こんにちは、中西です。
前回、合格体験記の提出の件で「期限ギリギリに出す人が多そうだ」と言う話をしました。
昨日ああいうメールを書いたので、今日の提出人数はいつもより多かったですが、それでも予想よりはまだ集まってません。
この感じですと、今週末は一気に体験記が提出されて来て、やばいことになりそうです(笑)
何度もお伝えしてますが「締め切り効果」というのは素晴らしく、集中力を引き出してくれる強力なパワーを持っています。
しかし一方で、多くの人が「締め切りギリギリにならないと動き出せない」と言う性質も持ち合わせています。
自分の気持ちとしては「もっと早めに取り掛かりたい」とは思っているのですが、ついつい後回しになってしまって、毎回締め切りギリギリになると言う人も少なくありません。
そこで今回は、何か「締め切り」がある取り組みをするときに、「ギリギリになってから取り掛かる癖」をなくす方法をご紹介します。
結論から言いますと、
「賞賛ライン」
と言う「別の締め切り」をもう一つ作ってしまうということです。
この方法は、以前私が運営していたメディアで取材させてもらった超著名コンサルタントの方が実践されている方法なのですが、
本当の締め切り日を「デッドライン」として、それとは別に、
「この期日までに終わらせられたらすばらしい!」
と思える締め切りを「賞賛ライン」として前倒しで設定する、という方法です。
たとえば6月1日からスタートする取り組み(勉強・習慣・仕事など)で、2週間後の6月15日が最終的な本当の締め切り(デッドライン)だったとします。
この場合、ほとんどの人が本当のデッドラインである6月15日を意識してその2週間を過ごすわけです。
しかしこの発想で取り組む場合、必ずと言っていいほど6月15日ギリギリに終わらせる形になります。
そうではなく、最初の時点で「もしもこの日に終わらせられたら素晴らしい!」と思える日がどのあたりかを考えます。
仮にそれが6月10日であったなら、その日を「賞賛ライン」に設定して、カレンダーなどに書いておくわけです。
つまり、この場合
「6月10日が賞賛ライン、6月15日がデッドライン」
となるわけですね。
そして6月1日から「6月10日の賞賛ラインまでに終わらせるぞ!」と考えて、そこに意識をフォーカスして取り組んでいきます。
6月10日までに終わらせられたらその名の通り自分自身を賞賛できますしヽ(´∀`*)ノ、
仮に無理だったとしても、本当のデッドラインにはまだ間に合うので、最悪の事態も事前に防げるわけですね。
ちなみにそのコンサルタントの方は、大半の取り組み・作業を賞賛ラインまでに終わらせているそうです。
私は結構オーバーすることもありますが、それでも賞賛ラインを設定していると全然違います。
こういう形で本当のデッドラインより前倒しにした「賞賛ライン」を設定し、その期限を守ることに意識を集中すると、
いつも何かに追われている感覚から、積極的に自分が主体となって時間をコントロールしている感覚が持てるようになります。
「時間に追われている感覚」が多い毎日と、「時間をコントロールしている感覚」が多い毎日では、ストレスも楽しさも全然違いますからね。
いつも締め切りギリギリの人はよかったら試してみてください。
それではまた。