- 2015-12-15
- おすすめ記事, センター試験対策, 効率的な勉強法~基礎編~, 過去問の勉強法
こんにちは、中西です。
センター試験が1ヶ月後に迫って
きているため、ここ最近は
センター試験対策ネタに
シフトしています。
あと1ヶ月くらいはこんな感じで
センター対策系のネタの割合が
増える予定です。ご了承を。
今回の話は、センター試験を含めた
「マーク式」の試験全般に
言えることなのですが、
過去問など試験対策の問題をやるときは
【 正解したときこそ要チェック 】
という点が重要になりますので、
これを忘れないでください。
つまり、
マーク式の過去問や問題集を
やっているときに、
当然ですが
正解できた問題と不正解だった問題が
出てくるわけです。
このときに不正解の問題のほうに
みんな注意が向きがちなのですが、
それはまあ当たり前で、
注意してほしいのは
「正解できた問題」にも相当慎重に
なってチェックしておくべき、
ということです。
理由は簡単で、とくにマーク式の場合は
選択制ですから、
偶然正解するヾ(´▽`)ノ
場合があるため。
かりに4択の問題が4題あって、
その4題ともチンプンカンプンで
全然わからなかったとしても、
確率的には4分の1で正解できるの
ですから、4題のうちどれか1題は
正解するわけです。
そういう
「偶然の正解」
がマーク式には当然ありえるので、
正解したからといって、
「しっかり理解できていた」とは
まったく限りません。
あいまいな理解のまま、
「なんとなく3番かな?」
と選んだら正解だった。
そこで「やったぜ!」で喜んで
終わっていたらさ、
・・・すいませんがちょっと
ア○すぎる気がしますぜ(ノд-。)、兄さん。
だからこそ、マーク式の過去問や
問題集をするときは、
正解したときに喜ぶんじゃなくて、
正解したときほど注意して、
その「解法プロセス」が正解だったかを
確認する必要があります。
おそらくこの点
(「正解した問題についても
解法プロセスを確認する」)
については、
性格がけっこう出るような
気がします(笑)。
いちいち説明しなくても
やってる人は当たり前のように
やるのですが、
やらない人はぜんぜんやらずに、
正解したことで満足して
終わっちゃうと。
これは暗記するときもそうなのですが、
「本当に自分は覚えたか?
(理解できたか?)」
という点については、
「これできっと覚えたはず
(理解できたはず)」
と“希望的観測”で判断するのではなく、
必ず“確認”をとって判断する
必要があるわけで、
ようはその習慣があるかどうかです。
習慣といいましたが、ある意味
「マインドセット」
ですね。
つまり
【 確実に覚えた(理解した)確認が
とれるまでは、覚えた(理解した)
とはみなさない 】
というマインドセット。
このマインドセットを持っているか
どうかが、マーク式で正解したときに、
「喜ぶだけで終わる人」と、
「解法プロセスに間違いが
なかったかを念のため確認する人」に
分かれるわけですね。
この
「正解したときの対処の違い」
がずっと積み重なっていくと、
最終的にどういう差となって
本番であらわれるかについては、
ここで書くには怖すぎるので(゚д゚;)
ご想像にお任せします。
というわけで、とくにマーク式の
問題をやるときは、不正解のときの
チェックは当然として、
(よほど「絶対に間違いない」という
確信がない限りは)
「正解したときこそ解法プロセスを
要チェックや!」
というマインドセットを忘れない
ようにしてほしいと思います。
それではまた。