- 2016-7-16
- おすすめ記事, 勉強のやる気アップ法
こんにちは、中西です。
受験勉強をしていると誰でも多かれ
少なかれ「やる気の波」があるもので、
常にずーっと高いやる気をキープし
続けるのは難しいです。
大事なのは、やる気が低下したときに
どう乗り越えるかであり、そのテクニック
をたくさん知っているほど対処がラクになります。
そんなやる気アップテクニックの中で、
私がよく使う方法の1つが、
【 無理矢理キッチンタイマーのボタンを押す 】
という方法です。
キッチンタイマーはご存知の方も多い
でしょうが、ようは時間を設定して
スタートボタンを押すと、カウントダウン
形式で時間を計測できるものですね
(カウントアップ機能が付いている
タイプもあります)。
「なんかイマイチやる気が出ないな」
「ちょっとテンションが低いな」
と思ったら、私はキッチンタイマーを
取り出して適当に時間を設定し、
【 とにかくまずスタートボタンを無理矢理押す 】
ようにしています。
するとタイマーの数字が動き出しますので、
その“動き出したタイマーの数字が目に入る”
ことで、一気にやる気のスイッチが入るからです。
状況にもよりますが、私の場合このやり方
でやる気にスイッチが入ることが非常に多いです。
ちなみに、以前も書きましたが
カウントダウン形式とカウントアップ形式
なら、集中力を高める上では前者に軍配が上がります。
が、今回の「やる気にスイッチを入れる」
目的であれば、効果はどちらでもそんなに
変わらないです。
さらにカウントダウンでやる際、設定した
“時間の見積もり”が正確かどうかもこの
場合はあまり関係ありません。
とにかくやる気スイッチを入れる目的で
キッチンタイマーを利用する際に重要なのは、
———————————————
1、いつも利用しているタイマーを使うこと
2、とにかくスタートボタンを無理矢理押して、
数字が動き出すのを見ること
———————————————
この2点がポイントになります。
「いつも利用しているタイマー」なら、
それを使うことがすでに脳内で条件反射
として「作業をやり出す」こととリンク
している可能性が高いのが1つ。
また、こうやって「やる気が低下したとき
には『このタイマー』のスタートボタンを
とにかく押す」という行為を繰り返していく
ことで、
「このタイマー」=「やる気のスイッチ」
という関連づけが脳内で強化されていきます。
そのため、この行為を同じタイマーで
繰り返すほど、やる気スイッチを入れる
成功率は高まっていきます。
というわけで、やる気がイマイチのときは、
「いつも利用しているタイマー」で
「とにかくスタートボタンを無理矢理
押して数字が動き出すのを見る」
ようにしてみてください。
実に簡単な作業ですが、たったこれだけ
のことでも脳はやる気を取り戻せること
が非常に多いです。
こういった「小さな工夫」は「小さな結果」
しか得られないわけではなく、
「小さな工夫」が「大きな結果」を導く
ことも多いので、ぜひこのような
“ちょっとした工夫”
を軽視しないようにして
ほしいと思いますね。
それではまた。
「難しいからやろうとしないのではない。
やろうとしないから、難しくなるのだ。」
セネカ(ローマ帝国の政治家、哲学者、詩人)
P.S
いわゆる作業興奮という脳の作用がありますが、
今回のテクニックは、さらにその前の段階で
やる気にスイッチを入れる話です。
同じく「作業興奮の前」の段階でやる気に
スイッチを入れる別のテクニックはこちら。