- 2018-10-5
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ
こんにちは、中西です。
前回は、読者の皆さんから届いた「月間目標」とその「宣言」を、PDFにまとめて紹介しました。
まだ見てない人はこちらからどうぞ。
※スマホで見る人は、画面を横にした方が見やすいです。
▼みんなの月間目標と宣言内容まとめ(PDF38ページ、83人分)
このPDFのみんなの宣言を読んで「刺激を受けました!」という人が多くて良かったです。全ページ印刷して、勉強する場所に置いてくれた人もいました。
私自身もいろいろ気づきがあったのですが、その中でも改めて実感したのが、「変わりたい」という願望の強さです。
宣言を読むとわかりますが、かなりの割合の人が「これまでの自分から変わります!」「理想の自分になります!」的な宣言をしていました。
こういうのを見ていると改めて思うのですが、結局人は
「理想の自分になりたい」
と強く願う存在だということです。
受験も結局なんのためにやっているかというと、いろんな動機はあるでしょうが、突き詰めていけば「理想の自分になるため」なんですよね。
社会人でも仕事のモチベーションは人それぞれ色々ありますが、「理想の自分になりたい」という願望を持っている人は、高いモチベーションで仕事をしていることが多いです。
たとえば先日届いた宣言の中にもこういうのがありました。(以下、2人分を一部抜粋)
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時間は平等なんだから使い方を間違えてはいけない。
やると決めたらやる。グダグダしてるのは何よりかっこ悪いよなあ。
何かを一生懸命な人ってかっこいいよね??多分
ならかっこよくなろうや!!!!
よく分からない文章すみませんテンションです笑
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すごいやん!わぁ、ほんま私カッコいいわぁ!
(中略)
1ヶ月前の私に自慢したい、
「ね、今の私すごくない!?やる!って
決めたことやりきったんだよ?
いやー、惚れなおしちゃうよね笑」
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・・・前後をかなりはしょってるので意味不明な文章に思われそうですが、2人とも「カッコいい自分」になることをイメージした宣言をしています。
上記の2人以外にもそういう宣言は少なくありませんでした。
この【「カッコいい自分」になりたい】という基準ですね。
これは十分目標になりうるわけです。
ちなみにこの場合は「定性目標」というものに該当します。
これは、達成した状態を数字で計測はできない目標です(対して計測できるものは「定量目標」)。
「カッコいい自分」を目指すというのは、モチベーションの源泉として実はかなり大きなものになり得るのです。
自分の存在そのものと関わってる内容だから。
私自身も、過去の自分を振り返って見ても、カッコいい先輩を見て「ああいうカッコいい人になりたい!」と強く思ったときのモチベーションは相当高かったです。勉強でも部活でも仕事でも。
だから自分が進みたい道において「カッコいいと思える人に出会う」というのは、かなり重要なポイントだと私は思います。
ちなみに「カッコいい」と言ってますが、別に男子だけの話ではないからね。女子も「カッコいい自分」を目指したらいいんです。
まあそういう要素にまったくモチベーションを見いだせない人は無理して意識する必要はないですが、
「カッコいい自分」というのは「理想の自分」のことですから、それを目指さない人はいないはずです。
なので、ここまでの話にピンと来た人は、定性目標として「カッコいい自分」を目指すのも、モチベーションの源泉として大いにアリだということです。
もちろん、その場合は
「どういう状態の自分が『カッコいい自分』なのか」
を定義しておいた方がイメージが具体的になり、モチベーションも高まりやすいです。
あまり難しく考えず、少し時間をとって、ワクワクしながら「カッコいい自分」について考えてみてください。
それではまた。