- 2013-9-12
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
大学受験生が大学に合格したあと、時間のあるときに読んでおくといいんじゃないかと個人的に思っている本がいくつかあります。
厳密に言うと、紹介したい本は100冊でも足りないのですが、その中でもとくに個々人の状況・嗜好に関係なく、大学生ぐらいの年代に読んでおくといいと思われる本のジャンルとして、
「生き方・働き方のパターン」
が一冊に何人分もまとめられた類の本があります。大きい本屋にいけばその手の本はいくつかあるはずです。
この手の本は、読むのにベストなタイミングというものがあるのです。
一番ベストなタイミングは、受験が終わって大学に入り、3年の終わり頃から就職活動に入るその少し前まで、ぐらいではないかと。ようするに、大学1~3年半ばくらいまでですね。
というのは、生き方・働き方のパターンが頭に大量に入っているほど、何か大事なことをするにあたっての判断がしやすくなるからです。
大学時代でいえば、就職活動(あるいはそれをしない選択も含めた進路の決定)がその典型です。
ハッキリ言って、世の中には受験生時代には想像もつかないくらいの多様な生き方、働き方のパターンがありますから、
ベストなタイミングでそういうパターンがたくさん掲載された書物を読みますと、
「なんと、そんな生き方もありなのか!」
「まさか、そういう考え方でも全然良かったのかー!」
などと、目から鱗が落ちることも少なくありません。
多くの不安、悩み、判断ミスは、「単に情報を知らなかっただけ」という理由で起こることが本当に多いのです。
その意味で、受験生が大学合格後に読んでおくといい本って、何があるかなーっと思い返したときに、読みやすくて平均的に誰でも受け入れやすいかなりいい本が1つありました。
この本、大変なベストセラーになった本なのですが、内容は50人くらいの有名人・著名人の生き方・働き方に関するエピソードやら考え方を、インタビューしてまとめた本です(ベストセラーになったのでシリーズで数冊出ています。)
掲載されている人は、大半は世間的に有名人ばかりですが、その職業・業界はまったくバラバラな人ばかりです(ここが逆に受けたのかもしれません。通常この手の本は同一業種・業界が多いですから)
掲載されてる人は、たとえば・・・
石橋貴明、田原総一朗、秋元康、藤子不二雄、和田秀樹、古舘伊知郎、櫻井よしこ、カルロスゴーン、三木谷浩史(楽天)、柳井正(ユニクロ)、糸井重里、鈴木光司(リング)、乙武洋匡、おちまさと、笑福亭鶴瓶、和田アキ子、重松清etc
などなど、ビジネス関係から芸能・作家・漫画家・スポーツ・クリエイター・ジャーナリスト・教授といったかなり多彩な職種の人たちの仕事についてのエピソードやら考え方をインタビュー形式でまとめた本です。
タイトルどおり、「プロとはどうあるべきか?」といったかなり真面目なテーマから、「好きなことを仕事にするとは?」という多くの人が関心があるであろうテーマまで、
彼ら彼女らの生き方・働き方やら、プロとしての考え方、その仕事につくまでの具体的なエピソードなどが、これでもかというくらいに語りつくされています。
読むときのポイントは、パラパラと自分が進む分野に近い人、興味のある人だけ読む方法もありますが、
社会人ならまだしも、時間に余裕のある大学時代なら、興味がないジャンルの職種・業界の人のインタビューもぜひ読んでおいたほうがいいです。
生き方・働き方の本質的な部分に触れる話も多いので、ジャンルが違ってもかなり参考になる話が多いですから。
個人的にはどう考えても値段の元はとれる本だと思いますので、興味のある人は「合格後に読む本リスト」にでも入れておき、
受験が終わったあとにでも、できれば速攻で読んでみてほしいと思いますね。
「大学に受かったあとは、何をどうやって仕事を決めていけばいいんだろう。。」
みたいに思ったことがある人は参考にしてみてください。