- 2017-6-21
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~中上級編~, 参考書学習テクニック, 受験を突破する記憶術
こんにちは、中西です。
ついに、彼がやってくれましたヽ(´∀`*)ノ
<今日のニュース>
14歳藤井四段 歴代最多タイ28連勝!30年ぶりの偉業(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/06/21/kiji/20170621s00041000159000c.html
すごい!!!!30年ぶりの快挙!!!
次勝てば、単独の史上最多記録になります
しかも14歳って。もう間違いなく天才ですね。
ふつう10代とか20代半ばまでぐらいだと
ちょっと結果出した程度ですぐイキッて
調子に乗った発言とかするものですが、
彼は性格もめちゃ謙虚。大人すぎ(゚o゚;)
私が14歳のときなんて、土のテニスコートに
男の“シンボル”の絵を描いて
友達と大笑いしてた年齢です。。
次元が違いすぎて(。´Д⊂)
それにしても一体誰がこの史上空前の
快進撃を止められるんでしょうね。
羽生先生すら止められなかったわけですし。
どんな脳をしているのか不思議です(;゚ロ゚)
とにかく次も必ず勝って、史上最多記録を
塗り替えてほしいと思います!
将棋で負けそうになったときに
将棋盤をひっくり返していた中学時代を
思い返しながら、本題。
藤井四段の脳もすごいですが、
受験生の脳も使い方をうまく工夫すれば
素晴らしい結果を叩き出してくれます。
今回は、そんな受験で使う脳の話。
記憶のメカニズムというのは、
記銘・保持・想起
という3段階のプロセスに分かれています。
「記銘」というのは平たく言えば
「インプット」のことであり、
「保持」というのはそのインプットされた知識を
「貯蔵」すること。
「想起」というのはその貯蔵された知識を
「アウトプット」することです。
この三つのプロセスの中で、一番しんどいのは
どこかというと、最後の
「想起(アウトプット)」
の部分になります。
当たり前ですが「思い出す」のが
いちばん大変なわけです。
ところが、最初の記銘の段階で、あっさり
「勉強した(*´∀`)」と考えてしまう受験
生が少なからずいます。
例えば、とても教え方のうまい人気の先生の
授業を「聞いた」だけで、
あるいはその内容をノートに「書いた」だけで
頭の中にその知識が入ったような気がして
「勉強したような気持ち」になるわけです。
しかし、当たり前ですが、それだけでは全くダメで、
記銘の段階でインプットしたものを、
最終的にいつでも引き出せる形の
長期記憶にするためには、最後の
「想起」するプロセス(=アウトプット)を
「しつこいくらいに何度も繰り返す」
ことが重要になります。
要するに脳内に貯蔵されているはずの知識を、
どんな形でもいいので「思い出す」という
作業を何度もする必要があるわけです。
それは「問題集をやる」という形でも良いわけですが、
そこまでいかずとも、もっとシンプルに、
授業で板書したノートを脳内で思い出せる
かどうかを
「脳内で再現してみる」
といったことでもいいわけです。
将棋の棋士が、対局が終わった後に、その内容を
最初から最後まで再現するのに近いイメージです。
さすがに何日も・何週間も経った後で、
ノートに書いた内容を思い出すのは難しいので、
例えば授業の「直後の休み時間」に、
今授業中に書いたノートの内容を
ノートを閉じた状態で、さらに目も閉じて(。-_-。)
脳内で再現できないかチャレンジして
みるようなことでもいいわけです。
もちろん帰宅した直後とか
帰りの電車の中などでも構いません。
当日中に一度復習するのがお勧めですね。
この「思い出す」というプロセスにあたる想起が、
記憶の3つのプロセスの中では
一番しんどい部分ではありますが、
逆にそこから逃げないで繰り返し
想起を意識してやるようにすると、
長期記憶になりやすいので、
その「繰り返した回数」におおむね比例する形で
自分の実力につながっていきます。
少し前の記事で、
「覚えたことが確定するまでは、
絶対に覚えたとはみなさない」
というマインドセットが記憶においては最重要、
という話をしましたが、それはつまり
実際のプロセスとしては、
【「想起」を「何度も繰り返す」】
ということですね。
余談ですが、私は読書においても
この「想起」のプロセスを非常に重視しています。
私が巷によくある読書法の話や 、
速読術などに違和感を感じるのは、
この「想起」の部分の話が
なぜかスッポリ欠けていることが多いからです。
いかに多くの冊数を読んだのかを
自慢している人が本当に多いですが、
どれだけ早く読もうが、何冊読もうが、
それが頭に入ってなければ意味がないと
私は考えています。(読書の目的にもよりますが)
私の場合は異常なほど効率的に「想起」できる
システムを構築したので、一般的な読書のやり方を
してる人と比べたら、大袈裟ではなく数十倍ぐらいの勢いで
読んだ本の内容が、頭に入っていく仕組みができあがってます(^^)/
(これは受験参考書ではやりづらくて、あくまで
私の読書法になりますが、また機会があればご紹介するかも)
話を戻しますと、結局、
みんな「記銘・保持」の部分までは
同じようにやっている
ので、
差がつくのは「想起」 (アウトプット)の部分
になるわけですね
貯蔵された記憶を、何回がんばって
アウトプットして、脳から外に絞り出したか。
どれだけこの「想起」の部分を強く意識しながら
勉強に取り組んだか。
これによって結果が大きく変わってきますので、
改めて「何度も思い出す」ことの重要性を
意識しておいて欲しいと思いますね。
それではまた。
P.S
まもなく、とんでもないコンテンツを
無料で公開します。
受験生のあなたがこれまで見てきた
無料コンテンツの中でも、
これ以上のものはおそらく無いと
思われます。
現在最終調整中。
非常に面白いものをお見せしますので
期待しておいてください。
なお、そのコンテンツが第一弾で、
その後、第三弾までコンテンツを
夏休み~秋あたりに順次公開予定。
まもなく公開する第一弾の
コンテンツも超絶面白いのですが
最後の第三弾は、とんでもないもの
をお見せします。フリーザの三段階
の最終変身みたいな感じでしょうか。ふふふ。
この夏は受験生を過去最高に
楽しませますので、お楽しみに。