こんにちは、中西です。
今回は、
あまり集中力や勉強と関係ない
雑談系のネタで。
私の好きな作家の一人に
橘玲さんという方がいるのですが、
橘さんが書かれている
ある雑誌の連載で、
興味深い話がありました。
「幸福も不幸も“つながり”から生まれる」
という話だったのですが、その中で、
次のような調査結果が紹介されていたのです。
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アメリカの研究者が
地域社会の交友関係を調査したところ、
幸福な人は幸福な人と、
不幸な人は不幸な人と
つながっていることがわかりました。
友人(1次の関係)が幸福だと
自分の幸福度は15%増え、
友人の友人(2次の関係)なら10%
友人の友人の友人(3次の関係)でさえも、
6%の影響力がありました。
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・・・つまり、
周りの友人の「幸福度」と
自分自身の「幸福度」は、
かなり密接に関係していた
ということです。
ただ、ここでいう「幸福」の定義は、
おそらく自己評価だと思われますが、
そうであれば、
私自身はこの調査結果は
かなり納得がいく感じです。
読者さんがどういうイメージを
持たれているかわかりませんが、
私自身は
「人見知りのくせに、
ある部分において強烈に人好き」
という第三者から見ると
かなりめんどくさい性格で、
わりと誰でもウェルカムなところがあります。
が、今まで出会ってきた人の中で、
できるだけ近寄らない・距離を置いてきた
タイプがあって、それが
「愚痴・不満・批判が多い人」
でした。
これ、年齢関係なく、男女関係なく、います。
はっきり言って、こういうタイプの人は
周りをめっちゃ疲れさせます。
そして大半の場合、ご本人は周りを
疲れさせていることに全然気づいていない。
当然、そんな周りの人を疲れさせたり
人が去っていくような人が、
幸福度の高い人生を歩めるとは思えません。
実際、そのタイプの方は、
私にはあまり幸福そうには
見えませんでした<(_ _)>
これは断言できますが、
「不幸だから愚痴・不満・批判が多い」
のではありませんね、間違いなく。
「愚痴・不満・批判が多いから不幸になっていく」
のです。これはもう間違いないです。
そのメカニズムを話すと
長くなるのでやめますが、
少し考えれば
「愚痴・不満・批判が多い人」
が幸福になれない
というのは、
「論理的に」もう当たり前すぎる
帰結ではないかと思います。
上の調査結果を見て、
「よし、自分も
幸福そう(幸福になりそう)な人
と付き合っていこう」
と思ったなら、
その友人の現状云々ではなく、
その人から
“発せられる言葉”
で判断するのがおすすめ。
たとえば浪人中とか、失業中とか、
その人の現状はぜんぜん関係ないです。
簡単にいうと
「一緒にいて気持ち良くなれるかどうか」
という点で付き合えるかどうかを
判断していいかと思います。
何度一緒にいても
一向に気持ち良くなれない人、
元気が奪われる人は、だいたい
近寄らないほうがいい場合が多いです(´Д`lll)
受験期間中も、
周りの友人知人の影響は
大きいですからね。
受験生の現状なんて、
ぶっちゃけ今はまだ何もないわけですから、
客観的に不満を探せば無限に出てきます。
そういう状況で、
不満・愚痴・批判を全然いわずに
前向きに頑張れる人は
たぶんかなり高い確率で
「幸福度の高い人」
になれます。
さらにそればかりか、その状況で
周りを元気にさせられる人
は、本当に貴重です。
「自分が大変なときに、自分を元気にできる人」
はとても素晴らしい人ですが、
「自分が大変なときに、
自分と他人を元気にさせられる人」
は、私の知る限り、
ものすごく運の良い人(幸福になっていく人)
が多いです。
自分を棚に上げて無責任に言いますが、
私はあなたにそういう人に
なってほしいと思うわけですよ。
それではまた。