- 2023-7-20
- 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
私は毎日ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動をしていますが、
先日3日連続でまとまった有酸素運動ができなかった時がありました。
3日連続でやらない事は滅多にないのですが、2日目からある症状の兆候が出始め、3日目にははっきりと、その症状が現れました。
どんな症状かといいますと、
「午前中の早い段階で、空腹感に襲われる」
というものです。これは、私の中では珍しい現象。
私は基本的にいわゆる「16時間断食」になるようにしているので朝食はもう何年も食べていませんが、
それでも朝に有酸素運動をした日は、午前中に空腹感が襲ってくる事はまずありません。
一見、お腹が空きそうで、逆なんですよね。
実は以前にもそういうことがありまして、毎回、有酸素運動が途切れるたびに、午前中に空腹感が襲ってくるのです。
普通に考えて、運動をしたのであれば、エネルギーを消費するわけですから空腹感が高まり、運動をしない方が空腹感に襲われないような気がしますが、
現実は真逆で、有酸素運動をしない時の方が、なぜか、空腹感に襲われやすいです。
そこで、この現象について調べてみたところ、やはり科学的にも認められておりました。
結論から言いますと、
【 有酸素運動をすると食欲が抑制される 】
ようです。
イギリスのラフバラ大学の研究で、ウォーキング・ランニング・水泳などの有酸素運動をすると、筋トレなどの無酸素運動と比べ、
食欲を増進させるホルモンの「グレリン」を「減少させる」のは同じでしたが、
有酸素運動の方が、食欲抑制ホルモン「ペプチドYY」を「より増やす」ことが判明していました。
つまり、筋トレなどの無酸素運動もグレリンは減少させるので、食欲を抑える効果があるのですが、
【 有酸素運動は、より食欲を抑える効果がある 】
ということになるのです。
もともと有酸素運動は、一時的に空腹感を抑える効果が高いことで知られていたようですが、この研究はそのメカニズムの解明につながる成果といえます。
巷ではよく
「運動では、カロリーが大して減らないからダイエットにならない」
などと言われますが、運動そのもののカロリー消費量が少なかったとしても、
【 運動による食欲抑制効果 】
で、摂取カロリーが抑えられれば、結果として「運動で痩せやすい」と言うことになりますね。
少し前に「運動で肌が若返る」と言う研究結果を紹介しましたが、
そう考えると、運動は体力がついて健康になるだけでなく、美容とダイエットにつながるということになります。
なんだか一周して当たり前の話になっていますが笑
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動に、食欲抑制効果があるのは間違いないので、
私のように最近運動不足で食欲が増えている気がする人は、少し時間をとって有酸素運動をしてみてください。
それで食欲が消失していく可能性があります。
私も「食欲を抑えるため」に、引き続き有酸素運動をしていきたいと思いますヽ(´▽`)/
それではまた。