- 2015-7-27
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ, 大学生活について考える
こんにちは、中西です。
このブログの読者さんには、
“憧れのキャンパスライフ”
を夢見て、
この鬼暑い中を
毎日必死で勉強されている
ことと思いますが、
本当にあなたが夢見ている
キャンパスライフは
そんなに頑張って勉強してまで
入学するに値するところなのでしょうか?
・・・・というとんでもない
質問から今回は入りますヽ(´∀`*)ノ
まああなたが
周りの先輩や大人の皆さまから
「大学」についてどういう話を
聞いているかにもよりますが、
私自身が中高生のときは
とくに学校の先生たちから
「大学生活は本当に面白いぞ!」
という話をよく聞かされました。
で、実際に卒業してしまった
私の感慨をいいますと、
やはり大学は楽しかったといえますね。
では一般的に
大学卒業生の意見はどうなのか?
これはあなたの未来にかかわりますから、
けっこう重要なテーマです。
この疑問に対して、
先輩の卒業生たちがどんな感想を
大学に対して持っていたか
を調べた調査があります。
リクルート進学総研が実施した
「大学卒業時の満足度調査」
によると、
7割以上
の学生が卒業時に大学に対して
「満足している」
と回答しているのです。
出典:大学生の7割以上が卒業時、大学に「満足」
http://www.recruit-mp.co.jp/news/pdf/20150624_01.pdf
全体では76.5%が満足していると
回答しているのですが、
男女を比較すると、
女子の方が10ポイントほど高いようです。
文系理系別で見ると、
文系女子(83.2%)>理系女子(81.9%)>理系男子(75.4%)>文系男子(69.6%)
となっているので、
最下位の文系男子でも
ほぼ70%に達してますから、
これはなかなかの高満足度ですね。
調査結果をよく見てみると、
入学した大学が「第1志望」だった場合と
「第2志望以下」の場合での満足度も調査されていて、
むしろ受験生ならこっちの方が
興味があるんじゃないかと思うのですが、
それを見ると
第1志望の場合は、
満足:82.3%、満足していない:7.2%
だったのに対し、
第2志望以下の場合は、
満足:68.3%、満足していない:13.1%
という結果でした。
この結果をどう考えるかですが、
▼第2志望以下の大学に入学した場合は
「満足していない」割合が第1志望の2倍近く
ともいえますが、いっぽうで
▼第2志望以下の大学に入った場合でも、
7割近くが「満足している」と回答している
とも言えるわけです。
さらに私なりのひねくれた見方をするなら、
文系男子の満足度が69.6%、
第2志望以下の満足度が68.3%なので、
文系男子については
第2志望以下の大学になっても
「確率的には」「数字的には」
あまり満足度が変わらない
とも言える結果になっています。
しかしそれはあくまで一般論であり、
知っておくと参考になる情報ではありますが、
あなたはあなたですから、
当然ながら、目指す第1志望の大学に
どこまでもこだわるべきだということに
変わりはありません。
その情熱やこだわりが無くなると
第1志望には当然入れませんし、
ヘタをすると第2志望も難しくなります。
あくまで徹底的に自分が好きな、
行きたい大学を目指してください。
しかし最悪ダメだった場合にも
けっこうな確率で大学には
最終的に満足できる可能性は高いようだ
・・・くらいに思っておくのはいいでしょう。
人間万事塞翁が馬ということです。
今回の調査結果に限らず、
アンケート調査というのは
とても参考になる部分と、
必ずしも参考にならない部分があります。
回答者が本音で語っていなかったり、
ひどい場合は最初からある明確な意図
(例えば「商品を売りやすくする」など)
があってアンケートをとっていたり、
最悪は意図にそわない結果が出たら
数字を操作したりといったことも
ありますので、
参考にしつつあまり鵜呑みに
しすぎないことが大切ですね。
今回の調査で確実にいえそうなのは、
大学に入学したら最低でも
7割くらいの確率で満足できる
ということです。やったねヽ(´▽`)ノ
来年の今頃は
思いっきり夏休みを楽しんでいる
自分をイメージしながら
希望を持って勉強を楽しんでほしいと思います。
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といった表面的なモチベーションで
勉強するのはここで卒業してしまって下さい。
今回の本文のアンケートはあくまで学生本人の
「大学」についての感想ですが、
たとえば就職するときに企業の担当者がその学歴を
どう判断する可能性があるかはまた別の話です。
本人が「大学」に満足していても、
企業からは評価されていないかもしれません。
それは上のアンケートの
結果だけではわからない部分です。
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