- 2017-6-20
- おすすめ記事, 人間関係・友人関係, 勉強のやる気アップ法, 勉強の集中力をアップさせる考え方
こんにちは、中西です。
全然知らなかったのですが、お笑いの
よしもとクリエイティブ・エージェンシー
の社長が変わったようですね。
なんと、あの大晦日の「絶対笑ってはいけ
ない」でおなじみ藤原寛氏だそうです。
吉本の社長は、大崎さんという方から
は、ずっとダウンタウンの歴代のマネー
ジャーさんが就任されています。
それにしても、テレビでダウンタウンにこ
き使われていた(?)藤原氏のキャラを思
うと、社長のイメージがわきません<(_ _)>
ただ、彼はとんでもなく気が利く人だそう
で、その周りへの気配りは異常なほどだそうな。
大昔に「気配りのすすめ」という本が四百
万部の大ベストセラーになったことがあり
ますが、出世する人というのはこの「気配
り」ができる人が多いのです。
ただ、この「気配り」というのは、学校教
育では全然習えないんですよね。むしろ、
学校教育で著しい結果を出していた人ほど、
「気配り」が出来ない傾向が出てくるよう
に感じています。
ある社長さんは、会社が人を採用する時の
ポイントとして、
「学生(新人)を採用するときは、
『学歴』よりも『気配り』が出来る人間を
採用しなさい」
とおっしゃっていました。そこに掘り出し
物の人材がいるよ、と。
藤原氏がヨシモトの社長になったのは、
この気配りの達人である点も大いに関係あ
ると思われます。そういうところを周りの
人は、実はしっかり見てるんですよね。
私自身がまったく気配りが出来ない人間
だったので(今もですが(つД<)・゚。)、
社会に出てしばらく苦労しました。
この「気配り」というのは、いっけんする
と面倒くさくて、損得勘定で考えたら、
何も得しないように思えるかもしれません。
「他人のために気を配るとか、自分にはムリ!」
と昔の私のように思ってしまう人もいるでしょう。
が、実はそういう人は、短期的に見ても
損得勘定において「損」している可能性
が高いのです。
なぜなら、最近の心理学の研究で、
「情けは人の為ならず」が証明されたから
です。
(当たり前ですが一応書いておくと、これは
「情けをかけると人のためにならない」と
いう意味ではありません、念のため(ーー;)。
「人のためになることをすると、
巡り巡って自分に返ってくる」の意。)
ヒューストン大学のラッドらの研究によると、
身近な家族・友人・知人・先輩・後輩など、
自分の周りの人が喜んでくれそうなことを
1週間に5回行うと、幸福度が高まるヽ(´▽`)/
ことが判明しています。
「幸福度が高まる」と、人は明るく元気に
なれます。まあ当たり前かと。
実際、これまで私が出会ってきた人達を見
ても、元気な人はほとんど例外なく、他人
へのサービス精神が旺盛だったり、世話好
きだったり、人が喜ぶことをやるのが好き
な人たちばかりでした。
逆に暗い感じの人や、なにやら人生楽しそ
うでない人たちは、周りへのサービス精神
や人のためになんかやろう、というマイン
ドが薄いと感じる人が、共通して多かった
印象があるのです。これは偶然ではないと
思います。
そして、この「人のためになること(人に
気を配ること、人が喜ぶこと)」をするこ
とで「幸福度が高まったヽ(´▽`)/」人は、
間違いなく自分が今取り組まなければなら
ない勉強(社会人なら仕事)への、
「集中力も上がる」
のです。
なぜなら、幸福感が高まるときに脳内に分
泌されるホルモンがあるのですが、それが
ストレスを緩和(解消)してくれて、物事
に取り組むやる気を生み出してくれるからです。
私の集中力ピラミッドの理論で見ても、
「やる気」は「集中力」の土台ですので、
ストレスが緩和(解消)されて「やる気」
が高まったなら、必然的にその上にある
「集中力」も高まることになります。
▼「集中力」「やる気」「モチベーション」の違いがハッキリわかる基準
つまり、
「周りの人に気を配る(ちょっと
したことで喜んでもらう)」
↓
自分もいい気持ちになれる
↓
幸福感が高まる
↓
ストレス解消&やる気アップ
↓
集中力アップ(^▽^)
ということです。
そう考えると、自分は受験生で勉強に忙し
いからといって、周りに気を配る(ちょっ
としたことで喜んでもらう)ことを疎かに
してしまうのは、
勉強に向かう上での、さらなるやる気・集
中力を高められる機会を逃しているといえます。
受験生とはいえ、家族・友人・知人など、
周りの人と毎日生活していくわけですから、
受験生だからと自分中心で考えるより、
そんなときこそ周りに少し気を配れる人の
方が、受験でもいい結果を残せる可能性が
高まるということですね。
というわけで、自分のことに大変なときほ
ど、周りの人に少し気を配ったり、喜んで
もらうことをしていると、結果的に自分も
元気が出て生産性が高まりますので、
受験ノウハウとはいっけん真逆のようですが、
ぜひできる範囲で、周りの人への「気配り」
「ちょっとしたことで喜んでもらう」こと
を試してみてほしいと思います。
それではまた。