- 2021-4-27
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こんにちは、中西です。
少し前にこのメルマガ(ブログ)でも取り上げましたが、先月になってようやく池上彰氏がMMT(現代貨幣理論)を理解し、あるサイトで記事にしていました。
MMTというのは、簡単に言うと本メルマガでも10年ほど前からずっと話してきた
「日本には国の借金問題は存在せず、100%絶対に財政破綻しない」
と言う当たり前の事実を、経済学の分野で体系化したものです。
つい2年ほど前までは、こんなことを言うと間違いなく頭がおかしい人間みたいに思われていたわけです。誰も真実を知らない。本当に酷いものでした。
が、今ではかなり多くの国民に認知されてきましたヽ(´▽`)ノヤットコサ!
このMMTを国民全員が1日も早く理解する必要があるわけです。
なぜならマスコミも政治家も財務省も、ありもしない財政破綻論を煽りに煽って、それをもとに緊縮財政が行われてしまった結果、
この国はとんでもない貧困国家となり、
多くの人(少なく見積もって2000万人以上)が、毎日貧困生活に苦しみ続けるような、とんでもないボロボロの衰退途上国になってしまったからです。
※この意味がイマイチよく分からないという人は、以下の記事にまとめました。この記事を読むだけで、先進国で日本だけが貧困国家に落ちぶれた理由(のポイント)がわかります。
これまでさんざん解説してきた通り、この嘘をマスコミがしっかりと報道する可能性は非常に低く、
過去10数年の状況を見る限り、マスコミがこの事実をまともに報道する事はほぼありません(その理由はしっかりあるのですが、何度も話してるので今回はカット)。
そうするとテレビ以外のメディアのネットや書籍などで拡散させていくしかないわけですが、
そのために有効なのは
「著名な有識者がMMTをまともに理解すること」
です。
何度も実名で指摘してきた通り、経済学者や著名なジャーナリストや有識者や経営者ですら、まだ全くと言っていいほど理解できていないので。
さすがにコロナによって昨年1年でこの事実が凄まじい勢いで日本中に拡散された結果、もはや有識者よりも一般国民の方が賢い人が増えています。
そしてこの流れの中、ようやくついに、財政破綻論で消費増税を推進して、この国をボロボロにしてきた張本人の1人池上彰が、
自分へのとてつもなく凄まじいバッシングの嵐が吹き荒れた結果、
「え?まさか、もしかして俺、間違ってたの?」
とでも思ったのでしょう。今年に入ってようやく勉強したようです(つД`)
ジャーナリストらしいのに、信じられない位死ぬほど遅かったですが、先月になってついにようやくMMTを取り上げるまでになりました。
▼MMT(現代貨幣論)信奉者続出!? 「借金大国の日本を見習え」という理論(池上彰氏の記事)
しかしこれを認めてしまうと、これまで自分が日本中にテレビで間違った情報を広めまくって、この国を貧困国にした張本人と言う事実がばれてしまうので、
あくまで「中立の立場」でMMTを紹介しています。
彼はすでに自分が間違っていたことに気づいているはずです。そうでなかったら本物の馬鹿ですから。ですが、そのことを隠しているのです。
上記の記事を読むと、長年にわたり、テレビのゴールデン番組で大々的にさんざん自分が消費増税はじめ財政破綻論を煽ってきたくせに、まるで他人事のように文章を書いています。相変わらず卑怯なやり方だなと。
私の予想では池上彰は何が真実だったか気づいたとしても、テレビでその真実を語る事はないと踏んでいます。
(だとしたら二度とテレビに出てはいけないのはもちろん、ジャーナリスト失格どころか社会人失格なので、社会人を辞めて即刻引退すべきでしょう。当たり前)
社会人としてもジャーナリストとしても全く話にならない池上彰先生は置いといて、
ここにきて非常に拡散力のある、著名すぎる心強いキーパーソンが、ついにMMTを理解しました。
その人物がこちら。
▼4つの政策を実行すれば、日本経済は必ず復活できる!(田原総一朗) – BLOGOS(ブロゴス)
上記の通り田原総一朗さんです。
個人的に田原さんは、私と同じ高校出身で、私と同じ大学出身で、故郷も同じ滋賀県で、
さらに上記の共通点が全くなかったとしても、個人的に彼のワーキングスタイル(の1部)自体にも、ずっと昔から強くシンパシーを感じているので、私の中で親近感が尋常じゃないんですよね。
ただ残念なことに、財政認識(貨幣観)自体は主流派経済学とほとんど同レベルで、要するに普通に
「日本はこのままだと借金で財政破綻する」
と思っていらっしゃったわけです。
その田原さんが、なんと最近京都大学藤井聡教授とつながり、藤井先生からレクチャーを受け、
