- 2021-5-1
- 未分類
こんにちは、中西です。
前回は、私が20代の時に師匠の経営者の方に教えてもらった「資本主義社会の法則」をご紹介しました。
ポイントのみおさらいしますと、
【 資本主義社会においては、自分に付加価値をつけていかなければ、人は年齢とともに必ず価値が低下していく 】
と言うものです。
これはもう万有引力の法則みたいな絶対的な法則に近く、この法則から逃れられる人はいません。
ちなみに既に解説しましたが、ここで言う付加価値と言うのは、
「知識」「スキル」「経験」
の積み重ねによって出来上がった、「世の中(主に人や企業)に貢献できる度合い」といったニュアンスです。
さらに上の3つに、自分なりの
「工夫」「アイディア」
を付け加えていくことで、資本主義社会における付加価値が高まっていきます。
これは会社員などの雇用される働き方か、自分で事業を作りだす自営業・起業家のような働き方かには関係なく、どの立場で働くにしても同じなのです。
つまり資本主義社会に生きている限り、
「自分の価値を高めないまま放っておくと、年齢とともにどんどん自分の価値は低下していき、
気づいたら誰からも相手にされない(=お金を払ってもらえないor払ってもらえたとしても低い金額しか払ってもらえない)状況に必ずなっていく」
と言うことです。
私自身は伝統のある中小企業をはじめ、設立から数年しか経っていないITベンチャー企業から、
日本人なら誰でも知っている大企業(伝統的なメーカーの大企業と、先端的な通信分野の企業)まで、
幸か不幸か、あらゆる規模・種類の会社の職場で働くことができたのと、
ライター時代に企業の採用分野の取材で数百社回ることができたので、
師匠の社長に教えてもらった上記の「資本主義社会の法則」が、単なる本で読んだ知識レベルではなく、肌感覚でめちゃくちゃリアルにわかるんですよね。
まぁ別にそんなに色々な企業の現場を知らなくても、普通にここ数年のニュースを見ていれば、誰でも充分理解できることだと思います。
早期退職・希望退職と言う名の実質的なリストラをやっている企業の条件を見れば、
ほとんどが「40代以降」ばかりですからね。
ただ最近は年齢が早まってきて30代のパターンも増えていますが。。
そういったニュースを見ても、企業にとっては、
「人材は一部のエリート幹部を除き、20代と30代しかもういらない」
のです。ある意味、意思表示がめちゃくちゃはっきりしてるじゃないですか(-。-;
もともと資本主義社会と言うのは、そういうふうに年齢とともに自動的に価値がどんどん落ちていくものだったのですが、
連日お伝えしている財務省による緊縮財政と、コロナ不況によって、
企業における人材の考え方が、さらにどんどん変わっていっているのです。悪い方向へ。
企業(特に上場企業)はその構造上、従業員よりも株主を優先するようになっています。
その傾向が特にこの数年一気に強まってきているのです。
株主からしたら
「従業員の首を切ってでも利益を出せ!そして自分たちに配当金を配れ!」
と言うことを企業に求めるわけです。
景気が良くて企業に余裕があれば、従業員をしっかり人生の最後まで雇用できたわけですが(昭和の時代など)、
財務省のせいでここまで長期間にわたり不況(デフレ)が続いてしまったので、従業員を人生の終盤までしっかり雇う体力が無くなってしまったのです。
何せ従業員に払う給料=人件費と言うのは、どの業界においても、どの会社においても、他の何よりも巨大な経費(=コスト)になりますから。
従業員の首を切ることで、短期的にはあっさりと利益を出すことができるわけです。
株主と言うのは、長期的にその企業に投資している人以外は、投資している企業に短期的に利益を出してもらって、短期的に儲けたいと言う人が多いのです。
そういう株主からすれば、自分が金さえもらえればいいので、顔も知らない投資先の企業の従業員のことなんて知ったこっちゃないわけです。
そういう株主の「従業員の首を切って利益を出せ!」と言う要求に、経営者は従わざるを得ないと。
結果として、40歳以降の社員はどんどん首を斬られていくと言うことになります。
つまり今後は、
【 社会人として安心して働けるのは、20代と30代だけ 】
と言うことになります(゚o゚;;
(30代すらだいぶ怪しくなってきてますが)
このメルマガには若い読者さんも多いのでおっさんから言わせてもらいますと、
20代30代なんて、はっきりって恐ろしいほどあっという間に過ぎ去りますよ。
20歳前後の時に想像している100倍位のスピード感です。嘘だと思うなら30代・ 40代の人に聞いてみてください笑
以上が特に今後の日本における資本主義社会の大前提となりますので、
この前提を理解して頭のど真ん中に入れた上で、自分自身の社会人キャリアを進めていく必要があります。
