- 2015-8-27
- 夏休み・冬休み・春休みの勉強法
こんにちは、中西です。
大学受験生は
夏休みがまもなく終わる
(or すでに終わった)
学校が多いと思いますが、
夏休みが終わったら、一度必ず
やっておいてほしいことがあります。
それは
【 夏休みの総括 】
です。
つまり夏休みの「振り返り」ですね。
良かった点・反省点などあると思いますが、
9月以降の受験生活を充実させるために、
この作業は必ずやっておいて下さい。
とくに反省点については
しっかり振り返っておかないと
夏休みと同じ失敗をこれからも
続けて行くことになりかねません。
失敗を無駄にしないためにも、
たとえ10分でもいいので
夏休みの勉強を一度振り返って、
自分なりの総括をしておきましょう。
で、ここからが本題ですが、
振り返ってみて
「この夏休みは完全に失敗した・゚・(ノД`;)・゚・ 」
という悲しい自覚がある人は、
今後の受験勉強について
【 戦略の徹底した練り直し 】
をする必要があります。
受験生なのに夏休みを落とすことは
あってはならないことですが、
やらかしてしまったものは
仕方がありません。
えらそうにのたまっておりますが、
何を隠そう、私の高3の夏休みが
まさに「やらかして」しまったので
その気持ちがよくわかるのです(。´Д⊂)
結果的に私は浪人しました。
夏休みの失敗が最後まで尾を引いて、
受験に失敗したということです。
あなたが昔の私のように
ならないためには、
「夏休みはやらかした」
自覚があるなら、
ここで少し時間をとって、今後の
「戦略の練り直し」
が必要になります。
なにせ天王山から
転げ落ちてしまったわけですから、
(というか登ってすらいない場合も。。)
このまま普通に勉強していても
合格できる可能性は低いです。
そういう状況になっているなら
その現実を受け入れる必要があります。
だからその場合は、この節目で一度、
がっつりと今後について
「戦略の練り直し」
をする必要があるわけですが、
「練り直し」
の仕方は人によって状況が違うので
具体例などは出せません。
ただ、練り直す方向性のヒントを言うと、
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<夏休みに失敗した人の今後のヒント>
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1、受ける授業の見直し(塾などの授業も含む)
2、予習・復習に割く時間の見直し
3、長期的な科目別・分野別の勉強時間の配分を見直す
4、捨てる分野(科目)・力を入れる分野(科目)の見直し
5、やり込む参考書・問題集の見直し
—————————————————–
・・・他にもたくさんありますが、
大まかなイメージとしては上記のような形で
「極限まで不要なことをカットする」
という点がポイントになります。
まあ受験生としてはある意味
当たり前のことなのですが、
他の人より余裕は全く無いので
「あれもやろう、これも一応やっておこう」
なんていう、なるべく多くの勉強を
やっていくような戦略はもう出来ません。
そういう方向性で行くと確実に失敗します。
多少ギャンブル的要素が
出てしまう人もいるでしょうが、
それは仕方がないと覚悟した方がいいと思います。
どちらにしろ、現実を冷静に見つめれば、
残り期間で受験当日に完璧に満足できる
実力に至る可能性は低いはず。
楽観論や現実無視の状態で戦略を作っていたら、
受かるものも受からなくなります。
あくまで逆転合格をするための
練り直しですからね。
私がまさに夏休みを失敗した
大先輩なので(って自慢にならん。。)
経験者として言わせていただくと、
夏休みを落とした人の
秋~直前期の受験生活は
ほんとうに地獄ですよ、心理的に。
「こんな実力のまま受かるはずがない」
という、不安というよりもはや
「落ちる確信」
すら出てくる始末で、
それでも勉強を続けることになるのです。
今思い出すだけでもゾッとします。
そんな状態で勉強を続ける
ことにならないためには、
戦略を練り直して、
頭を使って起死回生の打開策を
ここで一度しっかり考えておく必要が
どうしてもあるのです。
繰り返しますが、ポイントは
「極限まで不要なことをカットする」
ということです。
この方向性で練り直してみて下さい。
状況にもよりますが、
ほとんどの場合
「これを捨てて大丈夫か?」
と思うようなことも、
いくつか捨てて行くことになるでしょう。
辛い選択ですが、このまま行っても
明らかにダメだと自覚がある人は、
そういう方向で練り直すしか
ありませんからね。
夏休みに失敗した人は、
落ち込んでいても仕方がありません。
現実を変えるために、夏休みを落とした人は
ここから逆転合格する方法を
一度じっくり考え抜いて下さい。
それではまた。
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