- 2018-6-7
- おすすめ記事, 勉強の集中力をアップさせる考え方
こんにちは、中西です。
勉強に集中するための工夫というのは色々とあるわけですが、
そういった工夫をするのと同時に、頭の片隅で考えておくべきことがあります。
それは「集中力があとどれぐらいで無くなるか」と言うことです。
勉強するときは、この点を強く意識するようにしてみてください。それだけで、トータルのパフォーマンスが高まりやすくなります。
多くの人は「今日の残り時間」については時計で計測できるので、意識することが多いです。
例えば「今日はあとどれぐらいの時間勉強できるか」を勉強中に意識すること。これは容易ですからね。
この意識が強いほど「締め切り効果」で集中力が高まりやすくなります。
一方で、自分の集中力そのものも時間のように限られたものなので、
「あとどれぐらいで集中力がなくなってしまうか」
を意識することでも「締め切り効果」のパワーを得られるのです。
つまり、「締め切り効果」は、「残り時間」と「残り集中力」の2つの意識から得られるということです。
ただし「時間」との違いは、集中力の残量については数字で表すことが難しい点です。
ドラゴンボールのスカウターみたいに自分の残りパワーが数値で表示されると良いのですが(笑)、そんな便利なものはまだないと。
したがってここは感覚的なものでいいので、「自分の集中力はどれぐらい持ちそうか」ということを意識することを癖付けてみてください。
そうすると、基本的に勉強というのは毎日の習慣のものなので、大体何時ごろになったら(このタイミングになったら)集中力が無くなってくる、というのがおおよそでわかるようになってきます。
それを勉強中に意識しておくと
「ちゃんと集中できるのはあと◯時間ほどだから急ごう!」
といった形で、意識面において良い形で緊張感が出てきて、この観点からも「締め切り効果」が働くようになるわけですね。
というわけで、これは誰でも簡単にできますので、勉強中は頭の片隅で「あとどれぐらいで集中力が無くなりそうか」ということを意識してみてください。
それではまた。