- 2016-11-16
- おすすめ記事, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは、中西です。
センター試験まで残り2ヶ月ほどになり、
大学受験生は徐々に緊張感が高まってき
ている人も多いと思います。
私自身がそうだったのでよくわかるので
すが、残り日数が減っていくにつれて、
「1日の重み」がどんどん増していくのを
実感するようになります。
そのとき勉強の進み具合が理想通りでな
い場合は、あまり良くない意味での
“焦り”も日増しに高まっていきます。
こういう状況に陥ったとき、人は大きく
2パターンにわかれるのです。
1つは、そういう状況の時ほど「規則正し
い生活」を送るようになる人。
もう1つは、逆にそういう状況になるほど、
「生活が不規則」になって乱れて行く人。
前者は、「規則正しい生活」を送ることで、
勉強全体のパフォーマンスが高まることを
経験的に知っている人ですね。
後者は、その目の前の焦る状況にばかりに
意識がフォーカスして、ついつい生活基盤
のほうに意識が向かなくなってしまうパターンです。
ところが、怖いのはここからで(°□°;)、
不規則な生活パターンに入っているときほ
ど、人は1日の時間がたくさんあるように
錯覚してしまいやすいのです。
「たくさんある」というか、不規則な生活
パターンのせいで、1日の時間感覚が鈍感
になっていくということ。
逆に「規則正しい生活」を送っている人は、
毎日毎日、同じ生活パターンを繰り返して
いるので、
1日の残り時間があとどれくらいで、今日
はあとどれくらいしか勉強できないのかを、
肌感覚で毎日ヒシヒシと感じられるように
なります。
これは限りなくいい意味でなのですが、
「規則正しい生活」を送っていると、
毎日時間が限られていることに自然に気づ
きやすくなるのです。
ところが、不規則な生活パターンの人は、
パターンが一定ではないので、1日の途中
では、なんとなくまだそれなりに時間余っ
ているように感じやすくなります。
典型的なのは就寝時間で、毎日寝る時間
が決まってなくて、いつも就寝時間がバ
ラバラの場合、日中も常になんとなく
「今日(今日の夜)はまだまだある」
と思い込んでしまいやすいのです。
結果、気持ちが焦っているわりに、1日の
時間感覚が鈍っているので、勉強のパフォ
ーマンスが落ちやすく、そんな日を繰り返
すことでさらに焦りが増幅することになります。
こうなると悪循環(;´д`)
その悪循環を断ち切るには、朝型でも夜型
でもいいので、まずは「規則正しい生活」
を送ることがポイントになります。
「規則正しい生活」が送れるようになると、
1日の時間感覚が鋭敏になり、
「今日という時間は有限なんだヽ(`Д´)ノ」
と常に思えるようになり、前向きないい
緊張感を維持しやすくなります。
当然、その緊張感は勉強の集中力アップに
つながり、長期的な勉強量アップにつなが
っていきます。
というわけで、焦ってきたときほど不規則
な生活パターンになりやすい人は、ぜひそ
の悪循環に陥らないように(陥ってる人は
その悪循環を断ち切るべく)、
規則正しい生活になるように切り替えて
行くことをおすすめします。
「焦るときほど規則正しく」
が、逆境に強くなるコツですね。
それではまた。