こんにちは、中西です。
本日は祝日ですので、雑談系ネタで。(このメルマガは休日は雑談系ネタになることが多いです)
雑談で連チャンになることはまずないのですが、昨日取り扱ったテーマに関して非常にいい本があるので、それをご紹介。
前回の話をまだ読んでいない人は、必ず先にそちらを読んでくださいませ。
※前回の記事:消費増税と国の借金の深刻さを暴露するよ(雑談)
ポイントの部分だけ復習しますと、
新聞やテレビで現在に至るまで、延々と言われ続けている、
「国の借金が1100兆円を超えた。赤ちゃんからお年寄りまで、一人当たり約900万円もの借金を背負っている。このままいくと日本が財政破綻する!!」
という言説は、100%完璧に間違いであり、より正確に言うと「悪意を持って広められた大嘘のプロパガンダである」という話。
これは陰謀論でも私の見解でもなく、ただの客観的事実であり、
「万に一つでも私が間違っていたら死んでもいいよ」
とまで、前回言いました。しかも2回(笑)。
そこまで言う理由は、もういい加減にこんなくだらないプロパガンダに日本中が騙され、若者からお年寄りまで、大勢の人間が貧困で苦しみ続けるのが本当に馬鹿らしいからです。
なんでみんな頑張って勉強に集中しようとしてるの?
少しでも自分の人生をより良くしたいからじゃないですか。いろんな目的はあるでしょうが、勉強をして、少しでもより豊かな人生を目指しているわけです。
ところがその根本的なところで、勉強をする目的すらも、大学や教育の存在意義すらも、無意味化させてしまうほどの「大嘘」が、日本中に蔓延していたら?国民の大半がそれを信じ込んでいたら?
みなさんが頑張って勉強に集中することそれ自体すらも、壮大なる茶番になりかねないのですよ。
私はこのメルマガで勉強の集中力に関する戦術(テクニック)も日本一の質と量で山ほどお伝えしますが、
「国の借金問題」の真実を理解しておくことは、「勉強する目的」という根本の部分に大きく関わる話なのです。
(だから雑談と言いながら、本当は雑談なんて全く思ってないんですけど)
で、この問題の概要については前回解説しましたが、より詳しい話については、たとえばこの問題を10年前からずーっと指摘し続けておられる経済評論家の三橋貴明氏をはじめ、
京都大学藤井聡教授(元内閣官房参与)、現役官僚で評論家の中野剛氏、元大蔵官僚の高橋洋一氏らの著作がおすすめです。
ただ上記の皆さんの著作はプロ中のプロの専門家の本なので、このメルマガで上記のような話を初めて聞いた学生さんや、経済・財政の初心者の方にはちょっと難しいと感じる可能性も高いです。
そういう初心者さん向けのわかりやすい本があればいいのに、とずっと思っていたのですが、最近(7月10日)発売された以下の本が非常に良かったのでご紹介します。
その初心者向けのおすすめ本がこちら。
タイトルのとおり漫画なのですが、女子高生を主人公にしていて、非常にわかりやすく書かれています。
この手の漫画本でありがちなのは、 いかにも「難しい内容を漫画にしました」的な、一応漫画だけど役所のパンフレットみたいで全然面白くない・・・というパターンです。
この本はそういう要素が全く無く、女子高生とそれに対抗する敵キャラとのやり取りを、ちょいちょいギャグを交えながら、でも分かりやすく説明してくれています。
ちなみに帯には、主人公の女子高生あさみちゃんが両手を上げて
「消費増税に反対するみんなあああぁぁぁ!!!オラにみんなの力をわけてくれぇぇ!!!!」
と叫んでるイラストが入ってます(物語の中の1シーンです)。ドラゴンボール知ってる人なら誰でも分かると思いますが、そういうセンスでこの問題について解説しています。
京都大学の藤井聡教授(元内閣官房参与)がこの本の解説をされているので、藤井教授が監修したのかと思ったのですが、そうではないようです。
作者の方が消費増税の裏に隠れた「国の借金問題」がヤバすぎるということに気づき、2019年2月中旬から50冊以上の消費増税に関する本を読みまくり、この漫画を描き上げたそうです。
本当に素晴らしいと思います。前回も書いた通り、私はこの問題を10年前からウォッチし続けていますが、明らかにここ半年ぐらいから認知度が急速に普及しています。
つまり「国の借金問題など最初から存在しない」「日本が財政破綻する確率は0%」という事実が、ここにきてようやく急速に普及している実感があるのです。
この漫画はその象徴のような感じです。同じ漫画でいいますと、小林よしのりさんも1~2ヶ月ぐらい前に初めてこの問題を漫画で取り上げてました(藤井聡教授がゴー宣に登場&対談)。
とはいえ、まだ消費増税に賛成している人が、国民の半数弱もいる状況なのです。
つまりこの日本の貧困問題とそのメカニズムを全然理解できていない人・財務省&マスコミのプロパガンダに洗脳されている人が、まだこれほどまでに大勢いる状況なのです。
自分たちで自分たちの首を絞めている。これを「国民の無知」「勉強不足」とディスるのは簡単ですが、そもそもプロパガンダを垂れ流して洗脳している連中が悪いわけです。
(何度もいいますが、その筆頭が消費増税すべきまともな根拠を一切上げずに消費増税を推進している「東大名誉教授(笑)」の吉○洋=A級戦犯)
このままで貧困問題が解決するはずがありません。新聞・テレビのマスコミが全滅している以上、それ以外のメディアから真実を広めていく以外の方法がありません。
というわけで、この問題について一からある程度体系的にまとまった、初心者向けのわかりやすい本を読みたい人は、是非こちらの漫画から読んでみてください。普通に漫画としても面白いので。
追記:無料のYouTube動画でもこの本が丸ごと公式に公開されていました!!
あの「全国民必読の漫画」がYouTubeで無料公開されていたよ!