- 2013-11-2
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中), 勉強のやる気アップ法, 勉強の集中力アップに役立つアイテム
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、勉強に取りかかるのが辛いときの対処法について。私もよくやっている方法です。
勉強のやる気が出ないとき、まず最初に何をしてほしいかというと、キッチンタイマーを手にとってください。
(今から伝える方法を実行するしないに関係なく、キッチンタイマーは受験勉強には必須なので、ぜひ購入しておくことをおススメします。
受験生活が終わったあとも、使うシーンは多いので買っておいて損することはないはずです。
ちなみに、私のおすすめはこちらの「カード型バイブレーションタイマー」です。これならアラームだけでなくバイブでも時間を知らせてくれるので、図書館や自習室などの静かな場所も使えます。胸ポケットにも入るくらい軽いです。
アマゾンで「バイブタイマー」などと検索すれば出てきます。↓の写真のクリックでもアマゾンに飛びます。
自宅でしか使わないなら、こちら↓のタイマーの方が表示も大きく見やすいのでおススメ。こちらも画像をクリックするか、アマゾンで「キッチンタイマー」と検索すると出てきます)
こういったキッチンタイマーを、とにかくまずは手に取ります。いくらやる気がなくても、タイマーを手に取るくらいはできるはずです。
手に取ったら、タイマーの制限時間の設定を、1分とか2分くらいの超短時間に設定します。
例えば1分に設定したとします。さて、この1分で何をやるか?
結論からいえば、この1分で机の上を整理します。机の上だけなら、1分あればかなり整理できます。
もしきれいな机だったとしても、ムリにでも整理できていない箇所や汚いところを探してみてください。机の下でもいいでしょう。1分ぐらいなら、やることは何なりとあるはずです。
机周りをどのように整理・掃除するかだいたい決まったら、さっそくタイマーのスタートボタンを押しましょう。
↑ここまでの作業、活字にしたら長いですが、タイマーを手にとってスタートボタンを押すまでの時間は20秒もないです。早ければ5秒以内に終わります。
スタートボタンを押したあと、当然カウントダウンが始まります。タイマーのカウントダウンが始まり、1秒ごとに減っていく数字を見た瞬間、その作業をやろうという気力が一気にわき起こります。(←ここが今回のポイント)
そうやって机周りの整理・掃除が終わったら、勉強の下準備完了です。これで最低限、勉強するのに必要な「舞台」は整いました。
「舞台」が整うとやる気が出ます。この状況で、今からやる勉強がどれくらい時間がかかるのか見積もります。
かりに英単語の勉強で20分くらいかかりそうなら、再度タイマーを手に取り、20分と入力してください。
タイマーに設定された「20分」という数字を眺めながら、「よし、今から20分やるぞ」と心の中で思います。そんなに強く決意しなくてもいいです。とにかくちょっとでもいいので「20分やるぞ」思うこと。
そして、あらためてタイマーのスタートボタンを押します。すると当然ながら19分59秒、19分58秒とカウントダウンが始まります。これをしっかり見届けてください。実は、これで今回の話は終わりです(笑)。
なぜならカウントダウンが始まったのを見届けたあなたは、自然に英単語の勉強をスタートすることになるからです。
ポイントは、キッチンタイマーの「カウントダウンパワー」を利用しているという点です。
やることを決めて、その勉強のだいたいの見積もり時間を推測し、キッチンタイマーで設定して、スタートボタンを押す。
そして、カウントダウンが始まったのを数秒見届ける。ここまでは大してエネルギーなどかかりません。やる気が低くてもここまでなら出来るとが多いです。
そして、ここまで出来たのなら、あとは自然に勉強に入っていけるのです。これで勉強がスタートできないとしたら、相当調子が悪い状況だと思われます(笑)。その場合は、仮眠をとるとか外の空気を吸いに散歩に行くなどしてください。
が、そこまで疲れ切っておらず、なんとなくやる気が出ない程度の場合は、このキッチンタイマーの「カウントダウンパワー」だけで復活できることが非常に多いです。
ここまで読んで、私が何を言っているのか「感覚的に」よくわからなかった人は、とにかく上記の説明どおりに試してみてください。
何度か試せば、きっと「カウントダウンパワー」と私が言っている意味がわかると思います。
とても単純な方法なのですが、こういうちょっとした「復活のコツ」を知っているかどうかが、長期的に大きな差になって行きます。
やる気がイマイチのときは、「とにかくタイマーを手に取る」という形で覚えておいてください。
上の流れを覚えておけば、タイマーを手に取りさえすれば、あとは流れで勝手になんとかなることが多いのです。
テンションが低いときは、とにかくタイマーを手に取ってみてください。