- 2010-12-7
- 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 受験勉強で賢く休憩するコツ, 特集カテゴリ1(倉庫)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
久々の今日は、軽めの休憩の話題を1つ。
よく授業中に寝ている生徒がいたりすると、厳しい先生なら「おい、寝るな!」と注意するか、中には「顔洗ってこい!」みたいなことを言う先生もいると思います。
私のときはとくに小学校のときによく「顔洗ってきなさい!」と言われている友達がいましたね。(まあ先生にもよるのでどこの学校でもあるわけではないでしょうけど。。)
いずれにしろ、眠気が襲ってきたときに「眠気覚まし」として顔を洗うのはもちろん有効でしょう。
で、これは必ずしも眠気が来たときの「眠気覚まし」としてでなくてもいいのです。
つまり、とくに眠気のない普通の状態のときでも、休憩時間にあえて顔を洗ってみる。
これ、勉強に疲れた脳にとっては、別の角度からまったく新しい刺激が伝わるため、いい気分転換になるのです。
顔の筋肉というのは、脳にある脳幹網様体という部位と直結しているため、そこに刺激が加わると脳が活性化しやすいんですね。
よく漫画とかでほっぺたをつねって「痛い!夢じゃないぞ!」みたいなシーンがありますが、
全身にいろんな部位があるのに、あえて「痛みの確認場所」にほっぺたを選んでいるのも、
昔の人が直感的に「顔の筋肉は脳に刺激が伝わりやすい部分」と理解していたからではないかと私個人的には思っています。
脳にとっての休憩というのは、必ずしも「ソファにゆったり座ってコーヒーを飲む」といった、いかにも休憩っぽいイメージのものだけではないんですね。
それまでやっていた行為と「違うこと」をしてやるだけで、脳にとっての休憩(=リフレッシュ)となることも多いのです。
その意味で、勉強という行為から離れて、脳と直結している顔の筋肉に水をかけて刺激を与えるのは非常に有効。
わずか15秒ほどの行為ですが、これだけでも脳にとっては休憩になりうるわけですね。
ぜひ「眠気覚まし」としてだけでなく、脳の休憩の1つとして、1日に何度か顔を洗ってみるといいと思います。