- 2016-1-13
- センター試験対策, 勉強のモチベーションアップ, 受験を突破するマインドセット, 直前期の勉強法
こんにちは、中西です。
この1ヶ月ほど、センター試験をテーマに
受験直前期の対策をお届けしてきましたが、
いよいよそのセンター試験まで
あと3日となりました。
そして数日前からは、
このタイミングで大事な考え方
(マインド)をお届けしています。
※ちなみに、最近のマインド系の
記事はこちら。
テクニック的なことも当然大事ですが、
この時期にどういう思考をベースに
勉強を進めているかというのは、
実際の勉強のパフォーマンスに非常に
大きな影響を与えているのです。
そもそも受験勉強というのは、畢竟、
「自分の人生を豊かにするために」
やっているわけですから、
最終局面であらためてそこに思いをはせて、
上の記事のような形で
“受験をやる意味”を再確認しておくのは、
ある意味当然の行為だと私は考えます。
そして本日、センター試験については
本番まであと3日。
ここでどう考えるか、です。
「たった3日で何ができるんだ。
もうやれることなんてない」
と思った人はいるでしょうか。
もしそんなふうに若干投げやりに
思っている受験生がいたとしたら、
ぶっちゃけこれまで勉強を
まともにやってきていなかった
可能性が高いです。
なぜそう言えるのかというと、
1、本当にこれまで真剣に勉強してきた人・
絶対に合格するつもりの人は、
必ず最後の最後まで粘る。
途中で投げやりになるのはありえない。
2、これまで勉強をやってきた人なら、3日もあれば
かなりの量の勉強がこなせることを、
過去の経験則で知っている。
・・・からです。
1はマインドの話ですが、2は
「3日あればかなりの勉強ができる」
という事実を理解しているかどうかの話。
まあ中には
「これまで自分なりに真剣に
勉強してきたけど、
あと3日ではそんなに
勉強なんてできない気が・゚(ノД`;)・゚・」
なんて嘆いている人もいるかも
しれませんので簡単に説明します。
たとえば定期テスト(中間・期末テスト)で
試験の範囲が
そこそこ広範囲であったとしても、
3日くらい前から本格的に勉強して、
その範囲を一気に覚えた
という経験はないでしょうか。
定期テスト対策を
何週間も前から本格的にやる人は
あまりいないと思いますが、
だいたい平均したら1週間くらい前から
本腰が入りはじめて、
最後の数日で一気に勉強を進めて
定期テストにのぞむ・・・
というパターンが多いと思います。
これは試験前の緊張感からくる
「締め切り効果」と相まって、
かなりの集中力でわずか2~3日で
広範囲の勉強ができてしまう
わけですが、
パターン的には受験の2~3日前においても
同じメカニズムが働くのです。
しかも受験本番の場合は、
いうまでもなく人生がかかってい
ますから、
その緊張感も定期テストの
数日前の比ではありません。
結果、集中力は否が応でも高まります。
そしてここが重要なのですが、
残り3日は「受験勉強の総まとめ・
最終チェック」に入ります。
弱点ノート(弱点カード)を
総チェックしたり、
これまで間違えたところや
覚えにくい項目などもつぶしていきます。
単純な集中力の高まりもそうですが、
総まとめ・最終チェックという
勉強内容そのもののが
非常に密度が高いものになっているので、
それらの条件が掛け合わさって、
残り3日の実力の上昇率は、
二次曲線的なカーブを描くイメージで
短期間で一気にアップする
可能性が高いのです。
「3日間」という
残り日数の数字だけを見ると、
あまりにも短い期間に感じますが、
上記のような
非日常的な条件によってすごす
最高密度の3日間になるため、
その数字から感じるイメージを
はるかにしのぐ
実力の上昇が期待できる「3日間」
となります。
これをよく理解しておいてください。
ちなみにこれは残り2日、残り1日でも
同じです。
だからこそ、単なる精神論ではなく、
最後の最後まであきらめてはいけない、
ということになります。
だからこそ、ここで万が一にも
「今さら何をやっても同じ」
などと思っていたら超もったいない
ということです。
単なる励ましの言葉としてでなく、
事実として
残り3日でも、残り2日でも、
残り1日でも、
「まだまだ実力は上がる」
ということです。
それではまた。