- 2019-6-11
- 勉強の集中力アップに役立つアイテム
こんにちは、中西です。
前々回・前回は、最近私が購入して使っている「禁欲ボックス」のレビューと、
さらに禁欲ボックスは1万円以上しますので、手が出せない人向けに1000円程度の「禁欲バッグ」で代用できる方法についてお話ししました。
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今回はこの補足。
「禁欲バッグ」の使い方は前回紹介したとおりですが、「禁欲ボックス」のように「物理的に絶対に取り出せない」というわけではないのがネックになります。
そもそも禁欲ボックスがヒットしている理由が「一度時間を設定したら絶対に取り出せない」という部分なので、禁欲バッグは(鍵はかけられますが)やはり少し強制力が弱いわけです。
とはいえ、スマホや漫画・ゲーム機などを袋に入れて、チャックを閉めて、鍵をかけ、その鍵を部屋の遠くにしまうと、感覚的にはかなり封印している感じになります。
わざわざ遠くまで鍵を取りに行ってバッグを開けようとまで思わない人なら、これでも十分効果があります。個人差が出るところですね。
で、本題ですが、もし鍵付きの禁欲バッグを試してみて、つい開けてしまうことがある人は、「次善の策」が一つあります。
(禁欲バッグ自体が禁欲ボックスの「次善の策」と紹介したので、今回は「次善の策の次善の策」(゚o゚;))
どうするかと言うと、戦略としては「ロックを何重にも重ねる」ということです。
具体的には例えばこんな感じ。
<複数の禁欲バッグ(or鍵付きの入れ物)を使う方法>
別メーカーの禁欲バッグ(or鍵付きの入れ物)を1個~数個買う
↓
スマホを禁欲バッグAに入れて、鍵をかける(ここまでは前回と同じ)
↓
禁欲バッグAの鍵を、禁欲バッグBに入れる
↓
禁欲バッグBの鍵を、禁欲バッグCに入れる
・・・こうやって鍵を何重もかけるわけです。
※前回紹介したものとは別のメーカーの禁欲バッグはたとえばこんなの。(「禁欲バッグ」は私が勝手につけた名前ね<(_ _)>)
前回のはサクラクレパス社のものでしたが、上記は有名なコクヨの商品。(ただしサクラクレパスと違って鍵自体は付属しておらず、ダイヤル錠・南京錠など別途必要)
ちなみに「鍵をかけて、別の鍵のある入れ物に入れる」という部分がポイントなので、鍵付きの箱など、禁欲バッグでなくても良いです。
もっと言えば入れ物でなくてもよく、ダイヤル式の南京錠同士を二つ三つ重ねて鍵をかけてもいいです。
確かにこの方法でも、その気になれば物理的に取り出せるのですが、何重にも鍵がかかっているので、はっきり言って面倒くさいです。
大事なのはこの「取り出すのが面倒くさい」という感覚。この感覚があることで「スマホを見たいからバッグから出そうか」という気持ちを抑制できます。
ある研究では、スマホを自分の体から遠い距離に置くほど集中力が高まることが分かっています。
(逆に机の上やポケットなど、自分の体から近い場所にスマホがあるほど集中力は低下する)
単純に距離が遠いだけでも集中力に影響しますので、
「わざわざ何重にもかけられた鍵を解除しないといけない(-_-;)」
と思えるだけでも、スマホを取り出そうとする意欲が抑制される可能性が高いのです。
「取り出すのが面倒」と思えると成功確率が高まるので、鍵をかけて、その鍵をラップで包み、それをティッシュで包み、新聞で包み、封筒に入れ、スーパーのビニール袋に入れ、100均のタッパーに入れ、そのタッパーを冷蔵庫に入れる(笑)
・・・・みたいな方法でも、スマホを丸腰でどこかに置いておくよりよほど効果がえられる可能性が高いです。
禁欲ボックスだと値段の相場が1万円から13000円ですが、上記のような方法であればその1/3から1/4以下の値段に抑えられますヽ(´∀`*)ノ
あとは、前回も少し書きましたが禁欲バッグに鍵をかけて、その鍵を家族に渡し、勉強が終わるまで持っておいてもらう(orどこかに隠しておいてもらう)。やはり第三者に協力してもらうと効果は高まりますので。
というわけで今回は補足でしたが、禁欲ボックスの次善の策として鍵付きの禁欲バッグ、
禁欲バッグひとつでは不安なら「何重にもロックをかける」ことで欲望を抑えることができる確率が高まりますので、お悩み中の人は参考にしてみてください。
それではまた。