- 2017-8-9
- おすすめ記事, 勉強の集中力をアップさせる考え方, 受験を突破するマインドセット
こんにちは、中西です。
前回は、長期的に安定して勉強量を増やす
ためには
「自分の成功パターンを公式化し、
その公式で生産(勉強)していく」
ことが重要、という話をしました。
ようするに、試行錯誤しながら、うまく行
ったパターンだけを残して、そのパターン
で重点的に勉強していく、ということですね。
私はメルマガでも過去記事でも、集中
するための膨大なノウハウを紹介していま
すが、そういったノウハウの全部が全部自
分に合うことは無いわけです。
いろいろ試しながら、自分の中で
「これはいい!」「今回はうまく行った!」
というパターンがどこかで見つかりますか
ら、そのうまく行ったパターンを大事にし
て、そのやり方にフォーカスするように心
がけていくと、時間の経過と共に
“どんどんラクになっていくヽ(´▽`)/”
ようになります(↑ここポイント)。
ただ一方で、油断したり間違った考え方を
してしまうと、せっかくうまく行っていた
はずの成功パターンが崩壊することもあります。
ここからが今回の本題ですが、ではうまく
行っていた成功パターンが崩壊するときと
は、どんなタイミングかというと、
【 「飽き」に負けてしまったとき 】
です。
つまり、その成功パターンに「飽き」てき
て、つい別のパターンを試してみたくなり、
そこから勉強習慣・生活習慣がガタガタと
崩れていくことが少なくないのです。
人はどんなことにでも「飽き」やすい生き
物です。そして多くの人は、その「飽き」
によって“別のこと”をやり出し、
そこでまたリセットされてしまって、成功
しないで終わることが本当によくあります。
これは進路・キャリアや人間関係などにお
いてもありますし、身近な部分でいえば、
趣味や習い事やスポーツ、生活習慣などに
おいても、
「飽き」によってこれまで蓄積した
“習慣が崩壊する”ことは少なくありません。
そしてこれは、勉強の「成功パターン」に
おいても同じなのです。
せっかく成功パターンを見つけて、それで
勉強の集中力を維持できる習慣や、生産性
が高くなる習慣のパターンを見つけたのに、
「飽き」に負けてしまって、たいして意味
もなく“別のこと”をやり出して、やっと
築いたものをあっさり崩壊させてしまう。
こういうことが少なくありません。
ただし、「飽き」によって生産性低下が
起こっていると感じたときに、
“一時的な気分転換”と明確に意識
した上で、“別のこと”をやってみるのは
アリです。
そういう“一時的な気分転換”と意識する
わけでもなく、「飽き」た気分に流される
まま、
せっかく見つけた数少ない貴重な成功パタ
ーンを放棄して、別の新しいことをやり出
してしまう人がかなりいるわけです。
しかしちょっとした「飽き」にイチイチ負
けて、そのたびに違うことをやり出してし
まう人は、
受験勉強に限らず、おそらく何をやっても
うまく行かない人生になるのは間違いない
と思われます。
なぜかというと、何をやるにしても、物事
をうまく軌道に乗せるためには、ほぼ確実
に訪れる「飽き」というフェーズを乗り越
える必要があるからです。
私もブログを開始して7年、さらにメルマガ
は1000日以上毎日欠かさず配信していますが、
一瞬おそってくる「飽き」を何度乗り越え
たかわかりません(笑)
しかしその「飽き」の感情に負けて、続け
ることを辞めていたら、今頃こんないろい
ろとありがた~い生活(´-`)はなかったです。
先月のダイエットでも、月末のメルマガに
書きましたが、最終的に1ヵ月で6キロも
体重を落とすことができました(メルマガ
執筆時5.6キロ減でしたが、そこから3日ほ
どで6キロ減達成ヽ(´∀`*)ノ)
ダイエットの成功理由はいくつかあるのですが、
自分にとって「痩せるパターン」を見つけ
たので、そこにフォーカスしまくったのが
大きな原因の1つになっています。
そのやり方にはとっくに「飽き」ているの
ですが(笑)、効果が出ているので今後も
「飽き」に負けずに続ける予定。
勉強習慣もまったく同じで、何度もおそっ
てくる「飽き」の感情ごときにイチイチ左
右されて、そのたびに毎回パターンを変え
ているようではうまく行かない、ということです。
ちょっと「飽き」るたびに別の新しいこと
をやり出す人は、見事なほど何をやっても
うまく行かないものなのです。
何をやっても「飽き」は必ずといっていい
ほど襲ってきます。そこからが本当の勝負
が始まるわけですね(+_+)
端的にまとめると、
「飽き」を制する者が、夏休みを制する。
「飽き」を制する者が、受験を制する。
「飽き」を制する者が、夢を実現させる。
・・・ということだと私は思います。
私もまだ全く偉そうなことを言える立場で
はありませんが、
【「飽き」を制することが何かを成すとき
の鍵を握る】
のは間違いないと確信していますので、
ぜひこの点は覚えておいてほしいと思いますね。
それではまた。