- 2021-3-24
- 未分類
こんにちは、中西です。
今日は本当は集中力関連のネタをやるつもりだったのですが、経済関連の方で大きな動きがありましたので、今回はその話を。
結論から言うと、私が特に昨年、人生最大に徹底批判してきた池上彰が、ついにMMT(現代貨幣論)について言及し始めました。
MMT(現代貨幣論)と言うのは、私がこのメルマガで昨年はもとより10年ほど前からお伝えしている、
「国の借金問題は存在しない」
「国の借金問題と言う大嘘によって私たちは貧困化させられた」
「財政赤字はいくら増えても問題ない。(注意点はインフレ率のみ)」
「デフレ期に絶対に増税などしてはいけない」
「税金は財源ではない」
「政府の赤字=民間(国民)の黒字」
「国の借金と言われる1200兆円は返済不要。」
「政府の債務残高1200兆円は、政府が国民にお金を使ってきた単なる履歴。この金額がどれだけ増えても一切問題ない」
「国債発行をすれば、政府は国民にいくらでもお金を出すことが可能」
といった話の根底にある理論のことです。理論というかただの事実ですが。
この国を貧困化させて先進国から脱落させた、
「過去25年にわたる日本の最大の問題点」
を説明する(解決する)ベースとなる貨幣の理論。
日本がこれほどまでに貧困になった理由は、MMT(現代貨幣論)の考え方を無視して、
財務省が自分たちの権力拡大のために、財政研究会と言うマスコミの情報源となる記者クラブを利用して、
マスコミを操作しながら国民を洗脳し、MMTとは真逆の緊縮政策を行ってきたからです。
このMMT(現代貨幣論)をつい数年前まで、日本のメディアや言論人・経済学者たちは、
「頭のおかしい人間たちによる奇想天外な理論」
と言う印象操作をして報道してきました。
と言いますか今でも、主流派の経済学者達は皆そう言っています。
本当にこの事実をわかっていない「有識者」も多くいて、まして詳しいことをよくわからない一般の人たちは、何が正しいのか混乱している状況でもありました。
ところが、その主流派の経済学の方が「完全に間違いだった」ことが実質的に証明されたのです。(特に去年のコロナによって。国内だけでなく世界中で証明された)
このメルマガで何度もお話ししてきましたが、コロナが発生してから一気に「国の借金問題は大ウソだった」と言う事実が、国民の間に広まりました。
マスコミは相変わらず財務省路線の報道しかしませんでしたが、コロナで失業不安が最大化して、国民の経済的な危機意識が一気に高まった結果、
大勢の国民がネットで日本の財政状況などを調べだし、2020年のたった1年間で、凄まじいまでの勢いで「国の借金問題の大ウソ」がバレて行ったのです。
その勢いがあまりにも凄まじく、また真実に気づいた多くの国民が嘘をついている人間たちを徹底批判しだしました。(当たり前です。生活と命がガチで脅かされたわけですから。生きるか、殺されるかレベルの話)
あまりにも一気にばれてしまったので、このままでは自分たちの分が悪くなると判断したのでしょう。
それまで散々ウソの財政破綻を煽っていた経済学者(財務省の御用学者の慶応大教授土居丈朗ら)や言論人たちは、「財政破綻」と言う言葉を一気に使わなくなりました。
それが嘘だと完全にばれたせいで、このワードを使うと大勢の人たちから叩かれまくるようになったからです。
代わりに「財政規律が大事」「財政健全化」「財政再建が必要」などと言う新しいレトリックの嘘ワードを作り出し、相変わらず嘘をついている人間も多いですが、
さすが狡猾な21世紀最大の国賊・竹中平蔵先生は、このままでは自分の分が悪すぎると判断。
昨年11月末に突然、日本が財政破綻しないことをテレビで認めて、ネットやMMT界隈では大騒ぎになりました。
そして今回の池上彰大先生です。
▼MMT(現代貨幣論)信奉者続出!? 「借金大国の日本を見習え」という理論 | 文春オンライン
