勝負がついている 】
という「考え方」をよかったら取り入れてみてください。
こうやって「考え方」を変えるだけでも、実際の対処も変わってきますので、
この考え方1つで集中できるようになる人も少なくないと思います。