ここにきてついにMMTの正しさを理解されました。
しかも藤井先生との共著まで出版されて!(私は既に購入済み)
▼「こうすれば絶対良くなる日本経済」(田原総一郎、藤井聡)アスコム
アスコムさん、いい仕事してる!ヽ(´▽`)/
私にとっては最も信頼できる学者と最も親近感のある言論人のコラボですので、
上記の本の存在を知ってから購入の決断をするまでの時間は、およそ0.0001秒ぐらいだったと思います笑
本の内容は基本的にこれまでこのメルマガで書いてきたような話が中心ですが、2人の対談形式の本なので、会話の文章を読んでいるようで読みやすいです。
MMTを既にある程度理解している人でもより理解が深まるのは間違いありませんし、田原さんの質問力がやはり素晴らしいので、下手なMMTの本よりもよっぽどわかりやすいと感じます。
初心者の人にも、理解を深めたい人にも、誰にとっても良い本になっていると思います。
ゴールデンウィーク中に正しい財政の知識を身に付けた人は、消費増税反対ボットちゃんのMMTの漫画(学生はこっちの方がオススメかも)や、この本からでもいいと思います。
ということで、ここにきて一気に池上彰・田原総一朗両氏と言う、テレビに出ている著名な日本を代表するジャーナリストが、
ついに同時期にMMTを理解するまでになりました。
この状況を10年も待っていたので、個人的にはスーパー超絶死ぬほど遅かったですが、影響力が大きい2人が同時に理解したことで、場合によっては一気に時代が大きく動き出す可能性も秘めていると思います。
今後の池上彰・田原総一朗の2人のジャーナリストの動きに注目です。
田原さんがこれほど重大な事実を知ったのに、テレビでこの事実を報道しない事はありえないので、近いうちに朝生やその他メディアで、MMTのことをどんどん発信されていくはず。
一方で池上彰大先生には個人的には全く期待していませんm(_ _)m
2人とも正しい財政認識を持っていなかったわけですが、田原さんはずっと討論番組の司会者の立場で中立的に話をしていただけで、
池上彰の方は長年にわたりあからさまにテレビのゴールデン番組で
「日本はこのままだと借金で財政が破綻する!将来世代にツケを残さないために、どんどん増税していくしかない!」
というアホそのものの前提で、財務省の嘘情報を広めまくって、この国を「本物の破綻」に導いてきたからです。つまり
池上彰の存在や、彼の番組の存在そのものが、日本にとって他の何よりも「最低最悪の将来世代へのツケ」だったというのが客観的事実
になります。田原氏とは罪の重さが違いすぎます。
またあまり知られてませんが、池上彰はテレビの番組制作の過程で、様々なジャンルの専門家から情報ソースを手に入れて、
それを本人の許可も取らず、専門家たちの貴重な情報を、まるで自分の知識のようにテレビで話していたことが数年前に大問題になったことがあります。
数え切れないほどの専門家がその時「私も池上彰に情報をパクられた!」「私も!」「え?私もですよ!」「私も同じ経験があります!」と次々と名乗りを上げたのですが(とくにTwitterがすごかった)
そういった過去のろくでもない裏の経緯も踏まえると、
彼は謝罪したり訂正したりすることができないタイプだと私自身は踏んでいます。この手のことをする卑怯者は謝罪しませんから。これは私の経験則。なので全く期待はしておりません。
結果、謝れない池上彰大先生は、真実を知った国民から今後めちゃくちゃに攻撃されることになるでしょう(すでに批判されまくってますが。完全に自業自得)
いずれにしろ日本を代表する2人のジャーナリストが、ほぼ同じタイミングでMMTを知った事は間違いありません。
さあ、どうなるか。今後の2人の動きに注目です。
動き方によっては、本当にこの国の貧困問題をはじめ、あらゆる大問題が一気に解決の方向に向かう可能性も秘めています。
テレビは構造的にほぼ無理なのですが、あるとするなら「朝まで生テレビ」ならワンチャンあり得るかなと。個人的には朝まで生テレビで
「ニッポンの財政破綻は嘘だった大特集!」
があるんじゃないかと勝手に少し期待してます(*´-`)(家にテレビないけど)
いずれにしろ緊縮財政(orそれを主導する財務省)を叩き潰さない限り、この国は本当に100%確実に終わりますので、
10年後の2030年頃は緊縮財政が終わって経済が大復活してるか、
GDPが6倍以上に開いた中国に、ありとあらゆる国内資産が買収され、その属国(奴隷国家)になっているか。
我々の未来は、もうそのどちらか2つに1つしか道はないのです。
それではまた。
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