- 2017-5-27
- おすすめ記事, 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
「睡眠」と「日中の集中力やパフォーマンス」
は切っても切れない関係にあります。
一昔前だと、まだ睡眠時間が短いことが
一流の証のような風潮も一部残っていたのですが、
さすがにこれだけ世界中で数多くの睡眠に
関する研究が次々と明らかになってくると、
睡眠時間の短さを自慢する人は少なくなっ
てきたように感じます。
今どき、睡眠時間の短さ自慢をしている人
がいたら、残念ながら三流の烙印を押され
ても仕方ないかも(゚゚;)
最近聞いた睡眠に関する話で、こんな話がありました。
スタンフォード大学医学部教授でスタン
フォード大学の睡眠生体リズム研究所所長
の西野精治さんが、最近の著書でこんな
話をされていたのです。
西野さんはある寝具メーカーからの調査依
頼で、ソチ五輪に出場した日本人アスリー
ト100人の
「寝具の好み」
を解析したことがあるそうです。
その調査の結果、日本人アスリートの寝具
の好みが色々とわかったのですが(「体重
が重い人ほど硬い寝具が合いやすい」など) 、
特に興味深かった事実として、
次の調査結果を挙げられていました。
それは
「控え選手に比べると代表選手の方が、
眠りへのこだわりが明らかに強い」
ということです。
つまり代表選手になるようなトップアスリ
ートほど、自分が寝る時の寝具や部屋の明
るさ部屋の室温など、
「睡眠時の環境」
について明確な自分自身の好みを持ってい
た、ということ。
西野氏によると
「試合で最高のパフォーマンスをし、貪欲
に記録を伸ばすには、起きている時のトレ
ーニングや食事だけでは『足りない』こと
を彼らは知っている。
それゆえ、眠りに対してもセンシティブで、
常にベストを模索するのだろう」
という結論をされていて、この傾向はビジネ
スパーソンでも当てはまるのではないかとお
っしゃっています。
この話を聞いて思ったのは、アスリートやビ
ジネスパーソンに限らず、日頃勉強のために
机に向かう受験生や学生にも、この傾向は明
らかに当てはまるということです。
私がこれまで見聞きした周りの人たちや、仕
事で数多くの高校生や受験生の生活習慣を確
認してきた限りで言うと、
やはり1日の集中力やパフォーマンスにこだ
わる人ほど、睡眠に対するこだわりもそれに
比例するかのように高い傾向がありました。
また私自身も勉強にしろ仕事にしろ、本気の
本気で「1日のパフォーマンスを極限まで高
めよう」と思った時は、
必ずと言っていいほど「睡眠効率」に細心の
注意を払わざるを得ませんでした。
これらの話を総合すると、
「睡眠へのこだわり」と「その人の本気度」
は、比例する傾向がある
と考えてほぼ間違いないかと思います。
また、「本気だけれども睡眠にはこだわって
いなかった」という人は、単純に
「睡眠に関する知識が足りないだけ」
の可能性が高いです。単純に知識の有無の話。
その場合、まずは勉強のパフォーマンス
において睡眠がどれほど大事かというこ
とを一度調べてみて欲しいと思います。
ちなみに私のブログの睡眠関連の
カテゴリーはこちら。
▼カテゴリー:睡眠効率アップで集中力UP
(70記事以上あります)
▼ブログの「睡眠」の検索結果。
(230記事ほどあります)
最近だいぶ暖かくなってきたので朝も起きや
すくなってきていますが、そのおかげで返っ
て睡眠効率を軽視してしまい、
結果として日中に強い眠気が襲って来て1日
の生産性が著しく落ちてしまうということも
ありますので、
これから真剣に毎日の密度を高くしていき
たい人は、「睡眠へのこだわり」を今以上
にもつように意識してみてほしいと思いますね。
それではまた。