こんにちは、中西です。
センター試験まで
残り4週間となりました。
厳密には1ヶ月を切っていて、
4週間後の土日が試験本番となります。
もうあまり時間がありませんが、
こういうときほど大事になってくるのが、
「計画性」です。
試験の直前になってくると、
なんかもう慌ててしまって、
計画をしっかり作るより、
とにかく目の前にある
過去問やら参考書の残りやらを
手当たり次第に
やって行きたくなりがちです。
が、こういう残り時間が無いときこそ
「計画性」
があるかどうかで、その残り時間を
生かしきれるかどうかが決まります。
「計画性」というのは、試験本番までに
何をやるかを改めてしっかり考え、
それを1週間ごとの勉強計画として
落とし込んでいく作業です。
残り4週間で何を、どれだけやれるか。
先日も書きましたが、
すべてのやりたい勉強をやることは
ほぼ不可能ですので、
何を捨て、何をやるかで結果が
大きく変わってきます。
そこで一度しっかり時間をとって
残り4週間でやることを決め、
それを1週間ごとに割り振り、
毎週何をどれくらいやっていくかを考える。
その1週間ごとの目標が
達成できたかどうかを
1週間に1回チェックしていく。
チェックして達成できていなかった場合、
当初の「残り4週間でやること」の
見込みがズレてくることもあります。
そういう状況変化が起きたら、
それをふまえてもう一度考え直す。
↑慣れてない人からすると
面倒くさそうなことを書いているように
見えるかもしれませんが、
そんなに大した作業ではないですからね。
この計画を練る手間を惜しまないように
してください。
こういう合格を形にするための現実的な
作業(計画づくり)に向き合うことが、
本当の意味で夢を実現させるための
力(努力)になります。
自己啓発のセミナーに出て、
みんなで体を動かしたあとに
「俺の可能性は無限大だー!!」
とか大声で叫ぶと気分は高揚するし
気持ちがいいわけですが、
それで感動している人に限って
いざ“現実的な作業”を考える段になると
逃げ出す(向き合おうとしない)
人が多いです。
それでは永久に
「俺が本気出したら絶対すごい」とか
言い続けて終わるタイプになります(ノд-。)
話が若干それましたが、今回のポイントは、
直前期であっても
(むしろ直前期であるほど)
「計画性」が重要になるということであり、
【 焦って手当たり次第に
勉強をするのではなく、
残りの時間でどう勉強していくのが
ベストかをよく考えて、計画を立てる 】
ことが、ここから4週間の密度を
決めることになるので
この点を忘れないでください。
なお、計画を練るために
残り時間の5%〜最大10%くらいの時間を
投入してもいいので、
それでいうと残り4週間の計画を練るのに
丸1日〜2日くらいかけてもいい
計算になります(実際にはそんなに
かからないと思いますが)。
※計画作成の際は、一昨日お届けした
こちらの記事も参考にしてみてください。
Q,直前期に“伸びやすい分野”を見極める基準を教えてください
http://shuchuryoku.jp/?p=8705
というわけで、残り4週間の勉強密度を
マックスにしたいなら、
“手当たり次第にやる”
とか
“直感的にやる”
というのはありえないので、
ここは人生がかかっていることを念頭に、
頭をフル回転させて一度じっくり
計画を立ててみてほしいと思います。
それではまた。