ただパターンとしては少なくて、
1、年齢とともに本業の収入が上がるように、自分に価値をつけていく
2、年齢とともにトータルの収入が上がるように、「副収入」を手に入れる
…以上の2つしか本質的にはないと思われます。
両方とも本質的には、
「年齢とともに上がっていく収入低下(or失業)のリスクを減らす行為」
になります。
ただ個人的には、1の方向性でやっていくのは、今の日本の状況を考えると、かなり危険な気がするんですよね(状況にもよりますが)。
要するに副収入を手に入れないで、収入源が本業1本になり、
その本業で価値を高めることで、どこの会社からも求められる人材になり、
最悪首を斬られたとしてもすぐに転職出来るようにもっていく、と言うやり方です。
上記でちらっと書いた、出世志向の人で、今自分がいる会社の社長や経営幹部を目指す、
「スーパーエリート幹部社員」
を目指すなら、それでもいいと思いますが、それは本当にごく一部の優秀な人かつ出世志向の人なので。
自分がそれに該当する場合は、本業の付加価値を極限まで高めていくと言うやり方でもいいと思います。
逆にそうでない大半の人にとっては、「副収入」を得る形でリスクを分散するしかありません。
そして副収入と言うのは、一般的には副業か投資しかありません。
ただし投資の場合も長期的な戦略でやっていかないと安定して儲けを出す事は難しく、
しかもほとんどの投資において、ある程度以上の「元銭」(投資資金)が必要ですので、
その元となる投資資金がなかったり少なかったりする場合は、儲ける事は非常に難しくなります。
また、そもそも投資のような作業をやること自体が、全く興味を持てないとか、全く面白みを感じない人もいます。
例えばパソコンでチャートの上下を見て、売り買いする作業や、そのための勉強に全く興味が持てないタイプの人。
そのタイプが自分の興味と全く合わないタイプの投資をしてしまうと、
単純に心理的にブレーキがかかりますので、モチベーションも低くなりがちで、苦痛でしかない時間になります。
私もある分野の投資で経験がありますが、ほぼ儲かるとが分かっているのに、つまらなすぎて脳みそが停止して苦痛でやれなくなったことがあります。
つまり投資の場合は、そこそこの元手となる投資資金がなければお金を増やせませんし、
負けた場合は投資資金がゼロになることすらあります。FXで数百万・数千万円消した人の話なんて
、山ほど聞きすぎて数え切れません。
そういった状況を知っていましたので、上記のような資本主義社会の逃れられない法則から、うまく人生を乗り越えていく人を増やすために、私自身にこういった情報提供以外で何かできることがないか考えていたところ、
昨年あるプロジェクトで知り合った動画編集者の方がとても優秀だったので、
彼女をプロデュースしてMPA(ミリオンプロアカデミー)と言う動画編集者の養成講座をプロデュースしました。
まぁあくまで動画編集の仕事の内容を知ってもらって、興味のある人限定に参加してもらえれば良いと考えてリリースしたのですが、
一方で、動画編集の仕事というのは、個人事業の初心者にとっても、最初の仕事として非常にとりかかりやすい仕事なので、
その点でお勧めできると考え、このメルマガでも何度か紹介してきました。(前回は2月)
それで前回の2月から3カ月間ほど販売停止していましたが、ゴールデンウィークに突入して何人かの方から再販希望のお声をいただきましたので、
3ヶ月ぶりにゴールデンウィーク期間中だけですが、販売提供することにします。
内容は案内のページに全部書いているので、詳しくはそちらをご覧ください。
▼動画編集者の養成講座MPA(ミリオンプロアカデミー)
(5月2日からGW限定で特別キャンペーンを開催!)
余談ですが、先日ある投資チャンネルのYouTuberさんが、「副業」の重要性の話をされていて、
「副業なら特に動画編集がオススメ」
と言う話をされていました。正直言いますと、超うれしかったです(*´-`)
その投資チャンネルの人気YouTuberさんは、いい加減なことを言わない人なので個人的に信用しているのですが、
その人も今後は(特にお金がないうちは)副業が重要と説いていらっしゃり、
しかもその副業として、いろいろある中で「動画編集」だけをお勧めされていたので、私と意見が完全に一致していてうれしかったと言う話ヽ(´▽`)/
その根拠となる理由については案内ページの方で詳しく説明しているので、興味のある人はゴールデンウィーク中にご覧いただければと。
▼動画編集者の養成講座MPA(ミリオンプロアカデミー)
(5月2日からGW限定で特別キャンペーンを開催!)
今回お話しした資本主義社会の生き残り方のテーマについては、
引き続き突っ込んでお話ししていきます。
それではまた。