- 2012-8-8
- 夏休み・冬休み・春休みの勉強法
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
早くも8月は1週間が過ぎました。
これで8月の4分の1が過ぎ去ったことになります。
何度も言ってますが、8月は一瞬で終わります。
受験の天王山とか言われてますが、
山の割には、登山下山が恐いくらいに早く終わります(´Д⊂
したがって、無駄なことをしている時間はありません。
夏休みですから夏期講習を受けている人も多いと思います。
私も受験生時代にたくさんの講習を受けて
失敗した経験があるので言うのですが、
夏期講習には、当たり外れ(゚д゚lll)というのもあります。
詳しく説明はしませんが、ようは自分にとって
「この講習はハズレだ゚(゚´Д`゚)゚」
と思う講習に出会ってしまった人もいるはずです。
ここで大事なのは、
明らかにハズレだったのに、お金を払ったからと言って
ズルズル講習を受けるのは、二次災害・三次災害をもたらす可能性がある
ということです。
もちろん、受ける価値がある講習なら全く問題ないわけですが、
明らかにハズレだったにもかかわらず
払ったお金がもったいないからと、ハズレ講習を受け続けるのは
本来その時間でもっと実力養成につながることができることを考えると、
二重の意味で、時間をムダにしているのです。
あなたの目的は「合格する」ことであって
受講料の元を取ることではないはずです。
元を取ることを考えるのではなく
それがハズレだと判明したなら、
臨機応変に対応して、もっと有効に時間を使うことに切り替えるべきだと私は思うのです。
私も含めて、多くの人はなかなか「捨てる勇気」が持てません。
ついつい、そこにかけたお金や労力や時間をムダにすることを恐れてしまいます。
ギャンブルで大損をする人も、だいたい損切りができない人です(;´Д`)
しかし、状況が変わっているのに「捨てたくない」と思ってそこに固執するのは
ある意味、無駄な執着をして、その執着心が正確な判断を鈍らせているといえるわけです。
そんなふうに「費やした分の元は取り返したい(;´Д`)」という執着心を持ったがために、滅びていった国や組織や個人が、いったい歴史上にどれだけあったことでしょうか。
あなたにとって夏期講習は実力養成に役立ってますか?
役立っているなら問題なし!
役立っていなくて、ハズレだったなら、
思い切って「捨てる勇気」を持つことが、合格する確率を高めます。
何度も言いますが、8月は一瞬で終わります。
一瞬で終わるから時間を多少ムダにしてもいいのではなく、
一瞬で終わるから、ムダにしてる時間など全く無いのです。
元を取ろうとして、返って時間をムダにしてしまう落とし穴
にハマらないよう、くれぐれも注意しておいてほしいと思います。