- 2011-8-5
- 受験を突破する健康管理術
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ここ最近、いつにもまして非常にたくさんのご相談メッセージをいただいてます。ありがとうございます。
たぶん夏休みに入ったからだと思うのですが、
ふだんの数倍の量のご相談・質問メッセージをいただいております。
軽い質問から、かなりヘビーなご相談も8月に入ってから多いです。。
すべて読ませていただいているのですが、大変申し訳ないのですが、物理的に全員の方へお返事ができかねる状況です。本当にすいません。
多分に物理的な問題でして、とくに他意はありませんのでお許しください<(_ _)>
一応ちょっと言い訳(?)をしてしまいますと、
メッセージを読ませてもらうことにくらべ、お返事することは、私の中で10倍の負担になっていることが、以前計測して判明しました。
「10倍」というのは例えの数字ではなくて、本当に10倍なんです。。
いただいたメッセージや質問は、長文でなければ大半は20秒あれば読めてしまいます。
でも、それに対して返信する場合、ベストな回答を考え、相当言葉を選んで書きますので、
やはり5分程度はかかってしまいます。10分くらいかかることも少なくないです。
5分だとして、300秒です。読むだけなら20秒。これでも15倍になります。
頑張って3分で書いたとしても、180秒。これで9倍。
あくまで1通あたりの計算ですので、この10倍の差が何通も重なってくると
読むだけなら可能なのですが、すべてに回答した場合、1日の仕事の数割が、お返事だけで終わってしまうのです(>_<)
また、私は有料で質問・相談を受けるサービスもやっていますので、その生徒さんにも悪いです。
そういう複数の事情がありまして、本当に申し訳なく思っているのですが、
全員の方へお返事が現在できかねる状況という点、どうかご理解いただければと思いますm(_ _)m
本題の方へ。
私は子供の頃、歯医者さんにはよく言ってたのですが、
そのときの流れとしては、
「歯が痛くなったら(ノД`)、歯医者に行く」
というパターンだったんですね。
もうなんか毎年のようにこのパターンで歯医者さんに行っていたような気がします。
で、大人になってある時期から、ぜんぜん歯が痛くならなくなったので、
そのまま放置しておりました。子供のころは毎年のように歯医者に行っていたので、
「あれ、もう1年半くらい歯医者に行ってないな?すげー俺!」
「お?そういえば、もう2年くらい歯医者に行ってないな。とうとう俺も虫歯を卒業したか(・∀・)」
みたいに、調子に乗っておりました。
「歯が痛くなったら、歯医者に行く」
というパターンをあまりにも繰り返したために(バカな子供ですね・・)
「歯が痛くならない自分( ´∀`)」が何年も続いたことを、喜んでいたのです。
で、その状態が続いて、けっきょく何年歯医者に行かなかったかというと、
7年間(!)
です。7年たった頃、私は歯医者へ7年も行かなかった自分を誇りに思っておりました。
そうして調子に乗っていたのですが、
ある時、ついに“事件”が起こりました。
「あれ?なんかちょっと歯が痛くない?
いやいや、そんなわけない。俺はもう虫歯なんてならない。あれは子供の病気だ。
俺は子供の病気を卒業した大人なのだ(・ω・)」
くらいに思っていて、歯が痛くなりかけても、まあそのうち収まるだろうくらいに思ってました。なんせ7年も行かなくなったので、
もうすっかり“卒業”したと思っておったわけです。
でも、日を追うごとに痛くなってる気がしました。それでも、
「まさか虫歯?んなわけないって(・∀・)」
と、ことごとく現実逃避。でも、それがだいぶ続いて、しかも痛みも大きくなってきたので、
「まあ、まさか今さら俺が虫歯なんてね。そんなお子ちゃまな年齢じゃないっつーの。
まあ、そんなわけないんだけど、一応ちょっと久しぶりに歯医者でも行っておくかいな」
と、なんだかよくわからない理由で、歯医者に行ってみました。
すると・・・歯医者さんに、
「は?7年間歯医者行ってないんですか?ありえないですよヽ(゜Д゜)ノ」
と、軽く(?)怒られました。
「歯が痛まなくても、最低でも半年から1年に1回くらいは、歯医者で検診してください」
と子供にさとすような言い方で言われました・・・。
そもそも、「歯が痛くなったら、歯医者に行く」では遅かったのです(今思えば当たり前ですが)。
念のため説明しますと、虫歯というのは、痛くならなくてもなるものです。
歯の奥には神経がとおってますが、その神経まで虫歯が達して来たときに、痛みはじめます。
よって「痛み」を感じはじめたとしたら、もう虫歯になって数ヶ月くらいは立っていることになるのです。つまり
「歯が痛くなったから、歯医者に行く」
という、このパターンが完全に間違っておったわけです(ーー;)
こんなパターンで歯医者に行っている人が、果たしてどれくらいいるのかわかりませんが、
今回私がお伝えしたいことは、
1、受験生はしっかり歯を磨いておけ!
2、歯が痛くなくても、1回は歯医者で検診しておけ!
の2つ。
歯医者さん通いって、すぐ終わる場合もありますが、長い場合だと何ヶ月もかかってしまうこともあります。
その間は、歯に詰め物が入って、すごく食べるときに気になったり、勉強中にも気になります。
詰め物が気になる程度ならいいですが、一番やばいのは、
入試本番で、歯が痛むこと(*_*)
です。はっきり言ってこれは辛い。
歯の痛みを気にしながらだと、集中力は確実に落ちますから、実力より何%か下回った点数をとってしまう危険性も十分あります。
かりに、
「100の実力があるけど、虫歯で歯が痛い」
という受験生の二宮君と
「80の実力だけど、虫歯もなく全身健康体」
の櫻井君という受験生がいた場合、
二宮君はせっかく100の実力があるのに、虫歯の痛みのせいで、
80の実力しかない櫻井君に負けてしまう可能性だってありえます。
これじゃあ、これまでどんなに頑張って来てても、水の泡です。
受験勉強は、勉強だけに集中していればいいわけではなく、健康管理もきわめて重要です。
風邪とかもそうですが、健康管理を怠ると、想像もしていなかった部分で足元をすくわれかねません。
こんなことで受験に失敗したら、悔しくて一生後悔します。
昨日長渕さんの「悔しさは力なり」の話をしましたが、さすがに本番で虫歯で失敗した悔しさは、力にはなりませんから(T-T)
思わぬところで足元をすくわれないためにも、
ぜひ受験生の方は、念入りに歯を磨いておきましょう。カトちゃんじゃないですけど「歯磨けよ!」です(←わかる?わかんない人はお母さんに聞いて)。
また、現状で歯が痛くなくても、早めに歯医者さんの検診に行っておきましょう。
今のうちに1回、直前期にも1回行っておくのがベストかと思います。
検診に行って、何も虫歯がなかったのなら、それに越したことはないのですから。
受験生は、やる気が高い人ほど、勉強のことにしか目が行かなくなりがちですが、
そんな思わぬところにも落とし穴があるので、くれぐれも注意しておいてください。