- 2017-5-12
- おすすめ記事, 効率的な時間管理術, 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術, 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
学校や職場などで周りの人と「睡眠」につ
いて話題になるとき、その内容の多くが
「睡眠時間」について話すことが多いです。
よくある会話で、
A君「昨日、何時間くらい寝た?」
B君「6時間くらいかな」
A君「めっちゃ寝てるな。俺、昨日の夜は4時間半だったわ」
C君「すげーな。僕は7時間は寝ないとダメな人だから」
・・・・みたいな会話ですね。
だいたい男は「睡眠の短さ」を自慢して、
女性は「睡眠の長さ」を自慢しやすいと言
われていますが(笑)、
いずれにしろ「睡眠」について話すときは、
その主要テーマは「睡眠時間」になること
がとても多いわけです。
また睡眠に関する研究成果やニュース等で
話題になるときも、
「7時間睡眠の人が一番長生きできる」
「6時間以下の睡眠では健康が~」
「ホリエモンやビルゲイツは8時間寝ている」
といった「睡眠時間」が中心ですし、
インタビュー記事の本人紹介欄に「名前」
「職業」「経歴」「座右の銘」と一緒に
「睡眠時間」なんて欄がある場合もあります(笑)
これほどまでに、睡眠についての話題の多
くは「睡眠時間」になりやすいのですが、
実は「睡眠時間」と同じくらいに重視しな
ければならない、もう一つの睡眠のポイン
トがあるのです。
それは「睡眠時刻」です。
つまり「何時に寝て、何時に起きるか」と
いう部分なのですが、中でもとくに意識し
なければならないのが「睡眠に最適な時間
帯」についてです。
比較的有名な話ですが、午後10時~午前2時
というのが睡眠にとっては“ゴールデンタ
イム”ともいえる時間で、
それはこの時間帯に眠ることで、ホルモン
の分泌や疲労の回復力が最大限に高まるからです。
よって睡眠の専門家や睡眠に詳しい医師の
方の見解を見ると、ほとんど全員が共通し
て、この「午後10時~午前2時の間にできる
だけ睡眠を取ること」という見解になっています。
したがって一番話題になりやすい「睡眠時
間」は、その数字だけをピックアップして
他人と長い・短いを比較したり、睡眠時間
だけを語り合っても、あまり意味がないと
いうことです。
「午後23時からの7時間睡眠」と
「午前1時からの7時間睡眠」では、
同じ「7時間睡眠」ですが、前者は“ゴール
デンタイム”のうち3時間を睡眠に当てられ
ていますが、後者は1時間しか当てられてい
ません。
これではたとえ同じ「7時間睡眠」でも
“ゴールデンタイム”に当てられている時
間に3倍の差がありますから、睡眠効率の
面ではまるで違ってくる可能性が濃厚で、
当然それは翌日のパフォーマンスや集中力
にも差が出てくる可能性が高いということです。
というわけで、睡眠については「睡眠時間」
が非常に話題になりやすいですが、それと
同じくらいに「睡眠時刻」もとても重要な
要素になりますので、
睡眠の質(睡眠効率)を最大化させたい人は、ぜひ
「何時間寝たか」だけでなく
「何時に寝たか」
にもよく注意しておいてほしいと思いますね。
それではまた。