- 2023-12-9
- 冬の対策, 受験を突破する生活習慣術
【今日のFocus】
「部屋が乾燥していると集中力が落ちる」
【解説】
国内のある施設で働く介護職員を対象にした調査によると、
施設の中に乾燥エリア(湿度40%未満)と湿潤エリア(湿度40%以上)がある状況で、それぞれのエリアで働く職員に自覚症状の有無を確認しました。
その結果、湿度の高い湿潤エリアに比べて乾燥エリアで働く人たちは、
「することに間違いが多い」「仕事中に強い眠気に襲われる」「やる気が出ない」
と、いった項目で自覚する割合が大きい傾向が見られました。これは端的に言うと、
「乾燥している場所では集中しづらくなる(生産性が下がる)」
ということです。
【参照】本メール下部に記載
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<編集後記(雑談)>
これからどんどん寒くなっていきますが、暖房器具を使うと多くの場合、部屋の中が乾燥します。
特にエアコンは部屋の中が非常に乾燥しますので、注意が必要です。
今回の調査のように、部屋の中が乾燥していると、集中力が低下して生産性が下がりやすくなります。
これを防ぐには加湿器が必須ですね。
加湿器は加熱する「スチーム型」と、水をそのまま水蒸気にする「超音波型」などがあります。
後者は加熱しないので、ごく稀に菌をばらまいてしまうリスクがありますが、個人的にはそこまで気にはしていません。
大事なのは確率だと思っていて、確かに超音波型の加湿器はリスクもありますが、日本中でどれだけの数の超音波型の加湿器があり、その中で問題になるのがごく1部だと言うことを考えれば、私自身は大して心配する気にはなりません。(心配する人がいてもいいと思います。)
余談ですが、先日ニュースピックスのある有料番組で、ホリエモンと経済評論家の山﨑元さんが対談していて、山﨑さんが末期の癌になってしまった話をされていました。見た目も相当変わっておられました。
印象的だったのは、「自分は癌になったが、それでもがん保険・生命保険は意味がないと言う主張は変えない」とおっしゃっていたことです。
理由は、確率を考えれば、そんな保険に入るのは妥当ではないから、と言う趣旨の話でした。
いずれにしろ、保険会社が必要以上に儲けているのは間違いなさそうですが、理性的に確率で自分の健康のことを考えるのはなかなか難しいですね。
加湿器ぐらいは理性的に選ぼうかなと思います笑。くどいですが、スチーム型を否定しているわけでは全くありませんm(_ _)m
どちらのタイプを使うかはともかく、加湿器は比較的簡単に手に入るので、加湿しないせいで集中力が落ちるのは、非常にもったいない話だと思いますね。
【参照】
小野万里、伊香賀俊治「介護施設の温熱環境と要介護高齢者及び介護職員の健康状態の関連」空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集 第7巻 空気質編 2019年
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shasetaikai/2019.7/0/2019.7_29/_pdf