- 2017-8-5
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~基礎編~, 参考書学習テクニック, 夏休み・冬休み・春休みの勉強法
こんにちは、中西です。
勉強のインプットに関して、
こんな興味深い記事を見つけました。
▼ 社会人が賢くなるために一番コスパのいい本とは?
ビジネス書を100冊読むよりコレを読むべし
http://diamond.jp/articles/-/136290
学生向けというより社会人向けの記事です
が、ようするに社会人になってから基礎的
な勉強をスタートするなら、
「大学受験の参考書」
を使うのが賢いよ、という話。
これは、元外務省の役人で“現代の知の巨
人”とも呼ばれる作家の佐藤優氏も、複数
の本で何度もおっしゃっているのですが、
大学受験の参考書は勉強をイチから始める
人にとって非常に秀逸に出来ているので、
社会人ももっと大学受験の参考書を使った
方がいい、ということなのです。
社会人になると大学受験生の参考書なんて、
なんとなくかっこ悪くて購入するのも抵抗
が出てくるものですが(ーー;)、
どの科目も競合が多数いる激戦区の受験参
考書業界は、生き残るために必死で練りに
練った“わかりやすい”“面白い”“覚え
やすい”参考書(&問題集)を作っています。
これは他の資格試験などではあまり見られ
ない傾向で、資格試験の参考書は競合も少
ない分、けっこうわかりにくかったり、
工夫があまりされていない参考書が売られ
ていることも少なくありませんからね。
そんなクオリティの高いものが多い大学受
験の参考書ですが、夏休みに入って、そろ
そろ次のレベルの新しい参考書を購入しよ
うと思っている人や、
夏休みから本格的にやり出す科目・分野の
参考書を探している人もいると思います。
その参考書選びのコツを1つお伝えしてお
くと、
「大手書店に足を運ぶ」
ということです。大学受験の参考書選びに
おいて、これはほぼ必須の作業だと私は思
っています。
街の小~中規模くらいの書店には、参考書
自体がそれほど置いておいないことも少な
くありませんし、置いてあっても人気のあ
る一部の参考書だけだったりします。
大学受験の参考書はとても種類が多いので、
街の普通の書店では本当にごく一部しか並
べることができないわけです。
しかし大学受験は人生を左右する試験です
から、その参考書選びをふつうの本や雑誌
を選ぶ感覚で探していてはダメです。
その選択が大げさではなく人生を左右する
可能性が高いわけですから、読み捨てるよ
うな本や雑誌と同じルートで選ぶのではなく、
多数の参考書から自分に合うものを
“厳選”して選ぶ必要があります。
そのためには街の小さめ~中規模書店より
も、品揃えが豊富な大手の書店に足を運び、
たくさんある参考書を実際手にとって内容
を確認しながら、自分に合うものを選ぶべきです。
そこに多少の時間をかけてもかまいません。
アマゾンもレビューがあるのでかなり参考
になりますが、「評価の高さ」と「自分に
合うかどうか」はまた別問題ですからね。
アマゾンは非常に便利ですが、手にとって
中身を見ることができないマイナスは大き
いです。
一般的な書籍を買うなら中身の確認は必ず
しも不要ですが、「大学受験の参考書」は
それと同じ買い方をしてはいけないのです。
ちなみに私自身の大学受験では、出身地の
滋賀県に大手書店がなかったので(ノД`)、
となりの京都の大手書店まで、電車で1時
間以上かけて参考書を買いに行きました。
大学受験における参考書の重要度を考えれ
ば、これくらいは当たり前ではないかと思
います。
なおブックオフのような中古本屋さんで参
考書を選ぶのも、極力やめたほうがいいと
思います。
すでに買う参考書を事前に決めていて、そ
れをピンポイントで中古本屋に探しに行く
ならいいですが、中古本屋に行ってそこで
何かいい参考書がないかを探す、というの
はリスクが高いです。
そもそも中古本屋の品揃えは、お店の規模
に関係なく、売り手から買った本を並べる
だけなので、品揃えは偶然性に左右されます。
そこで自分に合う参考書を探すのは、ほと
んどおみくじみたいなもので運に頼ること
になりますからね(°□°;)
というわけで、大学受験生でこれから参考
書を買う予定がある人は、極力「大手書店
に足を運ぶ」ようにして、実際に手にとっ
て自分に合うものを選ぶのがおすすめです。
それではまた。