- 2023-10-2
- 勉強の集中力をアップさせる考え方, 受験を突破する記憶術
こんにちは、中西です。
10月に突入して、やっと秋らしくなってきました。
秋といえば「スポーツの秋」「読書の秋」「食欲の秋」といろいろ言われますが、秋になると生産性が変わるのでしょうか。
シンプルに過ごしやすいので生産性は上がりそうですが、そもそも「季節」によって生産性に違いがあるのか。
これが少し気になって色々調べてみたところ、興味深い研究を見つけました。
結論から言いますと、
【 脳の働きには季節によって違いがあり、秋は「記憶力」が活発になりやすく、夏は「集中力」が高まりやすい 】
と言う傾向があるようです。
▼参考: Brain Activity for Attention and Memory Tasks Changes with the Seasons – Scientific American
https://www.scientificamerican.com/article/brain-activity-for-attention-and-memory-tasks-changes-with-the-seasons/
ベルギーのリエージュ大学の研究で、28人の若くて健康な男女を集め、春夏秋冬の4つの季節ごとに、それぞれ4日半、研究室にこもって過ごしてもらったそうです。
その時に「集中力が必要になる課題」と「記憶力が必要になる課題」を被験者にやってもらったところ、
集中力は夏に、記憶力は秋に、脳が最も活発になることがわかりました。
確かに、季節によって睡眠時間が変わったり、代謝が変わったりするように、季節ごとに脳や体が変化するのは過去の研究でも判明していますが、
「集中力」や「記憶力」
といったものまで、季節によって違いがあるとはちょっと意外だったかもしれません。
記憶力が秋に一番高まりやすいなら、
「勉強の秋」「読書の秋」
と言われるのは、あながち間違いではないと言うより、科学的にはドンピシャで当たっていたと言えそうです。
私が運営するコーチングプログラムのメンバーさんにも勉強や読書を毎日やっておられる人が非常に多く、
そもそも本メルマガの読者さんは、勉強や読書を日ごろからしている人がたくさんおられます。
もし最近あまり勉強や読書をしていなかった人は、ぜひこの
「記憶力が高まりやすい秋」
から再開してみると、生産性が高く楽しく実行できるので、タイミング的には一番良さそうですね。
それではまた。