上記は池上彰の記事ですが、一部引用します。
『(前略)ところがこの頃からアメリカでは、
「日本を見よ。大量の赤字国債を抱えていても、財政が破綻していないではないか。金利も低いままでインフレになりそうもない。
自国で通貨を発行している国は、借金を返済するためにいくらでも通貨を発行できるのだから、財政赤字が拡大しても心配ない」
という理論が急激に影響力を拡大しました。(後略)』
『インフレを心配して財政赤字を拡大しないようにしているから経済が成長しない。
いざとなれば中央銀行ではなく政府が紙幣を発行すればいいのだから、赤字を心配せずに国は借金を増やせというわけです。』
『消費税増税に左右両方から反対の声。それにもかかわらず、最終的に安倍首相は増税を決断したのでした。』
…この問題に少しでも詳しい人なら、上記の文章を、あの池上彰が書いたと言うのは、信じられないと思います。
(最後の消費増税の一文は「どの口が言うてんねん!!」と言うのが論理的に正しい関西人のツッコミになります。消費増税の必要性を、誰よりも国民に伝えてきたのは完全にお前やん!というヽ(;´Д`)ノ)
これではっきりしたのは、池上彰はこれまで一切スルーしてきたMMT(現代貨幣論)を、
よーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーやく、理解したということです。
素人の私でも10年前に理解していたことを、日本を代表するジャーナリストらしき人物は、今年になってやっと理解したもよう(゚o゚;;
つい先日も池上彰の嘘番組が報道されたばかりで、とにかく彼は長きにわたり「日本は国の借金で財政破綻する」とテレビで報道し続け、
消費増税の必要性をいい続け、実際のそのせいで国民の半数までもが「絶対にやってはいけないことが証明されている消費増税」を受け入れててきたわけです。
(2019年10月の最悪の消費増税10%の時ですら、なんと国民の約半数が賛成していました。「消費増税は嫌だけど、『国の借金』も返さなければならないし、社会保障などのためには仕方がない」と考えたわけです。その判断の相当な部分に、池上彰の番組も大きな影響を与えています。)
つまりこの国を貧困化させ続けてきた、紛れもないA級戦犯(張本人)の1人だと言うこと。
しかしその嘘が一気にばれて、Twitterにもテレビ局にもYouTubeの動画にも、彼への批判が殺到しまくりました(当たり前)。
彼が数ヶ月前にYouTubeにアップしていた動画も、とんでもない数の低評価の数だったりしたので、さすがにどんな馬鹿でも気づきます。昨年のどこかのタイミングで、
「え?もしかして俺、間違ってたの?」
とでも思ったのか、この数ヶ月で一気に勉強したのでしょう。
満を持して(?)今回の記事を出すに至ったわけですが、あまりにも彼のこれまでの主張と真逆すぎて違うため、
MMT(現代貨幣論)が実は正しかったことをようやく理解できたとしても、
それはつまりこれまで自分が全く間違った話を偉そうに日本中にテレビを使って広めていたことになる(=日本を貧困化させ、大勢の国民を間接的に殺してきた大罪を犯してきたことになる)ので、
それをごまかすために、上記の記事では否定も肯定もせず、中立を装って書いています。
しかしその文章を読めば、明らかに彼はMMT(現代貨幣論)の正しさを理解した上で、中立を装って書いているのがありありとわかるのです。本当に卑怯者だなと思います。そうでなければ、ただのバカです。
いきなり自分のこれまでの長年の主張を180度転換したら信用を失うどころか、全国民から袋叩きに合うでしょう。(もうネットでは真実を理解してる人間からは袋叩きですが)
マスコミは財務省に逆らえませんからテレビで批判はされないにしても、真実を知った国民が現時点でもこれだけいるわけですから、全テレビ局がスルーしようとも、国民が許すはずがありません。
