- 2025-4-19
- 休憩テクニック, 休日のすごし方, 勉強のやる気アップ法
こんにちは、中西です。
最近いよいよ春本番に入ってきて、だいぶ暖かくなり行動しやすくなってきた人も多いと思います。
私自身もそう感じますし、コーチングのプログラムのメンバーさんの状況を見てもそれを感じられます。
結局、人間のやる気と言うのは、「気温」程度でも一気に変わってしまうものですね。
私は「やる気」と「モチベーション」を区別していて、「モチベーション」は、根本的な動機・内的な動機付けなので気温に影響される事は少ないわけです。
一方で「やる気」は、物事に取り組むためのエネルギーですから、肉体レベルのことにものすごく影響受けやすくなります。
冒頭の気温なんかもそうですし、睡眠・食事・運動といった肉体に影響及ぼす要素からも、エネルギー=やる気は大きく影響を受けます。
他にも休息を取れていないとエネルギーは落ちていきます。
休息の内容は、人それぞれですが、ゆっくり本や漫画を読んだり、温泉や旅行や遊びに行ったり、今なら万博やレジャー施設に出かけたり、
人に会ったり、自然に触れたり、動物と戯れたり、映画を見たり、カラオケに行ったり、マッサージ受けたり、いろいろあるでしょう。
ともかくベースとなるエネルギーが充電されていないと、電池切れのロボットみたいになって、物事に取り組む意欲が消失していきます。
特に危ないのは、仕事などで多忙になればなるほど、睡眠・運動・食事や休息・遊びといった「エネルギー充電のための時間の確保」をおろそかにしがちになることです。
忙しいから充電する時間的・心理的余裕がなくなるわけですが、そうするとますます集中できなくなって、生産性が落ちて、余計に忙しくなると言う悪循環に陥りかねません。
睡眠を削るのはその典型で、睡眠を削って何かをやったら、確かに一時的には睡眠を削った分だけ何かをできるわけですが、
それが繰り返されていくと、どんどんエネルギーはシュリンク(縮小)していきます。
すると、睡眠を削って、可処分時間が増えたつもりになっていながら、実際のところは生産性が落ちまくって、結局は、睡眠も生産性も両方を失うことになる。
本当に1日限りの短期勝負だと分かり切っているなら、それでもいいかもしれませんが、一定の期間多忙さが続く可能性が高いなら、
むしろ無理矢理エネルギー充電のための時間を取ることが、結果的には、全体としての生産性が高まりやすくなります。
大事なのは、一時的にエネルギー充電のための時間をとって、その時間がマイナスのように思えても、全体を通してみたときに生産性が高まっているかどうかです。
忙しい時ほどそうやって俯瞰して、自分自身の全体の状況を見る必要があります。
忙しいから、エネルギー充電のための時間を削りたくなるのはわかるのですが、それは結局自分のエネルギーを枯渇させて、自分をすり減らすことにつながります。
平たく言えば「ろくなことにならない」ってことです。
よって、忙しくなればなるほど、自分のエネルギー充電の時間を確保することに細心の注意を払わないといけない、ということになります。
その意味で「歯を食いしばって睡眠を削る」のではなく
「歯を食いしばって、頑張って寝る」
ということがあっても良いと思います笑
「頑張って休む」「頑張って自然に触れる」「頑張って散歩する」「頑張って昼寝する」「頑張っておいしいものを食べる」
ここでいう「頑張って」は「無理やり時間を確保する」という意味ですね。
忙しい時・エネルギーがすり減っている時:メンタルが危ない時ほど、逆説的にこういう考え方が重要になると思います。


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