- 2017-11-3
- おすすめ記事, 勉強の集中力アップに役立つアイテム
(今回は前説で「手話の体験会」に行った話、
その後本題に入ります。
前説には興味ない方は、スクロールして
下の本題へ行ってくださいませ)
——————————————-
こんにちは、中西です。
本日は、首都圏某所にて
「手話の体験会」
に参加しておりました。
参加者は7人ほどの少人数制で、
女性5人、男2人。
講師は生まれつきろう者の年配の男性と、
健常者で手話を話せる女性の先生。
最初の30分くらいは講義で、耳の不自由な
人にはどんなタイプの方がいるのか(耳が
全く聞こえない、少しは聞こえる、少しは
しゃべれる等)、
男性講師が過去に経験した辛かったこと・
その逆の人のやさしさに触れた経験談などなど。
その講師の方は日本中を震撼させた地下鉄
サリン事件にも遭遇されていて、耳が全く
聞こえないので最初は何が起こったかわか
らなかったそうです。
それを電車に同乗していた、強面の怖そう
な男に助けられて、いまだにその人と付き
合いがあるそうな。
手話の概要の説明を受けた後、手話のやり
方の基本や、どんな形で伝えるのかといっ
た説明を受けて、さっそく実習へ。
私は端っこに座っていたのでいきなり私が
当てられまして、名前を教えてくださいと。
その後、私のフルネームを手話でどう伝え
るか教えてもらい、その場で自己紹介の
やり方と一緒に覚え、即みんなの前で披露(゚ロ゚;)
いきなりで覚えるのが大変でしたが、自分
の名前を手話で伝える快感を初めて味わうの巻。
講師からよくできましたの手話をされ、
私の中で何かが弾けた感覚が(笑)
私の番が終ると隣の人がまた自分の名前を
手話で教わり、その場で自己紹介。
自分の番が最初に終わった私は、当然
リラックスしてたのですが、4人目に行く
前に、また私を指名。もう一回やってみな、
とΣ(゚д゚;) エエ!
忘れかけた頃に再度やらせる。記憶の定着
率を考えるとすばらしい当て方でした(。´Д⊂)
その後、数字の伝え方、色など、基本的な
単語の手話を学びました。
さらに応用で、自分の誕生日を伝えたり、
自分の好きな色・嫌いな色の伝え方まで
1時間で学ぶという高密度。
総括として感想をいいますと、
「とにかく楽しすぎる!!」
「ずっとやってられる!!」
「手話もっとやりたい!!」
ということです。これは他の参加者も
みんな同じように感じたはず。
まさかここまで面白いとは思いませんでした。
なぜ面白いのか考えてみたのですが、講師
の男性も教え方がうまいですし、彼の話を
私たちに翻訳してくれる司会の女性の先生
も教え方が非常にうまいのもあります。
が、おそらくそれ以上に、
手話そのものが面白い
です。
手話の多くが絵的なイメージで指を動かす
のですが、たとえば
私の(私は)・・・顔を指でさす
名前は・・・左手をパーにして右手の親指で拇印を押す動作(名前のハンコを押すイメージ)
誕生日は・・・両手をお腹にあてて、そのまま真下にパー(赤ちゃんが生まれる動作)
赤色・・・唇を指で刺す
黒色・・・頭を手でおさえる
白・・・歯を指でさす
緑・・・両手の指で緑が生い茂る動作
青・・・あごのヒゲをさわる動作(笑)
ちなみに「中西」の「西」は、両手の人差
し指と親指を「下に向ける」のですが、
なぜ下に向けるかというと、太陽は東から
昇って西に沈むため、「沈むイメージ」で。
よって「東」は逆に指を上を向けると。
こんな感じで、絵的なイメージのある手の
動作で文字・意味を伝えるので、とにかく
面白いのです。
大学時代に中国語を習いましたが、その
50倍くらい面白かったですね。
頭で覚えるのではなく、手話だから当たり
前ですが、上半身を動かしまくるため、
実際にやってみると想像以上に楽しいです。
まあ今回は基本中の基本ですから、本格的
にやり出したらもっと大変かもしれませんが、
だいたい面白いことって最初から面白い
ことが多いですからね。
ろうの方としっかり交流したのも生まれて
初めてでしたが、こんな感じでプチ体験か
ら「面白い!」「楽しい!」という動機で
手話をスタートするのもアリなんじゃない
かと思いました。
余談ですが、出身地を聞かれて「滋賀」と
答えましたら、なぜか滋賀はギターを弾く
動作で表現されました(゚o゚;)?
ギターじゃなく、まさか三味線で、
三味線⇒琵琶法師⇒琵琶湖⇒滋賀か。。。
苗字の「佐藤」が口を触る動作(砂糖?)
だったので、さもありなん。
「滋賀」がなぜあの動作か謎のまま終了(笑)
■ネットサーフィンは「エネルギー欠如」の警戒信号
勉強中につい余計なことをしてしまい、
目の前の勉強に集中できなくなる人は
少なくありません。
「余計なこと」とはいわゆる“脱線”のこと
ですが、たとえばネットサーフィン・SNS
チェック・YouTubeなどのスマホを閲覧す
ること、漫画や雑誌を読むことなどです。
そうなってしまう原因はいくつかあります
が、意外に気づいていない人が多いのが、
「エネルギー欠如による脱線」
です。
自分自身のエネルギーが低下してしまうと、
勉強に向かうやる気がガス欠のように低下
するため、高いレベルのエネルギーが必要
な勉強という作業に向かえなくなるわけです。
そこでエネルギーが低くてもできる「余計
なこと」に手を出して、時間を潰そうとす
るわけですね。
これはその人の意志が強い・弱いは関係あ
りません。
その“意志力”そのものが低下しているわけ
ですから、どんな人でもその状況に陥ったら
「エネルギー欠如による脱線」
はありえるのです。
問題は、その「エネルギーが低下している」
状態を自覚していない(できない)ことが
よくある点です。
エネルギー低下を自覚していないのに脱線
するとどうなるか。
答えは簡単で「自己嫌悪に陥る(。´Д⊂) 」
わけですね。「なんて俺は意志が弱いんだ。
情けない。。」と自分を責めることになります。
なので対策としては、脱線して余計なこと
をやり始めたとき、あるいは、余計なこと
をやりたい気分が高まってるのを察知したら、
しっかり休むことです。
この場合は少し時間をとって休んでいいの
で、休息をとりましょう。そのまま続けて
も、余計なことにまた手をつけて再度脱線
するか、集中できずにダラダラ机に向かう
だけですので。
脱線は「意志が弱い」のではなく、
「エネルギー低下のサイン」であることが
非常に多いです。
その兆候を感じたら、一度休んで、
エネルギーをしっかり充電してから
再開するようにしましょう。
それではまた。