このまま同じ主張を繰り返せば、確実にテレビ以外のすべてのメディアで、永久に叩かれまくることになります。
実際、去年だけ見ても、彼への批判の勢いは凄まじいものがありました。(繰り返しますが当たり前なのです。池上彰の嘘情報のせいで、日本中の国民が失業・倒産・貧困・自殺に追込まれたわけですから。)
彼はこれから段階的にこっそり意見を変えていくのか、
それとも竹中平蔵のように、何の謝罪も反省も述べず、 ある日突然テレビで、 シレっと「財政破綻なんかありえないですよ」などとドヤ顔で言い出すのか、現時点ではわかりません。
以前このメルマガでも書いたように、私は池上彰がこれまで嘘を報道してきたのと同じゴールデンタイムの時間帯で
「池上彰の大謝罪特番!国の借金問題は全部嘘でした」
と特番を組んで、全国民に謝罪し、国の借金問題がなぜ嘘で、なぜ日本は財政破綻しないかそのメカニズムを全て全国民にわかりやすく解説し、
財務省の緊縮政策によってこの国が貧困化させられ、
このまま積極財政に転換できなければ、日本は7年後から10年後には必ず中国の属国になると言う事実を伝え、(すでに日本中の土地・建物・企業が猛烈に中国に買収されています。とくに最近は東京)
その特番を最低5回以上、テレビ各局で放送しない限り、絶対に許さないことにしています。
これほどまでにこの国をボロボロにして、大勢の人間を間接的に殺した人間が罪を一切償わないのに許せるほど、私は人格者ではありませんので(ーー)
彼にほんの1ミクロンでもジャーナリスト魂か、プロとしての矜持か、ミジンコレベルの人間としての良心があるのであれば、
死ぬほど遅かったですが、今頃ようやくMMT(現代貨幣論)の正しさに気づいたのなら、
テレビ局に企画をプレゼンするなり、企画が通らないなら(99%通りませんが)、YouTubeでも記者会見でも何でもいいので、
【 自分の全存在を懸けて、あらゆる手段を尽くして、全国民に真実を伝えるべき 】
です。それ以外の選択肢は一切あり得ません。
これだけの罪を犯しながら、自分の間違いに気づいたにも関わらず、自分の信用を失くすのを恐れて、その程度の国民への説明責任を果たさないなら、
ジャーナリスト失格どころの話ではなく、普通に論理的に考えて、必然的に人間失格レベルだと断言できてしまうので、
池上彰氏にジャーナリストとしての矜持や、人としての良心が、ほんのわずかにでも残っていることに期待したいと思います。
もし、ようやくMMTを理解し、ここまで事実を認識したにも関わらず、上記の行動に移せないようなら、
残念ながら、今後も徹底的に批判・糾弾せざるを得ません。
もはや彼にはこのまま「21世紀最大の国賊」の1人になるか(もうなってますが)、
転向して国賊から「この国の最大の問題(貨幣観の間違い)を全国民に気づかせたヒーロー」になるか、
いずれかしか道は残されていないと思います。
ゴールデンタイムの時間帯で、自らはテレビを利用しまくり一般人の年収ほどもある高額のギャラをとりながら、
何年にもわたり、何度も何度も、財務省のみに都合のいい大嘘を広めまくって、国民を貧困化させ、
間接的に大量殺人まで犯してしまった「ジャーナリスト」が、
自分の分が悪くなって転向する時だけ、テレビでの謝罪も反省の弁も、何の説明もなく、
ネットの活字媒体だけでこっそり主張を変えていく、などという所業を、
貧困に苦しむ国民も、緊縮政策で亡くなった数え切れないほど多くの人たちやその遺族も、
本来なら生まれることができたのに、緊縮政策による総貧困化で生まれてくることができなかった数百万人の命も、
この国の先祖達も、おそらく天も、
絶対に許すはずがないと思います。
それではまた。
関連記事
「2人の超有名人」がMMTをようやく理解した件
経済学者・浜矩子氏に謝罪を要求します
緊縮財政で貧困になるメカニズム~総まとめ~