- 2020-6-2
- 勉強の集中力アップに役立つアイテム
こんにちは、中西です。
YouTubeの2時間の動画の最後にご紹介した無料メール講座では、短時間きざみ勉強法を実践する人向けのレポートを2つプレゼントしています。
ただ最近メールが届かないなどの理由でレポートを受け取っていないと言う問い合わせを時々いただくので、まだレポートが手に入っていない人は以下からどうぞ。
▼「短時間きざみ勉強法のおすすめタイマー」
(このレポートを読む前に週末にお届けした「このレポートの読み方」を確認しておいてね)
ついでなので今回はタイマーのお話を。
高校生や受験生の人からよくいただく問い合わせの1つに、
「スマホのタイマーは使えますか?」
と言う質問があります。
無料メール講座の「おすすめのキッチンタイマー」のレポートを読んでいただくと分かると思いますが、
短時間きざみ勉強法を実践する上で「利用しやすいキッチンタイマーの条件」と言うものが複数あります。
その条件をすべて満たすスマホのタイマーは私の知る限りほとんどありませんし、
仮に何かそういうアプリが存在したとしても、そもそもスマホには根本的な問題が潜んでいます。それは
「スマホの中にはタイマー以外にも多数のアプリが入っている」
と言うことです。まあ当たり前。でもこれが厄介なのです。
言うまでもなく、スマホの場合は画面にタイマーのアプリを表示させたとしても、2秒で別のアプリを表示させることも可能です。
つまりスマホの場合は「簡単に脱線することができる」と言う集中力における大問題を抱えています。
いまや非常に多くの人がスマホの中毒に陥っていますので、タイマーのアプリそのものが条件を満たしていたり便利だったとしても、
「別のアプリにすぐに移動できる」
と言うデメリットにより、勉強の生産性を著しく落とす可能性があると言うことです。これは普通に分かって頂けるはず。
また研究では、スマホを自分の体の近くに置いておくと集中力が低下し、勉強の生産性が落ちることも判明しています。
興味深いのは勉強中にスマホを置く場所を、自分の体から遠い場所に置いた方が生産性が高まることも研究でわかりました。
つまり勉強中にスマホを机の上に置いていると、それだけでスマホの存在が気になり、集中力が落ちて生産性が低下するリスクが一気に高まると言うことです。
したがって、スマホのタイマーアプリ自体が仮に良かったとしても、根本的にスマホと言う機器自体が集中力を落とす性質を持っているため、
せっかく比較的安い値段でキッチンタイマーと言う機器が多数販売されているわけですから、スマホのタイマーよりもキッチンタイマーを利用した方が得策、というのが私の考えです。
ただしスマホのタイマーは「勉強以外」での利用であれば使えることもあります。
個人的にオススメなのが、「掃除中に使う」と言う方法です。これがすこぶる便利。
どういうことかと言うと、私は部屋の掃除をするときに「純粋に掃除だけに取り組む」ことがしんどくてできないので、音声コンテンツを聴いたり音楽をかけながらやりたいのです。
ところが掃除中にイヤホンで何かを聴いてしまうと、通常のキッチンタイマーでは掃除終了のアラームが聞こえなくなります。(私は掃除は時間を設定して行ってます)
理想は音声を聴きながら掃除に没頭して集中し、時間が来たらアラームが聞こえる状態。
でも音声を聞いていたらアラームが聞こえるわけがない。
この矛盾を解決してくれたのがスマホのタイマーです。
もうわかった人もいると思いますが、スマホのタイマーを設定してタイマーをスタートさせ、その状態でイヤホンをつけて、スマホの音声コンテンツを聴きながら掃除をするのです。
すると耳のイヤホンから音声コンテンツを大きめの音量で聞いていても、時間が来たらそのイヤホンからタイマーのアラームが聞こえるので、必ず終了するタイミングが分かります。
これは非常に便利で、残り時間も気にすることなくひたすらアラームがイヤホンから聞こえるまで掃除に没頭することができるのです。
(私はワイヤレスイヤホンを使っていますが、スマホ本体とコードのイヤホンをつないで、スマホはポケットに入れて掃除をしても同じ効果が得られます)
ちなみにこの方法は「時間を決めて音声を聴きながら行う作業」なら、掃除以外にも使えますので。時間を決めた散歩やジョギングや筋トレなど。
というわけで、スマホのタイマーは勉強ではできるだけ使わないことをお勧めしますが、
勉強以外のシーンでなら上記のような形で効率的に使うことも可能ですので、よかったら参考にしてみてください。
それではまた