- 2019-5-28
- 勉強の集中力をアップさせるテクニック
こんにちは、中西です。
勉強に集中するためには、(前提として)できるだけストレスを減らす必要があります。
ストレスを抱えている状態では集中しづらいのです。これは経験的にも分かる人は多いと思いますが、科学的にも判明している事実です。
では、どうすればストレスを減らせるか?
これについては多数方法がありますが、今回はその1つを紹介すると、
「咀嚼(そしゃく)」
です。ようするに「噛む」ことですね。
別に食べる物は何でもいいのですが、「咀嚼」という行為によって、人はストレスを減らすことが分かっています。
メカニズムとしては、「幸せホルモン」と言われるセロトニンという物質が「咀嚼」によって分泌されるのですが、これがストレスを減らしてくれるのです。
ただ、あまりにも短時間しか咀嚼しなければ、やはり効果は少ないです。10秒だけ何か噛んだとか。まあそれでもスッキリすることもあるでしょうが(ーー;)
長く咀嚼を行うのにうってつけなのが、「ガム」でございます。
ガムは口から捨てない限り無くならないので、基本的に長時間咀嚼できます。ちなみにクロレッツなら味が無くなるまで30分は行けます(笑)
スポーツ選手がガムを噛んでいるのも同じ理由で、セロトニンが出てリラックスすることで、目の前のことに集中しやすくなるからです。行儀は悪く見えても、理に適っているのです。
あとは、食事で「ゆっくり噛む」のもおすすめ。
一口食べたら30回以上噛んでみてください。ゆっくり咀嚼するとドロドロになるので内臓の負担も減りますし、セロトニン効果でストレスも減るので、一石二鳥で食後に集中しやすくなりますヽ(´▽`)/
余談ですが、ストレスが増えるとそれに反比例するようにセロトニンが減ります。
結果、脳がセロトニンを増やそうとして、「甘い物」が欲しくなるのです。なぜなら、甘い物を食べるとセロトニンが“一時的に増える”から。
ストレスを抱えるほど太りやすくなりますが、それは脳がストレスでセロトニンが減ってしまい、それを補うために甘い物を食べてしまうからなんですね。
そうなると悪循環なので、そもそもストレスを抱えないorストレスがたまったら早めに解消するのが重要になります。
そのための方法の1つが「咀嚼」というわけですね。個人的におすすめはキシリトールガム。虫歯予防になりますので。あとは上記の通り食事でよく噛みましょう。
というわけで、「噛む」という行為は日常的すぎてあまり重視しない人が多いですが、一般的に思われている以上に心身にプラスの行為なので、意識して「噛む」回数を増やしてみてください。
なお、今回の話はほんの触り程度ですが、さらに突っ込んだ集中テクニック等については、以下のプログラムで詳しく解説しています。集中力にお悩み中の方は参考にしてみて下さい。
▼「家で勉強に集中する方法
短時間きざみ勉強法 完全マスタ―プログラム」
それではまた。