- 2019-3-28
- おすすめ記事, 勉強のやる気アップ法
こんにちは、中西です。
ここ最近は、春休みのような「時間の自由度が高い休日を充実させるコツ」についてお話ししております。
今回もこの流れで。
長期休暇や休日と言うのは、「学校(会社)に行かなければならない」と言う強制力が働かないため、自分でルールを作ったり工夫したりしないと、密度の高い1日を送るのは通常は難しいです。
ちなみに私の場合、ルールも何も決めてない自由な状況ですと、「朝起きて靴下を履く」ことすらめんどくさいと感じます(>_<)。「誰か勝手に靴下を履かせて」みたいな、王様なみの願望が芽生えるほどです。
シャツを着るのも、ズボンを履くのも、基本めんどくさい。
例えば会社に出勤するとかアポとかが入っていて、「朝8時までに家を出ないといけない!」といった強制力が働く状況があれば、嫌でも着替えざるを得ません。
しかしそうでない時(休日など)は着替えすらめんどうに感じることが少なくありません。
実は、こういう強制力が働かない状況でも、着替えを始め、日常生活や仕事における「細々とした雑用」をすんなり実行できる方法を、ある日発見しました。
もともと、そういうやる気の起きない雑用系のタスクは、過去の経験で「タイマーを設定すると良い」と言うことがわかっていたのです。
なので、例えば「部屋の掃除をしないといけないな」と思いつつ面倒な時は、タイマーを10分とかに設定してスタートする。
すると「カウントダウンのパワー」で、自然と体が動き出して、掃除に取り掛かることができてました。
ただ掃除のような10分ぐらい本腰を入れてやるタスクであればタイマーを使えるわけですが、
例えば上記のような「靴下を履く」「シャツを着る」「パジャマをたたむ」みたいな10秒ほどでできる細かい作業まで、いちいちタイマーを設定する気には普通なりません。
そもそもそういった1分以内の数秒程度で完結する細かい雑用なんていうのは、1日の中で何十回もあるわけです。
靴下を履く、シャツを着る、顔を洗うなどもそうですし、勉強なら例えば、「宿題をやらなければいけない」ときに、まずカバンから教科書とノートとペンケースを取り出す。この程度のことも面倒に感じることがあると。
案外そういったものをカバンから取り出して机におけば、「じゃあそろそろ取り掛かろうか」と言う気持ちも湧いてくるのですが、そこまですら行かない(ーー;)
こういう感じの「勉強に取り掛かるまでにめちゃくちゃ時間がかかるのをなんとかしたいです」「集中する以前に机に向かえません」みたいなご相談も、私の元には頻繁に届きます(昔からですが)。
この悩みを解決する方法はいくつかありますが、とにかくまず「初動」を突破することが大事なんですよね。
要するに「最初の一歩目の動作」です。
ここを突破すれば後は割と楽になります。何でもそうですが一歩目が1番負荷がかかるので。
それで私はある時考えました。
キッチンタイマーで時間を設定すればやる気になるけど、数秒とか10秒程度のごく短い作業のたびにキッチンタイマーをいちいち設定してたらキリがない。
だったらキッチンタイマーでカウントダウンをするのではなく、「脳内でカウントダウンをする」といいんじゃないか?…と。
キッチンタイマーで雑用のやる気が湧いてくるのは、本質的には「カウントダウンされること」がやる気を生み出すからです。
5秒とか10秒の非常に短い時間で完了するタスクのたびにいちいちタイマーを設定できないなら、
そういう超短時間のタスクは「脳内でカウントダウンする」ことで解決するんじゃないか?
で、やってみたんです。
テーブルの上に置いてある、もう飲まなくなったコーヒーカップ。これをキッチンに持っていって片付けるのに、10秒もあればできるだろう。
脳内で10 ・ 9 ・ 8 ・ 7 ・…でカウントダウンをスタートさせてみました。もちろん0になる前にカップをキッチンに持っていくだけ。
あっという間にできました♪( ´▽`)
次に、集中するためにスマートフォンの電源を切る。放置しがちですが、こんなのは5秒でできます。
そこで脳内で5 ・ 4 ・ 3 …とカウントダウンすると同時に手が動いて、あっという間に電源を切っていました。
朝、靴下を(すぐに)履くのもこれで解決しました。
靴下を履くときに、片方ずつ5 ・ 4 ・ 3 … とカウントダウンを始める。すると0になる前に履かないといけないと言う意識の力が働いて、あっという間に靴下が履けました!(←幼児か)。
こんな感じで、5秒とか10秒とか数十秒でできるタスクについては、いちいちキッチンタイマーを設定するのではなく、
「脳内でカウントダウンをする」
ことで、めんどくさい雑用もことごとく簡単に体が動くようになったのです。
ちなみにこのときのポイントは、「正確な秒数でなくてもOK」と言う事です。
10 ・ 9 ・ 8…とカウントダウンするときに、ゆっくり数えても問題ありません。
なぜかと言うと、正確な秒数に意味があるわけではなく、「カウントダウンすること」に意味があるからです。
なので10秒のカウントダウンをしたはずなのに、実際は15秒ぐらいかかったとしても、その秒数の正確性はあまり気にする必要はないわけですね。
この方法は前に上記のように思いついてから毎日のように実践してる方法ですが、キッチンタイマーも必要ありませんし、いつでもどこでも簡単にできるので、私みたいなものぐさな人間には我ながら非常に使える方法だと思っています。
細かい雑用のやる気が起きずに悩んでいる人や、勉強などに「取りかかる」ことが出来ずに悩んでいる人は、よかったら試してみてください。
なお、今回のような話のさらに突っ込んだ内容を集めた、自宅学習のやる気・集中力を高める圧倒的に効果の高いテクニックの集大成がこちら。
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この完全マスタープログラムをリリースしてから1周年となりました<(_ _)>カンシャ
合わせて、このタイミングでまもなくYouTube動画の方も300万回再生を突破しますので、
この両方を記念して、週末から上記プログラムの特別キャンペーンを実施予定です。お楽しみに。
それではまた。
P.S
先日も書きましたが先週の金曜・土曜にメルマガが届かなかったという声を複数頂きましたので、ご覧になれなかった人向けに、以下にメルマガをアップした記事リンクを貼っておきます。
ちなみに「メモを~」の記事は、単なるメモ論にとどまらない非常に重要な内容になっているので、まだの方はぜひご覧くださいませ。