- 2017-5-8
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ, 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 勉強の集中力をアップさせる考え方, 受験を突破するマインドセット
こんにちは、中西です。
今回の話はみんなに役立つ“再現性のある
集中法”のような話とは少し違うのですが、
私自身が「今日はいつも以上に集中して
1日を送りたい!」と思ったときに実践する
思考法(発想の転換)の1つをご紹介します。
それは「今日の目標」とは別に、
「今日のテーマ」
を設定するということです。
「目標」と「テーマ」の違いは何かというと、
辞書的な厳密な意味の違いはともかく、
「数字で計測できるかどうか」
「達成度を明確にチェックできるかどうか」
で私は分けています。
つまり数字で計測できたり、達成できたか
どうかがハッキリと確認できる場合は「目
標」になります。
一方、そこまで具体的ではなく、抽象度が
高い内容&頭の中でそれを意識して1日すご
すものを「テーマ」と考えています。
これでは少しわかりにくいので、かなり
恥ずかしいのですが、私がよく使うテー
マを一つ紹介しますと、
「自分として最高にかっこいい(美しい)
と思える一日を送る」
というテーマがあります。
このテーマの基準は、一日が終わったとき
に「今日のオレ、最高にかっこよかったぜ
ヽ(´▽`)/」と思えるかどうかです。
あるいは「今日は芸術作品のように
“美しい”一日をクリエイトすることが
できたわ(´-`)」と思えるかどうか。
「かっこいい」「美しい」というのは形容
詞で抽象度の高い言葉のため、基準は人
それぞれで、あくまで自分としてそう思え
るかどうかが判断基準になります。
よってこれは達成度を計測する「目標」と
は違うわけで、あくまで「テーマ」です。
「かっこいい」という言葉は男子向けです
が、男子なら
「かっこいい自分でありたい」
というのは幼少期からほとんど本能的に備
わっているともいえる心情ですので、比較
的受け入れやすいテーマではないかと思います。
「かっこ悪い男になりたい」なんて男子は
いませんからね(笑)
女子でも「今日の私、かっこよかったわ(^^♪」
と思える人はこのテーマは使えるでしょうし、
難しいなら上記の通り「美しい」という基
準でテーマを設定してもいいと思います。
(表現は自分にしっくりくるものなら何でもOK)
Todoリストや目標を達成するための
「やり方」というのは当然重要なのですが、
それを実行するベースには、より重要な、
自分自身としての「あり方」が存在しています。
ようするに、
「自分自身がどういう人間であるか(ありたいか)」
という部分です。これは目標設定とは別の、
より自分自身の本質的な部分に該当する要
素になります。
今回の「1日のテーマを設定する」というのは、
その「あり方」を理想に近づけるために言
語化して、できるだけ1日中意識する、
ということです。
自分の理想の「あり方」に近づける「テー
マ」を設定できれば、モチベーションのア
ップにつながり、勉強の集中力アップに貢献します。
なお、テーマを設定しても「1日中意識し続
ける」のが難しそうな場合は、
「2時間ごと」「1時間ごと」「午前・午後・夜」
など、時間を区切って簡単に振り返るよう
にすると、常に意識しやすくなるのでおすすめです。
もちろん「理想のあり方」をテーマに設定
するわけですから、何度も挫折する(納得
できない)結果になる可能性は高いのですが、
そのたびに何度でもめげずに繰り返し続け
ていくことで(←ここ超重要)、少しずつ
「理想のあり方」に近づいていきますので、
この点も頭に入れておいてほしいと思います
(でないとすぐ自己嫌悪になりかねないので)。
というわけで、よかったら明日以降、
「自分として最高にかっこいい(美しい)と思える一日を送る!」
か、あるいはそれに類する自らのあり方に関する
「テーマ」を何か設定して、1日をにすごしてみてください。
目標とは別に本心からそうありたいと思える
「テーマ」を設定することで、
一日の集中力やパフォーマンスが変わって
くることを実感できるはずです。
それではまた。